先日行った森恵のライブの後に、ライブのサポートメンバーの一人が「なんて月がきれいな夜…。歌詞に弾きながら涙した曲を聴きながら帰ってます」とツイートされていたのが目にとまった。
「愛せない人」がその曲であるが、ツイートされていた方は沖増菜摘というバイオリニストで、この曲を選ばれていたことからちょっと興味が湧いたので調べてみると、スタジオミュージシャンやライブのサポートなどで活躍されており、他の方とユニットを組んでのコンサート活動などもされているということだった。
出身が森恵と同じ広島で、しかも行ってみたい場所の一つである尾道ってところにもちょっと惹かれ、いくつかupされている演奏の動画を見ていくうちに、何十回とリピートしてしまったのが以下の動画だった。
高円寺でのストリートライブにゲスト出演された時の動画であるが、2:40過ぎから始まるソロはどこまでも情熱的でエキサイティングで、バイオリンであることを忘れてしまうかのような圧巻のプレイだ!
思わず熱くなった。
それでさらに引き込まれてしまい、CDが出てないかと思い調べてみるとFANTASIAというアルバムがリリースされており、オフィシャルサイトに以下の2曲の動画があった。
Devotionは哀愁を帯びたバイオリンの旋律が印象的で、ディズニーシーのミスティックリズム(もう無くなってたんだね)にでも使われていそうなファンタジックな曲だ。
Struggle For Justiceはアップテンポでスリリングな展開の曲であるが、いろんな場面がイメージされるドラマチックな曲である。
しかし、この曲からこのアニメのPVを考えつけるセンスはすごい!
今まで自分があまり聴いたことのない音の世界に魅了されてしまい、早速、FANTASIA(iTunesのみでの販売)を購入して聴きまくった。
その中で特に印象的だったのは以下の2曲。
◆Independence March
軍隊の行進の足音とヘリの音を模した効果音から始まるこの曲は、そのまま地獄の黙示録(見たことないが・・・)のオープニングテーマになりそうなくらいの壮大なスケールの曲である。
◆Chocolate Kingdom
胡弓から始まるこの曲は大陸的でどこかしら懐かしい感じの調べで、中国の桂林(行ったことはないが・・・・)辺りを船で旅しているかのような気分がしてくる曲である。
バイオリンがメインとなるとどうしてもクラシックをイメージして、これまであまり聴こうとは思わなかったが、それを覆すような魅惑の世界がFANTASIAの中に広がっていた。
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2016/10/26 23:31:37