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アクティブアスパラのブログ一覧

2025年08月02日 イイね!

久し振りの伊豆スカイライン

久し振りの伊豆スカイライン熱い日が続いているせいか、すっかり出不精になっています。
7月なんか気がつけば月末ぎりぎりになってやっと1回給油しただけという体たらくです。

7月30日(水)は珍しく何も用事がありませんでした。ゆっくりするのも大切ですが、それだと冷房を掛けた部屋で一日中ゴロゴロとなりかねません。
ゴロゴロしていたらスマホがけたたましく鳴り響きました。何ごとかと思えば津波注意報です。慌ててテレビをつけるとカムチャッカで大地震と騒いでいます。その内に注意報が警報に変わったら大騒ぎになりました。近所のことも一応心配しましたが、住んでいるところは30m以上の標高はあるし、近くに川もないので静観でも良さそうです。

一段落したところで、アスパラの愛車ActiveHybrid3は9月に11年目の車検があるので、そろそろ入庫予約をしておこうかとディーラーBMW沼津に出かけました。混み合っているのかお盆明けの8月後半まで待ってから、3泊4日の入庫となりました。代車は準備いただけます。
「なにか不具合は?」という質問だったので、①運転席と助手席にある取っ手のゴムがボロボロベタベタで不快だが簡単に治せるか ②いままでUSBマップアップデートをしていたが、何故か今年はそれが対応されていない。マップアップデートは可能なのかと2点投げかけておきました。

ディーラーでの予約が済んだので、久し振りに愛車とじっくり戯れたくなりました。
「何も用事がないけれど、クルマに乗って伊豆スカイランに行って来よう」という阿房自動車です。

【行程】
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  BMW沼津→裾野バイパス(国道246号)→長泉IC
 →伊豆縦貫道→函南塚本IC→伊豆中央道
 →修善寺道路→天城北道路→
①道の駅 伊豆月ヶ瀬
 →湯ヶ島→県道59号伊東西伊豆線
②国士峠
 →中伊豆→県道12号伊東修善寺線
 →冷川→伊豆スカイライン→
③亀石峠
④多賀駐車場
⑤池の向駐車場
 →熱海峠→旧伊豆箱根十国線(県道20号熱海箱根峠線)
 →箱根峠→国道1号→サガミ三島玉川店

沼津から伊豆方面に向かうのは、いまではすっかり快適です。
伊豆縦貫道から伊豆中央道、修善寺道路、天城北道路と信号のない道を流せばあっという間に月ヶ瀬まで行けます。途中の伊豆中央道と修善寺道路が料金徴収期間満了直前に「無料開放すると交通渋滞が発生する」という理由で無料開放を見送って、それぞれ200円を徴収し続けているのはちょっと不満です。

【①道の駅 伊豆月ヶ瀬】
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ちょうど良いので念のためのトイレ休憩です。
先を急がずに道の駅で売店を徘徊するようになったのは、ひとつの老化現象かもしれません。
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「新感覚緑茶」なるものについ手を出しています。

【②県道59号 国士峠】
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月ヶ瀬から天城峠方向を目指し、湯ヶ島で左折して県道59号伊東西伊豆線に入り国士峠に向かいます。この県道は伊豆半島を横断しますが混雑時の抜け道などと無責任に案内するガイドブックもありますが、途中は交換が難しい個所も多くて、山道に慣れていない方は避けられた方が無難です。


その国士峠に向かっていたら、ナビ画面に突然アラームが出ました。

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その内容がこれで、「津波警告」です。山の中の高いところにいても、親切に「緊急警告発令」を繰り返し送ってきます。この後もアラームは何度も届き、その毎にそれこそ100回近くリセットしておりました。

【③伊豆スカイライン 亀石峠】
本当は天城高原から遠笠山まで行って来ようかとも思いましたが、それは思いとどまって冷川から熱海峠に向かいます。冷川〜熱海峠の料金は790円。なかなか良いお値段です。

ムチャ飛ばししなくなったアスパラですから、後ろからポルシェが迫ってくれば待避所に入って道を譲ります。走りを楽しもうという方のお気持ちは良くわかりますので、道を塞ぐような野暮はいたしません。

