栃木県・庚申温泉の朝は、粉雪がサラサラ舞う、趣あるものでした。
朝風呂入り、浴衣一枚で外でevoque撮影していると、シカの鳴き声が。
すぐそばに居たのに気が付かず、撮り逃し・・・仕方なくタイヤ撮影(笑)
ここ庚申温泉目の前の道では、凍結があると、塩化カルシウムを巻きます。
それを「舐め」に、シカが傍まで来るそうです。 多い時には数十頭とか(◎_◎;)
今回は見られず、残念でした(^^;
道もご覧のとおり。この先、私が未踏の峠道があるのですが、大雪のため断念。
タイヤがより高性能であれば、挑戦したのですけど( ̄▽ ̄)
全く轍のない雪原で走行テスト・・・ま、無茶しなければサクサク走れるようです♪
寒さ厳しいこの日でしたが、温泉の温みが残るうちに、宿を後にしました。
さて、この日のメインは、前回代車で来た時に見て回らなかった足尾銅山。
とても地味な感があるこの場所ですが、世界遺産登録も目指しているとか。
庚申山脇の備前山全体が銅の採掘場。
「兵共が夢の跡」が、そこかしこに、そのまま残り続けています・・・。
銅山の一部を垣間見られる「足尾銅山観光」。
日頃、こういった施設には近づかないのですが、雪と「朝一番」が手伝って、客、なし(^^;
銅山内へ導くトロッコ列車には、私達夫婦だけ。 運行させるのが申し訳ないくらいでした。
ここでの銅山の歴史の紹介は、変なバイアスがかからず、分かりやすいものが中心。
派手な名勝地も良いけれど、こういった場所に赴くのも、たまにはよいものです(^^
最後はお決まりのお土産屋に誘導されるのですが、それもまた一興でした♪
観光施設を出てふと見ると、evoqueのそばにdefenderが鎮座☆
オーナーの方もevoqueに関心があったらしく、少しばかり車談義させていただきました♪
なんでもこの界隈に、あと数台のdefenderオーナーがいるとか!?
同じ血統とはいえ、この大迫力さには、全く敵いません(笑)
とても気の良いオーナー様に甘えて、しげしげと拝見させていただきました(^^
お礼を言って移動を開始すると、しばらくトレインしてくださるサービスも♪
多分、また会えそうな予感がします。有難うございました!
さて、銅山の博物館は、博物館だけにあらず、閉鎖された精錬所の遺構全体が博物館。
孤高のモニュメントが、折からの雪景色に、それは趣あるたたずまいを見せていました。
近くに人は住んでいても、人の減った里山には、当然自然の生き物も寄って来ます。
考えてみれば日光からほど近いですから、サルも人慣れしているわけですね・・・。
特に山奥ではないのですが、あちこちで、サル一家の営みが見られました(^^
歴史と自然が交じり合う場所を離れ、再び群馬県側へ。
ほんの少し移動しただけで、景色は一変。雪なんて、ほとんど無くなっちゃいました。
途中、「珈琲」の文字に惹かれ細い路地・・・というか林道に入ったのに休みだったり。
道端にあった無人卵販売機で、「二黄卵(玉子の中に黄味が二つ入っているやつ)」を買ったり。
昼食を求め、のんびり道を走っていると、女子会設定OKの食堂を発見し入ってみると・・・
天丼やら何やら、定食メニューを揃えるボリューム満点のB級グルメの定食屋だったり(^^;
(名誉のために付け加えると、ボリュームも味もコスパも、けっこうレベル高かったです)
私達の旅としては、行動範囲はとても狭いものでしたが、とても楽しい二日間でした♪
あ。 ちなみにその定食屋さんは、わたらせ渓谷鐵道駅水沼駅向かいの食堂です(^^
余談ですが、水沼駅、全国で17件程度の「温泉のある駅」として知られているそうです。
たまにはこんな、ノホホンとした旅も、良いもんです(^^
近場で色々訪ねてみて、見逃していた楽しみを確認できて、楽しかった☆
また折を見て、リピートしてみたいドライブエリアです♪
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2015/02/17 21:33:22