列車にしばらく揺られ、高崎で降りる。
のっけから誘惑の多い通りに差し掛かるが、ここで寄り道をしてしまったらそのままthe endになってしまうので、後ろ髪を引かれつつも先に進む。
何気ない街並みのこんな風景が何故だか魅力的に感じられて、シャッターを押してしまう。
おや、この先に何かありそうだ。
近づいてみると成田山光徳寺とあり、千葉の成田山新勝寺の分院の一つだそうた。
成田山は分院、別院等も含めると、全国に71カ所も寺があるらしい。
大通りに出てみた。
う~ん、この感じもなかなか好きだ。
陽が傾いてくると、向かいの建物の影の中に夕日に照らし出された建物が浮かび上がり、通りが生き生きとして見えてくる。
これが陽の位置が高い時間帯だったら、平板な写真になってしまうのだろう。
やはり写真は光と影のバランスが大事なんだと感じた。
高崎神社に寄ってみると修復工事中のようで、人気はほとんどなかった。
いつも笑顔でいれば福もたくさん寄ってくるのだろう。
そこから狭い路地を抜け、
再び大通りへと出た。
この先は大ぶりな建物が増えてくる。

そして、高崎市役所がお出迎え。
こんな高層ビルだときっと展望台があるはずだと思い中に入ってみると、最上階の21階が展望ロビーとして開放されていた。

早速登ってみると、眺めが悪かろうはずはない!
夕日に照らし出されたビルの向こうには赤城山。
どれどれ、高崎駅はこっちの方か。

左端のギザギザした山は妙義山かな。
真ん中の夕日を背にした山は浅間山。
そして烏川の右手に見えるは榛名山。
これまで走って来た山々が同じ場所から一望できるという、何とも贅沢な展望台である。

陽が陰り、街の表情も変わってきた。

自宅周辺はとにかくフラットな地形で、風光明媚のかけらもないようなところだが、このように川があり、いくつもの表情豊かな山々を見ることのできるロケーションはすごく羨ましい!
雪を頂く冬の時期は、さらに素晴らしい景色が眺望できるのだろう。
駅の近くにあるこの旅館は明治終わりの創業で、指定文化財とのこと。

焼肉&ビールの組み合わせは最高!
だろうが、それはまた今度の機会に(^O^)/
8月も終わりを迎えるこの時期になると、日暮れの時間はめっきりと早くなったことが実感され、夏休みのイベントも終わってしまったこともあって、一抹の寂しさを感じてしまう。
そんな心情を何となく語ってくれる一曲が、このsecret base。
カバーしているのは、今年の6月にCDデビューしたばかりの
uru。
youtubeに100曲のカバー動画がupされており、切なく、曲によってはハスキーにも感じるその声は、多くの人の心に癒しを与え、そして魅了する。
動画の再生回数とコメントの数がそのことを物語っている。
Posted at 2016/08/31 20:41:31 | |
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