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びっくりしたのは亀石峠。なんと本線上に料金所を建設中です。伊豆スカイラインは入口の熱海峠と天城高原に料金所があり、途中で出るときは本線から分かれた先に料金所があります。料金が高いので一旦本線に入ったら何度も往復して走りを楽しむクルマが多くて、これからは本線上に作った料金所で検問しようというようです。
熱海峠で途中の韮山峠までと申告しておきながら、道を間違えて(?)天城高原の手前まで行ったことが何回かあるアスパラですから、文句を言える立場ではございません。なお伊豆スカイラインは無料開放する予定はまったくないそうです。

【⑥伊豆スカイライン 多賀駐車場】
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多賀駐車場から相模湾側を見下ろします。
初島が見えていますが、津波は大丈夫かと心配しました。

【⑦伊豆スカイライン 池の向駐車場】
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少し走った池の向駐車場からは駿河湾側が見渡せます。
う〜ん、やはり沼津の街は津波が来たらひとたまりもなさそうです。
山の上は何も変化がありませんでしたが、既に東海道線、伊東線は運転見合わせ、国道1号線も由比の海岸付近は通行止になっていたそうです。徘徊老人はあまりに浮世離れしていました。

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すっかり夏姿になった富士山も見えています。
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久し振りの伊豆スカイラインですから、ActiveHybrid3の勇姿も

快適に走れる道ばかりで、とっても楽しめました。
ダラダラしていないで、たまには外を駆け抜けなければとあらためて感じたところです。

【サガミ三島玉川店】
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気持ちが大きくなって、夕食は「牛たん定食(2,300円)」を奮発してしまいました。
Posted at 2025/08/02 17:28:22 | コメント(5) | トラックバック(0) | 伊豆 | クルマ
2025年03月02日 イイね!

伊豆の梅巡り

伊豆の梅巡り2月は最終日28日(金)に、遅ればせながらいつもの仲間と撮影会に出かけました。
そろそろ春らしい写真を撮りたい時期なのに、今年は花が咲くのがすっかり遅れています。12月が寒かったのに加えて、雨が降らずに乾燥し続けていることが開花を遅らたようです。

出かける日にちは決めていたものの、こんな状況ではどこに行けば良いのかと、撮影会担当のOさんは困り果てています。その上体調を崩された方もいて、今回の撮影会はたった4名で、アスパラのActiveHybrid3だけで間に合ってしまいます。

狙うならやっぱり「梅」だろうと、湯河原梅林、熱海梅園、大仁梅林、修善寺梅林、月ヶ瀬梅林などを候補に挙げましたが、取り敢えず「修善寺梅林」に行ってみようとやっと決まりました。

【行程】
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  長泉町→長泉IC→伊豆縦貫道→伊豆中央道
 →大仁IC→修善寺ニュータウン→
①修善寺梅林
 →国道136号旧道→月ヶ瀬→
②月ヶ瀬梅林
 →国道414号→吉奈温泉→
③東府や Bakery&Table
 →行基の滝→持越→逆川橋
 →県道411号西天城高原線→風早峠
 →仁科峠→県道410号仁科峠宇久須線
 →宇久須→国道136号→土肥
 →県道17号沼津土肥線→戸田→
④夕映えの丘
⑤出逢い岬
⑥煌めきの丘
 →井田→大瀬崎→古宇→木負→三津
 →県道130号伊豆長岡三津線
 →伊豆長岡IC→伊豆中央道
 →伊豆縦貫道→長泉IC→長泉町

【①修善寺梅林】
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修善寺梅林は修善寺温泉街の裏山で、紅葉で有名な修善寺自然公園が近くです。
紅葉の季節になると自然公園の駐車場はバス専用で、乗用車は梅林の駐車場に誘導されますので駐車場までは何度も来たことがあります。
ところがアスパラは梅林に縁が無くて、訪ねるのは今回が初めてです。長く住んでいながら近所の有名ポイントであっても案外抜け落ちているものです。

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まず西梅林から
7時前でちょうど朝陽が射し込み始める時間です。

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手前の梅に陽が当たったところを狙います。

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小高い丘を登ればそこは富士見台。
笠雲がかかった富士山が見えました。

