マイファンの方のおすすめスポットで上毛線の大胡駅に電車庫があることを知り、中の施設や古い車両等が見学できるとあったので見に行くことにした。
どうせ行くなら車ではなく、鉄道を乗り継いで行った方がなんとなく意義?があるような気がして、それならば今まで乗ったことのない路線を乗ってみようと思い立ち、ローカル線の旅へと出発した。
まずは熊谷から秩父鉄道に乗り、そこから終点の羽生へと向かった。
長閑な風景の中をしばらく駆け抜け、羽生に到着。
そこで東武伊勢崎線に乗り換えて館林まで進み、
そこから同じく東武伊勢崎線の別の列車に乗り換えて、足利市駅で降りた。
そこから両毛線の足利駅まではしばらく歩くことになるが、渡良瀬橋を歩いて渡ってみたかったので少々遠回りして行くことにした。
渡良瀬橋の先の小高い山の中腹に小さく見えるのは、
1月に行った織姫神社である。
足利駅は改良工事が終わり、以前の写真を見ると形はそのままのようであるが色使いが変えられており、ちょっとモダンな感じに仕上がっている。
そこから両毛線で桐生へと向かう。
桐生の街並みが見えてきた。
窓ガラスがかなり汚れていたので、化粧直しをして何とかごまかした車窓からの風景の一枚。
桐生に到着する頃には雲もかなり少なくなって、気持ち良い青空が大きく広がっていた。
そこから今度は上毛線の西桐生まで、またしばらく歩いて行く。
いい感じのストリートがクロスしていたが、今日は寄り道せずにそのまま先に進み、
西桐生駅に到着。
ここは上毛線の始発駅になっている。

乗った車両は外観、内観ともに水族館仕様!

おぉ、赤城山が目の前にスッキリ、クッキリ見えるよ!
そして今日の目的地である大胡駅にようやく到着した。
駅から数分ほど前橋方向に歩くと、電車庫が見えてきた。
見学時間は13:00~15:00となっており、受付で入場料¥170を払うと年配の職員の方が30分程度中を案内してくれて、なかなかディープな説明をして頂けた。

こちらの車両は昭和3年の開業当時に製作されたものであるが、今も現役で走っているそうだ。
ただし、貸し切り専用の車両で、貸し出し価格は一往復(約2.5時間)で10万とのこと。
結婚式などでも使われることがあるそうだ。



他にも車両や設備がいろいろあり、結構見応えがある!

一通り説明を受けた後はしばらく写真撮りに熱中し、さて帰ろうとしてホームに向かうと、あれっ・・・。
ミニスカ女子もちょっと気になるが、それよりも隣の自転車どうするの?
って、そのまま同乗してたよ (@_@)
サイクルトレインと呼ばれるそうで、平成17年から実施されているとのことであるが、持ち込み料は無料とのこと。
あまり混まないから可能なんだろうけど、先程の電車庫の一般公開も含めて地域に密着して還元しており、上毛電鉄っていい仕事してるよねって感じる!
しばらく走り、終点の前橋中央に到着。
そこからはまた歩き、前橋駅に向かった。
駅前にちょっと素敵な風景が見えたので、しばらく立ち止まって眺めてた。

前橋から再び両毛線に乗り込み、高崎へと向かう。
すぐに利根川を通過するが、北の方には赤城山を始めとして冠雪した山々(谷川岳辺り?)や、榛名山系にかけての素晴らしい景色を眺望することができて、この区間すごく気に入った!
高崎で一旦降りて家族への貢物を買った後は、高崎線で帰路に着いた。
一日元気に走り回った車両達も夜は静かな眠りへとつき、明朝の出番を待つのであった。
ブログ一覧 |
鉄道 | 日記
Posted at
2016/04/21 21:57:36