ブレーキパッドも交換し、これでまた思う存分走れるぞということで、久しぶりの朝ドラで日光の周辺をぐるりと回ってみることにした。
R122を北上し、わたらせ渓谷鐡道の神戸(ごうど)駅に寄って、早朝のまだ誰もいない駅舎で旅の気分を盛り上げる。
いつかローカル線の旅でこの路線も乗ってみたいなと。

足尾からは右に折れ、県道15号、58号と山の中を駆け回る。
時間はまだ6時を少し回ったくらいで、行き交う車もなく、少しひんやりとした緑の空気の中を何のストレスもなく走り抜ける。

途中にある古峯神社に寄ってみた。
もっとこじんまりとした神社を想像していたが、いや、どうしてどうして、なかなか立派な神社ではないか。
本殿が藁ぶき屋根というのも珍しいのでは。
気とご利益を独り占めし、次へと向かった。

左手に見える男体山を見送りつつ、昨年の夏以来となる霧降高原道路へと向かう。
高原道路を上りきった辺りにあるレストハウスに車を停め、休憩していると、なになに天空の階段?
1445段もあるの?
この先、道中長いし、まぁちょっと上って途中で引き返せばいいや!
ってことで軽い気持ちで上り始めた。
少し上ると景色が開けてきて、爽快な気分!
段差も低いし、このままだったら一番上まで行けるんじゃないの (^◇^)
ちょっと欲が出てきた。
ところが700段目からは傾斜がきつくなり、段差も大きくなった(^_^ゞ
だんだん辛くなってきたよ・・・。
これ、修業か。
それでも何とか登りきると、ご褒美としてこんな景色を見ることができた。
うわぁ~、気持ちいいワ!
あっ、でも足が・・・。

登山者の方はそこから先、あの山を目指していくのだろうけど、そんな元気はとてもありませぬ。
あとはスプラッシュに頑張ってもらいましょ!

青空の下、高原の風景は無条件に素敵だ。

高原道路を駆け下り、そこから川俣湖の方向に進路を向ける。
おっと、その前に気になるダムがあった。
ほぉ、黒部ダムというのか。
重力式のアーチダムは珍しいらしい。
隣のぶっとい配管はもっと気になるが。
川俣湖に到着したが、思ったよりもずいぶんときれいじゃないか!
周囲の景観も含めて、昨年に行った奥只見湖に雰囲気が少し似ている。

さてさて、この川俣湖から戦場ヶ原を結ぶ山王林道と呼ばれる道路がある。
地図を見ていて発見し、今回はここをぜひとも走ってみたいと思っていた。
では、出発!
道幅は広く、全般的に2車線分くらいはあって走りやすい上、何と言っても周囲の眺望が開けている場所が多く、そこから見える景色がまた格別だ。

峠の標高も1730mと結構高く、この林道は結構気に入った。
紅葉シーズンとか最高だろうけど、きっと混むんだろうな。
峠を下り、湯ノ湖のほとりで休憩&昼食。
こんなところでのんびり一泊できたらといつも思うが、行く先々でそんなことやってたら食っていけぬ。

そこからR120を駆け上がると、赤茶けた山肌の景色が目に飛び込んでくる。
そして来た方向を見下ろすと男体山の姿が。
なぜに山の姿に惹かれるのだろう。

さあ、本日の締めに向かおう!
上毛三山パノラマ街道を走って、赤城山に東側からアプローチ。
そして、山頂の大沼湖にある赤城神社に立ち寄ってみた。

そして、山頂からは南側へと下る県道16号へと進路を取り、一気に下る。
赤城山はこれまで2回上ったが、いずれも雪などによる通行止めでこのルートを通るのは初めてだった。
地図で見ると細かいクネクネがずっと続いていて、好き者だったら行かずにはいられない場所に見える。
で、実際に走ってみると、ホントに大変だよココは(^O^)/
途中から、行けども行けども短いピッチの九十九折りが怒涛のように攻めてきて、ハンドルが中立点でおとなしくしていることがなかった。

こうやって足と手の鍛錬ドライブは幕を閉じた。
Posted at 2016/06/07 23:49:49 | |
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