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光の加減がおもしろく、いろいろ狙ってみます。

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梅林らしい写真もひとつ撮っておきましょう

【②月ヶ瀬梅林】
修善寺梅林の次は月ヶ瀬梅林に向かいます。
修善寺ICから天城北道路に入れば良いのですが、アスパラが道を間違えて旧道に行ってしまいました。まあ大した違いはありません。良しとしましょう。
月ヶ瀬梅林は2年前に訪ねましたが、崖崩れのため道路が不通で辿り着けませんでした。ですから、こちらも初訪問です。

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山道を登っていくと係員が道を封鎖して入場料を徴収しています。
1台500円ではなくて、1人500円です。そうでもしないとカメラマンなんてお金を落としていきませんから、まあ仕方がないでしょう。
9時頃になっていましたが「お宅たちが最初のお客さんです」だそうです。
「梅は少し遅れているのですか」と聞いたら「少しなんてものでない。ものすごく遅れてます」と嘆いていました。

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それでも咲いているところは咲いています。

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ここからは天城連山が正面に見えます。
左端が遠笠山、右側が天城連山の最高峰万三郎岳(ばんざぶろうだけ)です。

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展望台

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月ヶ瀬梅林ではこの梅が一番良かったかな

【③吉奈温泉 東府や Bakery&Table】
月ヶ瀬梅林の次は、天城峠を越えて河津七滝(ななだる)に行くことにしました。
ループ橋と河津桜を絡めた写真を一度撮ってみようというのです。
ところが国道414号に出てみたら、河津に向かうクルマがずらっと並んでいます。
たちまち気が変わって、吉奈温泉「東府や」に向かいます。
まだ11時ですが、今日は早朝興業でしたからもうお腹が空いています。
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Bakery&Table
近くに来たらここは外せません。美味しいパンにスープ、サラダ、コーヒーで昼食です。
メンバーは土産のパンまで買い込んでいました。

昼飯を食べてしまうと、あとはすっかり観光ドライブです。
天城稜線に登り行幸道路西天城高原線で仁科峠を越えて宇久須に下りたら、今度はひたすら海沿いを北上します。

【④夕映えの丘】
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土肥、戸田を抜けた先で崖に沿って登っていくと「夕映えの丘」に出ます。
見事に河津桜が咲いています。

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そこにたくさんのメジロが蜜を求めてきています。
メジロはたくさんいますが、動きが速くてなかなかうまく撮れません。
たくさんシャッターを押してやっとこの一枚です。

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いまの時期は海に陽が落ちるので、ここが狙い目です。
早く帰らなければならないメンバーがいたので今回はダメでしたが、また夕陽を狙いに来ましょう。

【⑤出逢い岬】
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「夕映えの丘」の少し先にあるのが「出逢い岬」です。
こちらはトイレもあってしっかり整備されているので、元々あった近くの「夕映えの丘」は少し霞んでしまいました。

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こちらからはドカーンと夕陽が狙えます。

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しかも北側を見れば富士山と愛鷹連山も望めます。

【⑥煌めきの丘】
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北上を続ければ次は「煌めきの丘」です。
切り立つ崖が海に落ちるところを富士山を一緒に撮れます。

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下を覗けば井田の集落が存在をアピールしています。

【走行記録】
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出発  :  5時37分
帰着  : 16時08分
走行距離: 159km
夕方から家事が待っているメンバーもいますから、これくらいで解散するのがちょうど良さそうです。

一斉に花が開き始めて、忙しくなりそうです。
今日あたりの河津町はきっと混雑していることでしょう。
Posted at 2025/03/02 18:01:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | 伊豆 | クルマ
2025年01月24日 イイね!

