
先日、数十年ぶりに新発田市の山奥にある加治川ダムへ行ってきました。
ここに行くには、下の集落から道が細くなり、所々にあるトンネルには車が交差出来ないことから信号機が設置されているんですよね。
ダムの直ぐ手前には、「焼峰山(やけみねやま)」の登山口があります。
標高1085mで普通3時間ほどで登れるそうですが、これは山登りする人の基準であって、素人や私のような軟弱な人間は更に時間が掛かるはずですので、この歳では挑戦する気力は全くありません。
その先にはダムを挟んで「蒜場山(ひるばやま)」の登山口があるようです。
この「ひるば」という文字を、わたくしだけではないと思いますが、全く読めずに帰宅して漢和辞典でようやく解読できた次第です。
参考までに「蒜」はニンニクのことらしいです。
調べると、こちらは標高1363mで、登りで4時間とのことですので、かなりの覚悟がいるみたいですね。
ダムの駐車場は、10台ほどしか駐車できません。
この先の道を更に進と未舗装道路となり、しばらく走ると小さな駐車場というか空き地が・・・
ここから吊り橋などを使って歩くこと約2時間、「湯の平温泉」あります。
新発田市のHPをみると、駐車場のことは一切書かれていないので、この加治川ダムから5時間かけて歩かなければならないかもしれませんね。
宿泊できるのはバンガローみたいな小さな建物で素泊まりのみです。
わたくしも独身時代に複数の友人と一度行ったことがありますが、宿泊者が定員オーバーとなり外で段ボールを敷いて野宿した経験があります。
ただ、ここの露天風呂が最高なんですよね~
一応男風呂と女風呂が分かれてあり、当時は女風呂には見られないようにビニールシートで覆われていたと記憶しています。
写真は新発田市のHPからお借りしました。
一昨年崩落があって道路が寸断され、現在は通行が出来ない状態で行くことが出来ないようです。
何もないところですが、やはりこういうところに来ると心が安らぎますよね。
ダム湖の水は結構減っていますね。
貯水湖用の調査船?
下流側を覗くと落差に目が眩み、背筋に冷たいものを感じて足が竦みます。
実はわたくし高所恐怖症で高いところはダメなんですよね。
どこにでもあるダムなんですが、実はここはわたくしにとって思い出の場所なんですよね
遡ること数十年前、わたくしがカミサンと初めてのデートで行った場所がこのダムなんですよね。
もっとロマンチックな場所はいくらでもあるじゃないかと思うでしょうが、当時のわたくしにしてみれば華やかな場所やムードのあるところなんか全く思いつかず、自然一杯のこの場所を選んでしまいました。
その時撮った写真が出てきましたが、今の姿とは余りにも変わってしまい愕然としていますが、カミサンに言わせれば「その言葉、そっくり返します」と言われそうです・・・・
Posted at 2020/09/22 15:41:28 | |
トラックバック(0) | 日記