就活の合間に短期で取得できる資格を何か取っておこうと思い、以前から興味のあったフォークリフトの技能講習を受けてみることにした。
これまではフォークリフトとは全く無関係の仕事で、乗ったこともなかったが、働く車を一つくらい操れるようになりたいと思っていたことや、この先なんかの役に立つこともあるかも知れんと考えたのがその理由。
講習は学科1日と実技3日の計4日間で、まずは初日の学科を受講。
内容はフォークリフトに関する基礎的な知識や、力学、法令等で、最後に試験が実施された。
試験問題は4つの選択肢の中から間違ったものを一つ選ぶというもの。
講師からほぼ全員合格しますよと聞かされていたので、明らかにこれが間違いだと分かる選択肢になっているのだろうと考え、楽勝気分で試験に臨んだ (^◇^)
しかし、問題を読み始めてみるとこれが結構難しい(^_^ゞ
数値や用語、表現等を正しいものから変えているのだが、講義を真面目に聞いてないと分からない問題が多く、中には全部正しいように思えてどれが間違いなのか分からないものもあった。
それでも何とかクリアし、2日目の実技へと進んだ。
実技は7,8人が一つのチームになり、チーム内で順番で回していくやり方であった。
最初は前進・後進から始まり、その後はスラローム走行に入ったが、普通の車と大きく違うのは後輪操舵だということ。
前進で曲がる際にリアを外側に振り出すので、コーナーはインベタで曲がって行かないとリアが外側のパイロンに接触してしまい、試験では減点の対象となる。
逆に、後進時には内輪差を意識して曲がる必要があり、どちらも慣れるまで少々時間がかかった。
あと面白かったのが、後輪が90度近く曲がるのでかなり小回りが効き、クルクル回れるというところ。
これで狭い場所での作業が可能となる。
3,4日目は実際に荷物を運ぶ作業を行うが、写真に見えている黄色の台に載っている荷物を別の台に移動するというもの。
言葉にすると簡単だが、荷物を載せる際にもフォークをパレットに突き刺してそのまま運ぶのではなく、一旦、手前に少しずらして置いた後にフォークを根元まで突き刺し直して運ぶ二段置き動作が必要になる(荷物を置く時はその逆)。
それに加えて、フォークの上げ下げの際には必ずサイドブレーキをかけ、ギアをニュートラルにする操作を行わなければならないので、やってる途中にフォークを上げるのか下げるのか、前進するのか後進するのかがこんがらがって、分からなくなってしまう。
頭では分かっていても、逆の操作をしてしまうこともあった。
歳のせいか?
いや、周りの若い人でも同じような人もいるぞ!
ちょっと安心した。
しかし、なかなか難しいぞ、これ・・・。
こんなんで試験大丈夫か・・・。
あとは他の人が実技をやってる間にイメトレし、実技で反復して体に覚え込ませるしかない。
不思議なもので回をこなすうちに何とかできるようになり、実技試験でも特に大きなミスはなかったように思う。
ほぼ全員が取得できる資格でも、合格すれば嬉しいもの。
渡された終了証を見てニヤつく。
長かった4日間がようやく終わった。
Posted at 2017/06/27 22:57:35 | |
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