恒例の「修善寺 柳生の庄」

恒例の「修善寺 柳生の庄」いや~、恐れを知らぬタイトルですが、今年も1月17日(金)に修善寺「柳生の庄」に行ってきました。
正月明けに妹夫婦と泊まりに行くことを続けていますが、遂に4年連続となりました。
「3人ともが健康で新年を迎えられた」と喜び合うための行事ですが、この趣旨を続けるのはたやすいことでなくなっています。

妹のところが年明けに夫婦揃って高熱を出して、コロナでもインフルでもなかったのですが、妹の方はずっと咳が抜けずにだるくてやる気も出ないという状況が続いて、趣味にしているお茶も初釜に出られず、友人達との新年のお約束を軒並みキャンセルした中で、修善寺だけは絶対に行くと必死に体調を整えて、やっとのことで回復させました。アスパラだって正月明けは不安になって、毎日こまめにうがいして風邪を引かないようにと徹底的に注意してきました。

最近になって「歳による衰え」というのはなってみないとわからないものだと痛感しております。いままでは「70を過ぎたら歳のひとつやふたつは誤差範囲」と考えていましたが、これはとんでもない誤解です。70を過ぎると予想を遙かに越える勢いで急激に体力も気力も衰えていき1年の差がどれだけ大きなことか知りました。ですから「三人が揃って健康で温泉旅行に出かけられるのは、たいへん恵まれたこと」で、深く感謝して散財することにしようと言い訳しております。
「こんな極楽はない」と今年も三人揃って納得できたので、こういう生き方もあると呆れながらお読みください。

同じ顔ぶれで、同じ旅館の同じ部屋に同じ仲居さんをお願いして泊まるのですから、毎年同じことの繰り返しです。
毎年、報告をブログアップしておりますが
 2024年 「3年続けて妹夫婦と修善寺に
 2023年 「今年も妹夫婦と修善寺に
 2022年 「妹夫婦と修善寺に
内容はほとんど重複しています。
でも「毎年同じ」が年寄りには癒しなので、どうぞそこのところはお許しください。

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メルセデス・ベンツ C200アバンギャルド

そんな中で大きく変わったのは、妹夫婦のクルマです。
前回まではCLS400でしたが、今回はC200です。
昨年、修善寺道路でセンターラインのマーカーを踏んだら前後輪ともパンクしてエライことでしたが、超扁平タイヤでは良くあることと言われたら嫌気が差したと、なんと妹たちはクルマを乗換えてしまいました。少しダウンサイズですが、都内で使うには慣れればなんということないそうです。

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「柳生の庄」到着

いままでは長泉町で私をピックアップしてもらい妹夫婦の車で修善寺に向かいましたが、前年のパンクに懲りたのか「この辺に慣れているお兄様の運転で」と、我が家にメルセデス君を置いて今年はBMW ActiveHybrid3で走ってきました。

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いつものお部屋「九重」 (柳生の庄HP より)

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さっそくお茶を点てていただきお菓子とともに供されます。
こういう流れも4回目ともなれば慣れました。

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床の間のしつらえを楽しむことも大事です。
昨年はツァー旅行に3回も参加しましたが、ツァーだといい部屋に泊まってもこういうところは手が抜かれています。

さて、人心地ついたところでさっそくお風呂に行きましょう。
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武蔵の湯 (柳生の庄HP より)

これぞ温泉に来る醍醐味です。
個人の家ではどんなに頑張ったって、これだけ大きくて風情あるお風呂は用意できません。
熱すぎずぬるすぎず湯温も最高です。誰か名人が管理しているのでしょうか。
こういうところのスキの無さが極上です。

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そして旅の楽しみのひとつは風呂上がりのビールです。
冷え具合、泡具合も完璧で、「至福の一杯」とはこのことです。

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柳生の庄 睦月献立

いよいよメインイベントたる食事です。
「柳生の庄」は東京芝白金にあった料亭「柳生」が起源で、いまどきお部屋で京懐石を供されるなんて文化財級の貴重さです。ベテランの仲居さんはよく目が行き届いてスキがありません。こんな上等なサービスはもう理解されにくくなっていますが、私らはこれを味わいたくてここに来ています。

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梅酒
ウェルカムドリンクは選べるので、三人とも梅酒にして食前にいただきました。

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お酒は大吟醸「八海山」
切り子のグラスでいただきます

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【坐附】胡麻豆腐 生雲丹 たらの芽
     花穂ちらし 割煎酒 山葵
【初献】伊豆のにごり酒

