就職で上京したての頃に山手線で読み方が分からなかった駅名が2つあり、そのうちの一つは御徒町(おかちまち)で、その当時は「みとまち?」などと思っていた。
そしてもう一つが日暮里(にっぽり)である。
まぁ、御徒町の方は仕方ないにしても、日暮里という地名はそれまでにも何度か耳にしたことがあり、漢字からしてもにっぽりと想像するのが普通かと思うが、これ「ひぼり」だっけ?と言って周囲の失笑を買ったことがあった。
それはともかく、その日暮里駅の近くに谷中銀座という商店街があり、最近、いろんなメディアで見かけることが多いので、定期的に開催している学生時代の友人達との飲み会の機会にちょっと回ってみることにした。
当日、天気は生憎と雨・・・。
日暮里駅から見える風景もモノトーン調であり、どこかしら寂しげな感じもした。
そこから谷中銀座に向かって歩くと、すぐに見えて来たのがこの本行寺。
調べてみると月見寺とも呼ばれるそうで、小林一茶もここを訪れてを句を詠んでいたとのこと。
そのまま通り沿いに歩いて行くと、程なく谷中銀座への入り口が見えて来た。
こんな天気にもかかわらず観光客と思しき人もそれなりに多く、欧米人の姿もチラホラ見かけた。
上野から近いこともあって、行きやすい観光スポットの一つになっているのだろう。

何を買わずとも店内を冷かして回るのも良し、

暖簾や看板を見て回るだけでもそれなりに楽しい。

実家のある福岡に比べると東京はホントに蕎麦屋が多く、うどん屋の看板を目にすることは少ないと感じる。
うどん好きの私にとっては寂しいところではあるが、最初にちょいと飲んで蕎麦で締めるってぇのが江戸時代からの蕎麦の楽しみ方の一つのようなので、そう考えるとそれも悪くない!
この後の飲み会の場所も蕎麦屋なんだけど (^◇^)
天気が良ければ裏通りをもっと徘徊したいところであるが、足元もずいぶん水を吸い上げて来たので、この辺で切り上げて飲み会場所の大塚へと向かった。
待ち合わせ時間にはちょっと間があったので、駅ビルより都電荒川線をしばらく眺めてた。
で、向かった蕎麦屋では全国日本酒巡りをした後に、もり蕎麦をズッ、ズッ、ズッ~とすする!
で、店を変えてグッ、グッ、グッ~とあおる!
その後は人間ドライブレコーダの記録によれば、23時頃に新宿を経由して無事に帰宅したようである。

Posted at 2016/03/12 13:39:53 | |
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