山形県鶴岡市、朝日屋旅館からの朝・・・。
やや雲の多い天気に、ちょっと心も曇りがち(・・;)
目指す方角も大きな雲が出いて、快晴は望めそうもありませんでした。
昨夜までは、なんとか晴れそうな予報だっただけに残念。
ま、山の天気だから、仕方ないか。。
釣り客のほとんどがそうだったように、朝食を弁当にしてもらい、出発。
この日は、今回のタイトルにある、「現在過去未来」を体感しに出かけます。
そのためには、のんびり朝食をとる時間も惜しかったのです(^^;
今回の旅の本当の目的は、出羽三山(および神社)の、月山・羽黒山・湯殿山を巡ること。
月山は現在、羽黒山は過去、湯殿山は未来を現す山として、古来から信仰の対象です。
月山は8合目からの登山が可能で、片道2時間半と聞いてましたので、それに挑戦☆
計算上では、7:00am登山開始で往復5時間。 つまりは昼頃には下山している計算(^^
当初、昼過ぎに羽黒山散策、夕方前には湯殿山参拝・・・と青写真を描いていました。
でもこの天気では厳しいだろうなぁと、防水&防寒を万全にして、月山中腹へ。
月山8合目駐車場(登山口)に向かうほどに雲は厚みを増し、ご覧の光景。
これはこれで美しいのですが、登山そのものの中止も視野に、進んでいきます。
私達は山(登山)は素人。山頂付近は6℃前後との情報。不安がよぎります。
到着は8:00am少し前。 想定より1時間遅れですが、誤差範囲内。
しかしご覧の通りの濃霧(雲の中)。幸い風が弱く、雲の流れも穏やかなため、登山決行!
そうそう。この日、例のECJ公認・jake0606さん謹製・evoqueTシャツを着て登っております☆
終始寒すぎて、Tシャツ姿の写真を撮る余裕は、全くありませんでしたが(◎_◎;)
さて、登山開始! 「現在」に出会いに出発です。
月山は「お盆を伏したような形」などと言われていて、中腹には美しい湿原があります。
ガスっていて見通しはイマイチですが、高山植物と湿原の組み合わせが素敵な場所です。
この花は、なんていうのでしょう? これ以外にも沢山の花が咲いていました。
大柄な花は咲いておらず、高山植物と言うに相応しい、小柄で可憐な花々が見られました。
しかし、盆を伏した・・・とは言われているものの、砂利、礫、と足元はあまりよくありません。
この9合目に到達するまでに激しい雨にもさらされ、すでに疲弊していました。
これが「現在」を現す霊山での現実。こんなでは負けていられん!と、前進を再開。
なだらかな山とは言い難い、両手をついて登るような個所も点在☆
丁度2時間半で山頂の月山神社に着いた時は、雨と冷気で、肩で息つくような有様(ーー;)
とはいえ、さすがの達成感。 写真撮影禁止のエリアの小さな社で参拝。
参拝・・・でなく、登拝認定証と御守りをいただき、一息入れて、下山開始。
下りは、時折日差しが差し込む瞬間にも出会えて、それは素晴らしい光景が見られました。
この日、登りでは終始雨風にさらされたので、一瞬の景色の美しさにはただただ感動。
すでに秋が始まっている様子も随所に見られ、訪れた事の喜びを、感じられました・・・。
そして今回、月山登山で一番驚いたのは、残雪があちこちに残っていたこと。
例年では、夏スキーシーズンが終わった後、消え去るはずの雪が見られました。
近年の異常気象の影響でしょうか。
温暖化なのか寒冷化なのかわかりませんが、9月としては珍しい光景。でも綺麗だったな。
快適なルンルン・ピクニック♪にならなかった辺りが、現在の私達を現していたのかも(^^;
月山では最後まで晴れることがありませんでしたが、下山途中と下山後の解放感は最高!
ここでビール!と行きたいところですが、一息入れてすぐ、隣の山、羽黒山(神社)へ出発☆
羽黒山は過去を現すと言われていますが、立派な境内に立派なお社がありました。
駐車場から参拝までもスムーズで、多くの人が訪れていました。
ですが、見たかったのはこんな場所ではなく・・・。
その場所から、チョッと移動した先にある、同じ羽黒山の別な参道へ向かいました。
正面の派手な入口とは対照的な「本来」の入り口には、長い石段があり、厳かな雰囲気。
この時、日差しが出て暑くなり始めていましたが、この空間だけは冷気に包まれていました。
ご神木の千年杉と、飾り気無い質実剛健の五重塔が佇む、歴史を感じる場所があります。
過去を想い、静かに参拝してきました。
そして、いつもの事ながら時間は押して行き、この日の湯殿山参拝は断念(^^;
この日の宿は、湯殿山参拝のしやすい付近にとってあったので、のんびりドライブ。
その方面へ向かうには、月山を大きく迂回せねばなりません。
しかし信号も少ないので、のんびり走っても、けっこうな距離が稼げてしまいます。
いわゆる月山道路と六十里越街道(国道112号線の旧道、一部通行不可)を越えていきました。
新道でなく、旧道に入ったので、名だたる「酷道」であったこの道の鱗片を味わえました
当初、泊まりたいと思っていた兜造り多層民家の民宿を横目で見ながら、その日の宿へ・・・。
この日の宿は、湖畔に佇む普通の民宿( ̄▽ ̄;
湖畔のライトアップは素敵でしたが、色々残念。 ま、こんな時もあるのが旅の醍醐味☆
先に書いた、六十里越街道沿いの温泉宿。ただ通行止め箇所があり、大きく迂回して到着。

(泊まった部屋からの「夜景」。湖の小島をライトアップしていて、印象的な風景です)
この日、湯殿山参拝できてれば、次の日は、宮城県仙台市に牛タン食べに向かうつもりでした。
その前にウィスキー工場見学も。。しかし、湯殿山参拝は次の日の朝一番へ繰り越し。
牛タンとウィスキーは、はいずれまた、別の機会にしようと決定。(^-^;
現在の状況を想いながら月山を登りきり、落ち着いた気持ちで羽黒山を散策。
噂に違わぬ、それぞれの神社への登拝の素晴らしさは、特筆ものです。
今回の登拝を体験して、例えば熊野古道とか、じっくり歩きたいと思うようになりました(^^;
全国各地に残る、旧道、古道、林道などを通ると、ホッとする風景に出会えるのでおススメです。
続きはまた後日ヽ(^。^)ノ