胡麻豆腐の上に生雲丹が載っていて、毎年出ますがなんともおいしいものです。

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【坪】甘鯛かぶら蒸し

甘鯛の上に載る蟹が、また味を引き立てます。
今年は三人とも献立表をじっくり見て内容を点検しながら味わっています。

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【羹】柚子釜白味噌仕立
    車海老 雲子 牡蠣 占地(しめじ) 三つ葉

雲子というのは鱈の白子。昨年勉強しました。
中味の車海老、雲子、牡蠣をひとつひとつじっくり楽しみます。
すばらしく上等な味で幸せ感に包まれます。

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【造里】本鮪 本日の白身 青利烏賊(あおりいか)
     伊豆かおり 妻もの色々
     土佐醤油 駿河湾塩

お皿は鶴が羽を拡げた姿です。いや~見せますね。
塩と醤油が用意されていますが、今年も塩だけでいただきました。

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【強肴】黒毛和牛ヒレステーキ
     修善寺椎茸 芽甘藍(めきゃべつ) 南瓜
     大根おろし 山葵(わさび) 戸田塩 割醤油

こちらも戸田塩と割醤油が用意されていますが、アスパラは戸田塩でいただきました。
でも一切れだけ大根おろしを割醤油にいれていただいてみます。
立派な修善寺椎茸ですが、椎茸が苦手なアスパラですからこれは妹の旦那様に。

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【焼物】鰆柚庵焼
酔いが回ってきましたが、今年はしっかり鰆柚庵焼を撮りました。
昨年は半分食べてから気がついて、食べかけを写真に収めました。

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【香味】嵯峨竹の子 友穂黄鶏あん 木の芽

竹の子の間に海苔が入っているのが特徴です。
しっかり海苔が入っているところを写真に撮れと妹からの指示ですが、前にも同じことを言われています。「これは初めてではないか」と彼女は毎年言いますが、ブログを確認したら毎年出ています。人間の記憶というのは怪しいものです。

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【留椀】赤出汁 滑子(なめこ) 生のり 粉山椒
【御飯】駿河飯 蕪菜(ぶな)
【香物】千枚漬 胡瓜(きゅうり)糠漬 金山寺味噌

妹が待ち望んでいた駿河飯です。
これもここに来る楽しみのひとつです。

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【水菓子】伊豆苺
【甘味】 抹茶水羊羹 金箔

とてつもなく大きな苺でした。
金箔の載った水羊羹も一杯になったお腹になんとも優しく入りました。

材料が吟味されてしっかり作り込まれたお食事に、大満足の三人です。
お酒をしっかり楽しんだ妹旦那様は布団に打ち倒れましたが、アスパラと妹は夜遅くまで四方山話で盛り上がりました。
なんとも楽しく夜が更けていきます。

ぐっすり休んで一夜明けた朝は、三人がそれぞれに動きます。
妹旦那様は日課にしているジョギングを旅先でも欠かさないと外に出かけました。

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九重の間の半露天風呂(柳生の庄HP より)

アスパラはまず部屋のお風呂に入ります。
3階のお部屋ですが目の前に坪庭があります。
窓を開ければ流れ込んだ冷気と温かいお湯で、とても良い具合です。

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つうの湯(柳生の庄HP より)

部屋のお風呂から出てそのまま大風呂に向かいます。夜中の12時に、男湯と女湯が入れ替わっているので、昨日の武蔵の湯からつうの湯に変わっています。
朝7時でしたが、まだ誰も入った痕跡がありません。もうもうと立ち上がる湯気の中で、たったひとりで池のようなお風呂にゆったり浸かっているのは、もう至高の贅沢です。

三人ともそれぞれに部屋のお風呂と大風呂を楽しんでから、いよいよ朝食です。
昨夜あんなに食べたのに、胃の動きが活発になったらしく、もうすっかりお腹は空いています。

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朝食メニュー

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苺ラッシー

これも宿のご自慢です。

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煮麺 たたみいわし 葱 七味

「まずこれから召し上がってください」と仲居さんに言われて、温かな麺をおいしくいただきます。

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飛竜頭含ませ 絹さや 芥子(けし)

