
さて「奈良・京都への紅葉狩り」2日目は、いよいよ本命の京都です。
アスパラ奥様と来ていたときは、京都市内はハイヤーを雇って運転手付という贅沢をしていました。
16年:「
BMWハイヤーで京都紅葉見物 」
17年:「
あなた任せの京都観光 」
18年:「
京都の紅葉 」
ひとりになったらさすがにそうはいかず、自分で運転することにします。
しかし京都はクルマでウロウロするのに適していません。大人気の永観堂なんか、ハイヤーならば入口横に駐車場ありますが、自家用車だと岡崎公園に置いて20分は歩かなければなりません。
今回は嵐山に限定して、じっくり見てまわることにします。
嵐山で一番大きな駐車場は天龍寺で、一度入れれば1,000円で17時まで駐められますので、混雑する前に放り込んでしまいましょう。
嵐山の見学ルート

天龍寺駐車場→
⑤天龍寺
→天龍寺北門→
⑥竹林の小径
↓
⑦大河内山荘
↓
⑧トロッコ嵐山駅
↓
⑨常寂光寺
→落柿舎→
⑩二尊院
→嵐山公園→
⑪桂川
→渡月橋→天龍寺駐車場

無事に駐車場に置けました。
土日はすぐに満車になるし、平日でも午後だと一杯になるそうで、無事に置けたのはなによりでした。
【⑤天龍寺】

駐車場からもう見事な紅葉が待っています。
葉の形が良いのは、栄養が行き届いているのか、手入れが良いのか、どちらにしてもさすが京都です。

定番ではございますが、天龍寺の庭園です。
もうどこにもスキがなく、これぞ紅葉のお庭です。

どちらを向いても紅葉です。
ひとつひとつの葉が見事なのは、山の紅葉と違うところです。

天龍寺の紅葉を満喫して、北門から外に出ました。
【⑥嵐山 竹林の小径】

そこには見事な竹林の小径があります。

結婚式の写真取りのカップルに何組か遭遇しました。
中国ではよく見かける光景だと思っていたら、いまは日本でも流行っているようです。
【⑦大河内山荘】
時代劇で知られる俳優の大河内傳次郎が造営した庭園で、話には聞いていましたが訪ねるのは初めてです。

こちらも見事な紅葉です。

映画で稼いだお金を片っ端からつぎ込んで、30年の歳月をかけて作り上げた庭園だそうですが、個人で作り上げたというだからたいしたものです。
大金持ちになると、最後に行き着く道楽が庭づくりだそうです。
【⑧トロッコ嵐山駅】

大河内山荘を出てすぐのところにあるのが「トロッコ嵐山駅」です。
廃止になった山陰本線の旧線を活用した嵯峨野観光鉄道の駅ですが、トロッコ列車からみる保津峡の景色は大人気です。

時間が合えば乗ってみようかしらと覗きましたが、ふらりと来て乗れるほど甘いものではありませんでした。
【⑨常寂光寺】

次に寄ったのが常寂光寺。
そろそろ紅葉も飽きてきたなんて思いながら入ったら、いや~っ圧倒されました。
迫り来る紅葉の迫力は、もういままで見たことのないレベルです。

あっちを見ても、こっちを見ても、文句のつけようがない紅葉です。
こんなのを見ていると、紅葉の評価基準がすっかり上がってしまいます。

鐘楼と紅葉を組合せました。

人を入れずに絵にするのはたいへんですが、それなら一生懸命撮っている方を入れさせて貰います。
【⑩二尊院】

二尊院は常寂光寺から少し歩いたところで、会社時代に取引先の会社さんから、紅葉の中ライトアップした二尊院を貸切にしてチェロの演奏会を会社の100周年記念として開催するからと、アスパラ奥様と夫婦で招待されました。あれはすばらしかったです。会社人生の中で一番おいしかった体験です。

二尊院の庭園
ここも見事なお庭ですが、なにしろ常寂光寺で圧倒されているので、もう感動する気力が失せています。贅沢な話です。
【⑪桂川】
もうお寺は終わりにして戻りましょう。
竹林の小径から嵐山公園を抜ければ、桂川のほとりに出ます。

最後に嵐山のシンボル渡月橋を撮って、今回の紅葉狩りを終わりにします。
帰路は次の通りです。
天龍寺駐車場→京都南IC→名神
→草津JCT→新東名→
土山SA(トイレ休憩、食事、給油)
→四日市JCT→伊勢湾岸道→新東名→
浜松SA(トイレ休憩)
→長泉沼津IC→長泉町
走行記録

出発 :11月23日16時26分
帰着 :11月25日18時43分
走行距離:832km
ETC利用履歴
特に常寂光寺で圧倒されていますが、奈良桜井の談山神社を始めとして多くの場所で紅葉を堪能できました。
11月末は毎年忙しいのですが、頑張って出かけて良かったです。
来年も紅葉狩りができるほどに健康を維持できていれば、また京都に来たいものです。
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紅葉狩り | クルマ
Posted at
2021/11/28 23:42:05