今年の2月に深谷にある日本煉瓦製造跡を訪ねたが、ここで作られた煉瓦は東京駅を始めとして著名な建造物に使用されており、他にも代表的なものとして日本銀行本店や迎賓館赤坂離宮などがある。
そこで、今回は先に挙げた建造物の見学とともに、東京見物に出かけて来た。
まずは東京駅の八重洲北口から出ると、見えるのがこの光景。
この場所には初めて来たが、ここから臨む近代的なビルに囲まれた景観は、この後に出てくる丸の内口のそれとは大きく異なる。
そこから上野方向に向けて10分程度歩くと、重厚な雰囲気を醸し出している日本銀行本店が、その姿を見せる。
こちらは東京駅の設計も手掛けた辰野金吾の設計によるもので、明治29年に竣工とのこと。
当初は総石造りの計画であったが、耐震強度の観点から煉瓦を積み上げ、その上から外装材として花崗岩や安山岩が積まれた軽量構造になっているとのこと。
立体的なデザインに加え、随所に彫刻も施されており、とても存在感のある建築物である。
これに比べると周りのビルは図体こそデカいものの、個性のないのっぺらぼうに見えてくる。
この後は進路を反転し、線路沿いに歩いて東京駅へと向かう。
ガード下を抜けると、
丸の内口の駅舎が見えて来た。
比較すること自体無理があるが、やはり深谷駅とは違い、レンガ造りのずしりとした重みが感じられる。
竣工は大正3年であるが、ご存じのように最近復元工事が行われ、平成24年に完成している。
さて、みなさんが良く撮影されているポイントはどこかいなと、その方向を見ると、5、6階辺りに展望デッキのある新しいビルがあった。
JPタワーとのことで、早速、デッキに登ってみた。
新旧のコントラストがあって、なかなかいい眺め。
それにしても駅舎の上部にある円形状の部分には、色といい、形状といい、何ともそそられ、ついつい何枚も撮ってしまった。
そして、次に向かった先は、四ッ谷駅。
迎賓館に行く前に、駅の周囲をちょっと回ってみた(ホントは迷って遠回りをしただけの話)。
首都高の下を、しばらくお堀沿いに歩く。
春のどか、釣り糸垂れし、なに想う(よけいなお世話じゃ!)
工事中のビルに、つい惹かれてしまうのは何故?
紀尾井町のおシャレ過ぎる通りを歩けば、気分は既にそこの住民。
cocoの散歩ついでにcafeでcoffee breake、と妄想してみる。
妄想から覚め、ようやく迎賓館赤坂離宮に到着。
googleを紐解けば、明治42年に東宮御所として建設されたもので、日本における唯一のネオ・バロック様式の洋風建築物とある。
フムフム、なるへそね。
迎賓館を背に四ッ谷駅へと戻り、最後の目的地の神楽坂へと向かった。
一度、夜の神楽坂を見てみたいと思い(昼間も一度しか見たことないが)、まずはメイン通りを歩いてみた。
でも、すぐに裏通りへと足が向かい、道なりに坂を登って行く。
そして、坂を登りきった辺りにあったのが、赤城神社。
神社の右隣は瀟洒な外観のマンションで、1階にはカフェの灯りが灯り、まこと絵になる。
さて、徘徊を続けよう!
とてもシックな大人の夜を演出!って感じの店が多い。
こちらも然り。
絵になる風景は、いくらでもころがっている。
中でも一番のお気に入りは、左側写真の風景。
歩き疲れて、メイン通りに戻った。
カメラ本にシャッタ速度を落とすと、通行人の姿が消せるとあったので、ちょっと試しにやってみた。
2秒でこんな絵になったが、やや人の残像があって、面白い感じになった。
そんなことはどうでもよくて、かなりおなかも減ったので、神楽坂で豪華に何を食べようぞ!
で、結局は車中でこれになった(@_@;)
撮った写真に一喜一憂し、いつしか列車は目的地へと。
本日はこれにて営業終了。
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