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伊豆鯵干物 酢蓮

この鯵の干物のおいしいこと。肉付きが良く、焼加減が絶妙な上に、骨はしっかり外れています。
恐れ入りました。

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味噌汁 渡り蟹 葱

朝から贅沢に蟹汁をいただきました。

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海松貝(みるがい) 胡瓜(きゅうり) 若布(わかめ) 酢のもの

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左:牛肉有馬煮
右:小松菜 人参 胡麻和え

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左:伊豆なのり 削り節
右:香物 色々

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自家製シャーベット

これが宿自慢の自家製シャーベットです
お泊まりの方の数だけ毎日作るという手の込んだもので、とても美味しいです。

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帰りにお世話になった仲居さんを入れて恒例の記念撮影

いやいや、なにからなにまで上等で、スキのないおもてなしをいただいたので大満足です。
最初の年は「最後の贅沢」と思っていた筈なのに「贅沢」は癖になりました。

来年もまた三人で来られるように、日常の健康管理に心を砕きます。
すっかり癒やされて、本当に価値ある旅でした。
Posted at 2025/01/25 00:08:57 | コメント(3) | トラックバック(0) | 伊豆 | クルマ
2024年12月16日 イイね!

修善寺に行く

修善寺に行く先週12月9日(月)は、毎月定例で主治医の先生のところにお薬をいただきに行ってきました。
「どうですか」と聞かれたので
「深刻な状況とは思っていないけれど、胸が苦しくなる程度が前より進んだ気がします」と答えたら
「寒くなったらからね~。ちゃんと薬を飲んでね」と言ってから
「中山美穂も死んじゃったし、ヒートショックは怖いよ」と先生は随分気落ちしています。
「年寄りは一番風呂には入らない。脱衣所はしっかり暖める。風呂だけでなく廊下だって危ないから、ケチらずに家中温めたら良いです」なんて、いつになく話が弾みました。

そんなことのあった翌日10日に、いつもの仲間と修善寺に出かけます。「師走だし。今月の撮影会は見送りますか」と提案したものの、3月の写真展がちらついて、作品作りのために頑張って出かけました。

いつもは5時出発ですが、長老から「日の出が遅くなったこの時期ですから、出発時間は再考いただきたい」とご意見をいただき、6時半出発にしました。アスパラも京都旅行の疲れが抜けていなかったのでこれは助かります。

【行程】
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  長泉町→長泉IC→伊豆縦貫道→伊豆中央道→大仁南IC→
【①狩野川記念公園】
【②修善寺ニュータウン】
【③修善寺梅林】
【④修禅寺】
 →和風レストラン四季紙(昼食)→修善寺橋→大仁橋
 →県道129号韮山伊豆長岡修善寺線→大門橋
 →柿無人販売→伊豆長岡→黒柳(温泉饅頭)
 →日の出橋→函南塚本IC→伊豆縦貫道→長泉IC
 →長泉町

【①狩野川記念公園】
伊豆縦貫道をひた走り修善寺を目指していたら、狩野川沿いでは朝靄(あさもや)が立っています。
これは素通りできないと下道に出て狩野川記念公園に。
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狩野川堤防から城山(じょうやま)
狩野川からの靄が城山に絡んでいます。
城山の崖は愛好家達にとって本格的なロッククライミングが楽しめるところです。

【②修善寺ニュータウン】
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ちょっと病的ですが、靄に絡んだ写真ばかりを狙い始めました。
向こうの山に見えるのは。昔長嶋茂雄が山籠もりした大仁ホテル。
先ほどの狩野川記念公園の対岸には「長嶋茂雄ランニングロード」だってあります。

【③修善寺梅林】
修善寺ニュータウンを梅林側に下りたところで、とうとう凄い景色になりました。
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梅林側の木々の間から光が漏れて、見事な光芒が現われました。
思いっきり逆光の中で、大いに苦労しながら撮影しました。

朝靄との格闘が終わり修善寺温泉街に移動します。
【④修禅寺】
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毎回同じ蘊蓄を傾けますが、地名が「修善寺」で寺名が「修禅寺」です。
両者を区別するときには、地元の方はお寺を「しゅうぜんじさん」と呼びます。

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ちょうどご奉仕の方々が、一生懸命に磨き上げてくれた後です。

