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2016年07月03日 イイね!

スイフトRSで行くビーナスライン

スイフトは以前にディーラーで試乗したことはあるものの、市街地を20分程度走っただけでは良く分からなかったので、いつしかワインディングロードに持ち込んで思う存分走ってみたいと思い、その機会を伺っていた。

そして、スプラッシュの初回車検の予約の際に代車としてスイフトを希望したところ、了解しましたとの返事がもらえた。

実は以前にも定期点検時の代車でスイフトを希望してokになったものの、当日行ってみると急な修理が入ったとかで、結局、代車は軽になったことがあったので、今回はあまり期待せずにディーラーに行ったが、用意されていた代車は予想だにしてなかったスイフトRSだった (^◇^)

しかも、グレードはDJEではなく通常のRSだったのでエンジンやCVTはスプラッシュと全く同じであり、比較の対象としてはもってこいの車である。

28年式で走行距離はまだ1500km程度と、新車に近いコンディションの車体であった。

車を受け取り、やはり足回りが気になるのでボディを手で揺らしてみると、前後共にサスペンションは硬めであるものの、スプラッシュよりはいくぶん柔らかいと感じた。

運転席に乗り込んでみるとシートは大きさ&厚みともに充分にあり、それに背中にフィットする感があってすごくイイ感じで、今回は450kmほど走り回ったがスプラッシュのシート同様に疲れは少なかった。

市街地を走り始めると、ノーマル・スイフトの時の感じた加減速時のピッチングは少なくフラットな乗り心地で、ステアリングがやや軽めであることを除けばスプラッシュに近く、ほとんど違和感はなかった。

しかも、前後共にディスクだけあってブレーキも良く効く!

さてさてどこを走ってみようかと思案し、まずは秩父を経由してR299を進むことにした。




ワインディングロードを走ってみてまず感じたのはフットワークの軽さである。

スプラッシュの場合、コーナーの入口でブレーキを残しつつフロント荷重の状態でステアリングを切り、ロール角が決まったところでブレーキをリリースしてアクセルを徐々に開けていくと、スムーズにコーナーをクリアできるように感じる。

しかし、スイフトRSの場合はそんな手続きさえも不要で、例えば加速しながらでもステアリングを切れば鼻先はスイッと向きを変え、インに向かって軽やかに旋回を始めるという感覚があり、そしてロール角も小さい。

スプラッシュよりも重量が70kg軽く車高も8cm低いが、なるほどこの違いが走りにこう出るのかと一人納得。

やはりポテンシャルは高い。

車は上野村を通過し、ぶどう峠に差し掛かった。




アベレージを上げてみよう。

おやっ?

コーナーでは思ったよりも早めにスキール音が鳴り始め、その先のタイヤの滑り出しも早く、サスペンションの踏ん張りも今一歩という感じがある。

車が大きくバウンドした後の揺れも、一発で収まるという感じではない。

タイヤはブリジストンのトランザ ER300を履いているが、あとで調べてみると乗り心地とグリップのバランスを図ったロングツーリング向けのタイヤということだった。

そうか、つまりは素の状態ではあくまでもスイスポとノーマル・スイフトの中間的なセッティングとし、あとは好みに応じてハイグリップタイヤにするなりサスペンションをさらに締め上げるなりして、カスタマイズして楽しむ車ということか。

スプラッシュに比べると楽に旋回できる分、サスペンションのセッティングも乗り心地に振っているようで、ややマイルドな乗り味に感じた。

車は麦草峠を通過し、いよいよビーナスラインへと入って行く。




社会人になって初めてここを走った時の感激には及ばないが、2年ぶりに走るビーナスラインはどこまでも雄大で爽快である。

もっとピーカンの天気であればとも思うが、贅沢は言うまい。




展望台から臨む白樺湖や八ヶ岳も風景も以前のままで、やはりここの景色は清涼剤だ!





どこまでも続く天空のロード・・・。




いつまでも駆け回っていたい・・・。




そして、翌日!

車検整備が終わったスプラッシュに乗り換えた直後の印象はというと、うわっブレーキ効かねぇ!(パッド新調したばかりなのに)、曲がり始めの手ごたえが大きい!だった(^O^)/

記憶が新鮮なうちに、早速、マイ・ホームコースに持ち込んでスイフトRSとの違いをチェックしてみた。

コーナーの入りでステアリングを切り始めると、車高が高い分ロールさせようとする力は強く、それに抗ってインに向けようとするために、曲がり始めはスイフトRSのようにスパッとではなく、ヨイショって感じになる。

しかし、一旦ロール角が決まると、硬めのセッティングで、且つ、充分なストロークを持つサスペンションが功を奏して、そこからは抜群のスタビリティでコーナーをトレースしていくことができるし、限界も結構高い。

ラインが決まれば、まさにオン・ザ・レール感覚で曲がって行くことができる。

ロールは大きくとも安定感が高いからこそ安心して走り回れる車なんだと、改めて認識できたことが今回の大きな収穫であった。

そんなちょっととんがった車を梅雨の合間にナデナデしている、どこまでも幸せなオーナーであった。
Posted at 2016/07/03 13:35:27 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマあれこれ | 日記

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