昨年の春に就職した長男が三重での一年の研修を終えて我が家に戻り、3月から車通勤をすることになった。
長男は車を持っておらず、私も平日は車を使うことがないため、必然的にスプラッシュが長男の通勤カーになってしまい、その地位に甘んじている状態だ。
そんなスプラッシュを不憫に思い、このGWに長距離ドライブに連れ出すこととした。
目指すは東北方面で、初日はとりあえず行けるところまで行ってみようと思い、AM3時のスタートとなった。
久々の朝ドラは快適そのもので、何度か通った足尾から日光、会津若松にかけてのラインを程よいペースで北上していく。
時折現れる集落の姿に何故かしら懐かしさを感じ、ホッとした気持ちになる。
ふと足を止めたくなる、そんな風景との出逢いもドライブの楽しみのひとつだ。


行楽地の喧騒とは無縁の世界がそこには広がっている。


さらに北上して米沢を経由した後は、寒河江で日本海側に向けて舵を切る。
青空の下、雪を頂く広大な山々の風景には、ここまで足を延ばした甲斐があったよ!と思わせてくれる魅力がある。
日本海に近づくと、月山を右手に眺めながら再度、進路を北に向ける。
次に目指すはこの先にそびえたつ鳥海山!
鳥海ブルーラインを一気に駆け上ると、標高1100mからの眺望は折からの高気温の影響を受けてかかなり霞んでおり、スッキリという訳にはいかなかったものの、眼下に広がる広大な日本海沿岸の風景を満喫することができた。


そこから海岸線沿いにゆったりと北上する。
秋田市内に入ったところでいい時間になったので、そこで宿を探すことにした。
車窓から見えたビジネスホテルに電話すると、空いてますよとのことだったので、駐車場に車を停めてホテルのあるビルに足を踏み入れた。
1Fはシャッター商店街の様相を呈しており、ここは廃墟ホテルか!とちょっと腰が引けてしまったが、階上にあるフロントは普通だったのでホッとした。

それでは夕食に、街へ繰り出すことにしますか!
心地良い疲労感を感じつつ、酒が進む。
カンパチに、胡麻の風味がついた西京味噌をあえた一品がすごく美味しかった。

その後はいつものように夜の街を徘徊する。
クネクネ道のドライビングもそうであるが、街中の徘徊も散々歩いて疲れているにもかかわらず次のスポットを探し求めて、また歩き出してしまう。
自分でも何でそこまでやるのか分からずバカじゃないかと思うが、何故か未だに止められない。
オシャレな造りの秋田駅コーンコース。

そして駅前にある停車場が、またなんとも言えずレトロで温かみがある。
さてと明日はどのルートを回るとしようか・・・。
Posted at 2018/05/05 00:47:15 | |
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