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鐘楼と紅葉

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桂橋から上流を
寺の前にある独鈷の湯(とっこのゆ)から桂川沿いの遊歩道を進んだところが桂橋。
この橋は「結ばれ橋」とも名付けられて、恋愛成就のパワースポットだそうです。
誰が言い出したのやら怪しいものですが。

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その先の「竹林の小径」
人が途絶えません。

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「竹林の小径」を抜けた先にあるのが、名にし負う老舗旅館「あさば」です。
一度だけ泊まりましたが、リターンマッチはまだ叶いません。

修善寺は高級路線がうまく定着しましたが、老舗としては「あさば」「菊屋」「新井旅館」の順です。
アスパラは修善寺には縁が深くていずれにも泊まりましたが、それぞれ想い出に残っています。
もっとも最近は、妹夫婦と一緒に「柳生の庄」に泊まって、お互いの健康と幸せを確認することを年初の恒例行事にしています。
(「3年続けて妹夫婦と修善寺に 」)

【走行記録】
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今回はいつもより遅く6時半の出発でしたが、修善寺温泉街を撮り終えたらもう気力が無くなりました。
近くの旅館「湯の宿 花小道」の1階が「和風レストラン四季紙」になっていて、ここでお蕎麦をいただきそのまま帰ってきたので解散は14時です。我々の撮影会としては異例のことです。
「たまには軽い撮影会も良いものだ」と言ってくれたメンバーもいましたが、アスパラはハードスケジュールが続いていたので本当にありがたかったです。
Posted at 2024/12/16 21:06:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | 伊豆 | クルマ
2024年06月01日 イイね!

深緑の天城で撮影会

深緑の天城で撮影会5月29日(水)、写真クラブの月例撮影会で天城に行きました。
前回撮影会に参加したのは3月27日でしたから、約2ヶ月ぶりになります。4月の撮影会には京都・奈良・吉野に出かけていたので参加できず、次に5月13日(月)に予定された撮影会も、警報級の大雨との予報が静岡県に出たので延期となっていました。

天城での撮影会は去年の4月(深緑の伊豆・天城 )にも行っていますが、なにしろ雲や霧に包まれた森が大好きな風景写真の鬼F先輩にご指導いただいてますので、この時期に天城に行くのは自然な流れです。

今年は雨が良く降っていますが、今回も静岡県下は前夜に猛烈な風雨となり、朝になったら本当に出かけるのかいというレベルで、さすがに長老ご夫妻は「参加見送り」と判断されました。
ところが先輩方はまるで違います。ネットで雨雲予報を見たら3時頃に暴風雨は収まるようだから、5時に出発するなら雨に濡れた山の中での撮影は期待できると舌なめずりしています。参加者は4人だけになったので、アスパラのActiveHibrid3にみんなを詰め込んで出発です。

【行程】
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  長泉町→三島萩IC→伊豆縦貫道→伊豆中央道
 →修善寺道路→修善寺
 →県道修善寺戸田線→戸田峠→
①達磨山北側登山口
 →西伊豆スカイライン→
②船原峠
 →県道西天城高原線→
③逆川橋(さかさがわばし)
④風早峠
 →仁科峠→西天城高原牧場の家→持越→
 →もちこし来楽歩(くらぶ)
 →吉奈→
⑤吉奈温泉 東府や[昼食]
 →湯ヶ島→県道伊東西伊豆線→国士峠
 →筏場→
⑥萬城の滝(ばんじょうのたき)
 →県道伊東修善寺線→修善寺駅
 →大仁南IC→伊豆中央道→伊豆縦貫道
 →長泉IC→長泉町

【走行記録】
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 出発時刻: 5時04分
 帰着時刻:16時27分
 走行距離:140km

伊豆縦貫道→伊豆中央道→修善寺道路と進んで、修善寺ICから県道18号修善寺戸田線を登り始めましたが、山に入るとさあたいへんです。嵐の直後で道路には枝が散乱しています。早朝で道路管理のクルマがやっと出始めたくらいで、危険なことこの上もありません。新品タイヤに交換したばかりですが、大きな枝を踏んだらあっさりパンクでしょう。

