先日、静岡県の日本平界隈で、車繋がり(EVOQUE CLUB JAPAN・ECJ)のオフ会『いちご狩りオフ』の話題はアップしたばかりです。
大勢の仲間と共に、
久能山のふもとで、
ビニールハウス産ではありますが、石垣イチゴを、これでもかと満喫。
その後、東照宮の散策や、テータイムなどのミーティングがあったのですが、次の日に休みを取れたのを良い事に、オフ会を早々に離脱。
伊豆に向かいました。
後日談として、ECJ仲間の方から(カ○パ○ョロさん)から、フェリーの存在を知ったわけですが、この時知る由もなく。。
早目で無理のない移動を第一義として、主に下道を活用しながら、県道を多用し渋滞を回避しつつ、伊豆の国市方面へ。
伊豆半島入りしてからは、ご機嫌な県道を使って南下を開始。
国道を含む主要道路は大混雑の中、県道59号線は、快適そのもの。
道が狭く、見通しも良くないので、緊急回避に不安がある方にはお勧めできない道ですが・・・。
(バイクもインに切り込み過ぎの方も、多々見られる道ですので注意)
西天城高原線と県道59号線のクロスの辺り(風見峠)から、太陽の光も弱くなり、何か獣の出る気配を感じるような孤独なドライブが続きました。
ひと気が全くなく、車もほぼ皆無な状態のまま、目指していた仁科峠へ。
そして、仁科峠、着。
残念ながら曇りがかっており、富士山もうっすらとしか見えない状態。
風も強く、峠の写真を収めてさっさと海側へ出ようと、峠の看板の前へ。
と、その時。
・・・ん?
趣味の悪い、鹿のモニュメント?
初めは、そう思いました。
それくらい、鹿とEVOQUEの距離は近く感じました。
微動だにしない『鹿のモニュメント』とタカをくくり、「とりあえず話のネタに撮っておいて」と、妻にお願いしたこの写真の直後、悠然ときびすを返して、笹薮に去って行ったのでした。(;^ω^)
私達、旅先で野生動物に出会う機会は、少なくありません。
まぁ、普通通りたくないと思われる道を好んで走りますから、なおの事なのですが。
でも、北は北海道、南は鹿児島まで走っても、鹿に遭遇したのは初めて。
(カナダでマウンテンゴート、奥多摩でカモシカ、喜多方で熊、奥尻島でタヌキ?などあるけれど)
ましてや伊豆辺りで、デカい立派な鹿に出会うとは、予想していませんでした(笑)
興奮冷めやまぬまま、一気に駿河湾(松崎町)へ。
宿は、雲見温泉の、綱元温泉民宿太郎さん。
素朴で小さな温泉民宿ですが、料理は抜群!
地元の食材を、ふんだんに提供してくれます。
特別に注文したっけ?と、錯覚するくらい☆
あと、アメニティや、宿の方との距離感もよく、とても良いお宿。(^^
ラグジュアリー感を求める方にはお勧めしませんが、紛れもなく良宿です。
温泉に浸かり、お酒もガッツリ呑んで、爆睡!
全く夢も見ないくらい、幸せに安眠できました♪
そして、翌朝。
旅先で恒例の、朝の散歩を終え、
極上の朝食。
雲見の港から見える、これまた極上の風景。
富士山を最も美しく見られる町、なんだそうな。
確かに素晴らしく、雄大な光景でした。
もう少し寒い時期なら、富士山がもっとくっきり見えたのですが、それは贅沢というものですね。(^^
この日はただ帰るだけでしたが、せっかく西伊豆まで来ているので、せめて雲見地区周辺だけでも・・・と、散策開始。
港周辺から
雲見浅間神社
参拝する気持ちを削ぐ、ご機嫌な急階段をひたすら登り
ひたすら登り・・・
小さくも、立派な奥社に着!!
奥社のすぐ脇には、本当の展望台が・・・
富士山側
千貫門側
足がすくむくらい、高く、狭い展望台ですが、眺望最高!
行きも大変ですが、帰りも大変。
簡単な登山の格好で、行ってみてください。(笑)
そして、
千貫門。
この写真に妻が写っているので、その威容がお分かりになると思います。
丁度この時、地元の漁業関係者の奥様方が、岩海苔をせっせと収穫中。
なかなか風情ある光景を見られました・・・。
ちなみに、先ほどの「雲見浅間神社」はこの岩山よりも、はるかに巨大な岩山。
上記の『千貫門側』の画像中心の海に突き出た岩が千貫門ですから、その壮大さがお分かりになるでしょう。
この後は、海岸線を流しながらのドライブ。
雲見地区と別れ、どんどん北上。
黄金崎。
そこからほど近い場所で、お昼。
民宿兼食堂の三共食堂で、小鯵寿司を堪能。
採りたて、捌きたての小鯵を、たっぷりいただきました♪
食後には、散歩。
恋人岬。
周辺はまばら。
時折、アツアツのカップル(死語?)とすれ違うくらい。
・・・でも、富士山はやや霞ぎみ。(;^_^
結局、この写真が精いっぱいでした。
・・・ここ、どこだっけ。(;'∀')
(妻曰く、堂ヶ島だそう。)
最後の最後は、当初、宿泊地に考えていた、大瀬崎へ。
実際には、大瀬崎にある神社『大瀬神社』を散策。
細い半島にある、不思議な淡水湖を見たり、
立派な長寿の樹木群を眺めたりして、気が付けば夕方。
混雑が予想される東名道を極力避けて、国道1号線で箱根の山を越えて帰ってきました。(笑)
伊豆って、踏み込んだことは何度かあるのですが、伊豆=有名観光地という目でしか見ていないので、近年全く近づかないエリアでした。でも、ひとの働きかけもあって、日本平~伊豆という、静岡県屈指の観光スポットを楽しむことができたのは、とても幸運だったと思っています。
いちご狩りオフを企画していただいた、jakeさん。あらめて感謝!
これを契機に、伊豆散策をもう少ししてみようかなと思う今日この頃です。
おしまい。
Posted at 2017/03/02 21:00:33 | |
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