2014年04月19日
オデッセイからの買い替えを、何となく考え始めたのが2年位前であったが、その頃に試乗した1台にスイフトがあった。
一般的に走りが良いとの評判だったので、足回りが締まったホットハッチをイメージして乗ったが、パワーの出方も穏やかであり、足回りもソフトで、走り系のクルマというよりは、乗り心地の良いミニ・サルーンという印象であった。
しかし、リアシートの居住性や荷室のスペースがオデッセイに比べるとかなり狭いこともあって、買い替えには二の足を踏む状態であり、ちょっと保留という感じであった。
その後に出逢ったスプラッシュは走りの良さに加え、リアシートに座った時のヘッドクリアランスがスイフトよりも広いことなどから、これに決めたが、スイフトも充分には試乗した訳ではなかったので、その後も気になる存在ではあった。
それで、スプラッシュの定期点検の時にスイフトの試乗車があったので、乗ってみた。
グレードはXG-DJE。
以降、スプラッシュを基準としての比較。
外観は大人の鑑賞に耐える、洗練されたデザインで、初代スイフトからすごい進化。
でも、スプラッシュと同様、目玉がデカすぎ。
フロントシートは大きめの作りであるのは同様だが、表面がソフトであり、サイドサポートの張り出しもあって、体全体を包み込むような感じがなかなか良い。
シートを合わせてドライビングポジションをとると、左足側面にセンターコンソールが当たるところがちょっと気になる。フットレストも小さい。
インパネやドアトリムなどの内装の質感は高く、200万前後の車と同等に思える。
走りだすと、エンジンの低回転トルクがあって加速も良く、スイフト評に多い出足モッサリ感は全然感じなかった。スプラッシュのSモードと同等か、それ以上だったかも。
また、エンジン音が低音よりの重厚感のあるサウンドで、コンパクトカーのそれではない。
一般道で60~70km/hまでしか出せてないので、高回転域での伸びについては不明であるが、このエンジン、イイです。載せ替えたい。
但し、定速走行中に一旦アクセルoffにして、その後目一杯踏み込んだ際に、キックダウンして加速するまでのタイムラグがかなり大きく、1.5秒程度あった。スプラッシュではその半分位。
ハンドルは比較的軽めで、ブレーキは踏み始めで良く効くカックンブレーキ。
足回りは最初に乗った時と同様の印象で、ソフトでしなやか。乗り心地も良い。
しかし、加減速時のピッチングは大きく、フラット感には欠ける。
足回りがソフトなため、操舵に対するノーズの動きはワンテンポ遅れる感じで、一気にハンドルを切るよりは、早めに穏やかに切る運転が合っていそう。
ソフトな割にはオーバースピード気味にコーナーに突っ込んでも、曲がってくれた。
20分程度の市街地での試乗であったが、高速、峠道を思う存分走ってみたい。
長所、短所、それぞれあるが、これも欲しくなった。
Posted at 2014/04/19 00:32:18 | |
トラックバック(0) |
クルマあれこれ | 日記