ポロ・ブルーGTとEA211型エンジン。

まず、ブルーGTに限らず搭載しているエンジンを軸に話を進めてみたいかと。
でも、出力云々とかそういう話ではありません。

国内に導入はされていませんがポロにもディーゼルエンジンを搭載したモデルがあります。
ブルーGT以前ではガソリン系のエンジンがEA111型、ディーゼル系のエンジンがEA188型のエンジンが搭載されています。
でも、ガソリン系とディーゼル系ではエンジンの搭載方法、吸排気の方向などが下記のように異なっており、エンジンのマウンティングポジションなども大幅に違うことはないでしょうが全く同じにはならないことからフロント周りはガソリンとディーゼルで全く同じ設計にはなっていないと思います。
・吸排気
　EA111　→前方排気、後方吸気
・　EA188　→前方吸気、後方吸気
エンジンの搭載方法
　EA111　→前方に10度傾斜
　
　EA188　→後方に12度傾斜

とここまでが前置き、ここからがブルーGTのお話し。
今回、ブルーGTに搭載しているEA211型エンジンに焦点を当てていこうかと。
EA211型エンジンはMQBプラットフォームに搭載することを目的として開発されているエンジンです。
このエンジンのトピックとしては気筒休止システムを搭載していることが主なトピックであるかと思いますが、個人的には違ったりします。。

このEA211型エンジン。
こいつは現行のゴルフ、ポロなどあまねくVW車に搭載されている直3、直4エンジンであるEA111型の後継となるエンジンです。
じゃあ、EA111型とEA211型の何が違うかというと、それはちょっと前に説明したEA188型と同じ違いがあるのです。（EA111型とEA211型の比較は下の図）


※上の図は右方向がフロント方向になります。

そこから、導き出される結論ですが、ポロブルーGTはガソリン系のモデルではなくディーゼル系のモデルをベースに開発しているのでは？と思ったわけです。
まぁ、とりとめもない話ですけどね。