フィット3をレンタして、母親を連れて向かった先は北原白秋の故郷として知られる水郷柳川。
ここに来るのは、かれこれ25,6年ぶり位になるだろうか。
この日は平日だったので観光客もまばらで、落ち着いてゆったりと回ることができた。
今年の5月に、やはり水郷として知られる千葉の
佐原を回った際に柳川にちょっと似ているとの印象を持ったが、久しぶりに来てみると水路沿いの景観はそっくりだった (@_@)

お昼時になったので、水路沿いにある若松屋で鰻のせいろ蒸しを頂いた。
今回で3回目になるかと思うが、以前と変わらずふうわりと優しい味であった。
佐原で食べた鰻は甘さ控えめで、醤油の旨味を感じさせる味つけだったが、こちらはやや甘みが強いのが特徴で、九州ではこれが一般的な味つけなんだと思う。
鰻の味に舌鼓を打ちつつ外の風流な景色を眺めれば、平日の昼間からこんな贅沢をして良いのだろうかと、ちょっと罪悪感。


見た目以上のボリュームにおなか一杯になった後は、目の前にある船着場から川下りに興じることとした(お前は殿様かい!)。
客は他におらず、貸し切り状態で出発進行。
川下りは初めての経験だったが、低い位置からの視界がとても新鮮で、おまけに天気が良くて、暖かくて、とっても気持ちイイ!

ここは頭上高が一番低くなるポイントであるが、船頭さん含めて3人しか乗船してないため橋とのクリアランスはかなり少なく、仰向けになりながらの通過となった。
マイボートのあるお宅。
休日はトム・ソーヤーになるのか。
写真中央付近に見える石碑は柳川出身の壇一雄のものであるが、その奥にはオノ・ヨーコの祖父の屋敷跡があるとかで、そこも観光スポットの一つになっているそうだ。
おぉ、こちらは満員ではないか!
昔は水路で洗い物ができていたらしく、写真の小階段はその名残りである。
水路周辺は遺跡などの関係で下水道が自由に設置できないとかで、生活排水が水路に流れ込んでおり、その影響で今は水路が濁ってしまっていると、船頭さんから聞いた。

もっといいアングルで撮りたいところであるが、そんな訳にもいかない・・・。
本来なら30分のコースのところを、ゆったりと、そしてちょっと遠くまで回り、50分近く案内して頂いた船頭さんに感謝!

川下りを終えた後は近くを散策。
こちらは旧柳川藩主立花家の庭園の一角にある西洋館。
そして、こちらは庭園の外から先ほど通った水路越しに臨んだ風景。
天気が良かったので急に思い立ってのドライブであったが、平日ということもあって、ゆったりと充実した一日を過ごすことができた。
Posted at 2015/11/06 01:33:45 | |
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