戸田峠の手前では、散乱した枝を手作業で片付けています。

【①達磨山北側登山口】
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ここからは修善寺方面の雲海を狙います。

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雲海とそこに射し込む朝陽ですが、なかなか難しいです。

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振り返ると、瞬時富士山が姿を見せています。

【②船原峠】
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西伊豆スカイラインの終点近くから、霧が絡む森を狙ってみます。

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船原峠を過ぎて県道411号西天城高原線に入ったら、すぐに知合いのクルマに遭遇。我々も森に入って光芒を狙いましたが、薄くなったり濃くなったり、なかなかいいタイミングを捕まえられません。

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森の中の蜘蛛の巣は雨に濡れてしっかり見えてしまい、これでは乾くまで虫もかからないでしょう。

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空を見上げれば森の上に青い空が拡がって、これは気分爽快です。

【③逆川橋(さかさがわばし)
西天城高原線の途中にかかる逆川橋は、風景写真仲間には有名な場所です。
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地図で探しても橋の名前が分かりませんでしたが、現物の銘板を確認しました。
これで間違いありません。

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ミツバツツジ
もう大分遅かったです。

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橋のたもとから撮りましたが、1ヶ月早かった昨年の方がもっと絵になりました。

【④風早峠(かざはやとうげ)
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我々のお気に入りの風早峠です。
山脈の尾根にあるので名前通りに吹き抜ける風が早くて、この写真のようにくっきり見えていても、すぐに雲が流れて霧に包まれたりします。

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林道を上に向かいましたが、前日の雨で川になっています。
とてもクルマで登る気になんかなりません。

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森に入れば隔絶した世界です。

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雨に濡れた森は魅力的です。
でも夢中で撮っていたら仲間とはぐれ、道を見失いました。人里離れたところですからスマホにも電波は届かずこれは遭難したかと、かなり焦りました。やっと稜線の道に出たら力が抜けて、もう写真を撮る気力なんか無くなって早々にクルマに戻ってしまいました。危ない、危ない。

【⑤吉奈温泉 東府や】
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こちら方面に来たときの昼食は女性メンバーの強い希望があって、吉奈温泉にある「東府や」の「Bakery&Table」が定番です。
パンがメチャクチャ美味しい上に、イスの座り心地が良く、森に囲まれて寛ろげるという、もう究極の癒しスポットです。何もかも忘れてのんびりしました。

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腹が一杯になったところでお庭を散策、レトロな雰囲気を撮ってみます。

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東府やの本館

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お庭にはテーブルとイスが配置されて自由に寛げます。この大らかさがなんとも言えません。

【⑥萬城の滝(ばんじょうのたき)
ゆっくりしたら元気も出て、最後に萬城の滝に向かいます。
湯ヶ島から県道59号伊東西伊豆線で国士峠を越えますが、この峠を通り抜けるクルマなんてほとんどいないのか、昼を過ぎているのにまだ枝が道路上に思いっきり散乱しています。広い道を迂回すべきでしたが、途中の「荒原の棚田」とワサビの産地「筏場(いかだば)」を覗きたかったのでこちらに来てしまいました。

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先日地元の新聞に、滝のまわりに新しく展望デッキができたと紹介されたので、どんなものかと見に行ったら、観光バスも期待した立派な駐車場もできていました。
前夜の大雨で水量は多いです。

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輝く緑と滝

メインの滝の近くに小さな滝があり、射し込む光りと豊富な水に感動して、ここからは「滝撮り」修行です。
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滝の上流の萬城渓流に移動します。
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渓流に射し込む光と勢いよく流れる水流を狙い、良い練習になりました。

夕方はラッシュ前に帰れたので、それほど疲れていないと思いましたが大間違いで、次の日からどんどん疲れが出てきて回復するのに時間がかかりました。
老体は疲れていることを検知する能力も鈍っているのでしょう。
「無理は禁物」と肝に銘じます。
Posted at 2024/06/01 21:46:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 伊豆 | クルマ

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「@福六 さん、やっぱり先を越されてしまいました~!宿とお風呂とお料理の詳細な報告を、よろしくお願いしま~す。」
何シテル?   11/05 19:18
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