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アクティブアスパラのブログ一覧

2021年10月31日 イイね!

乗鞍、カヤの平、志賀高原に撮影旅行

乗鞍、カヤの平、志賀高原に撮影旅行アスパラが活動している写真クラブは毎月撮影旅行をしていますが、10月だけはそれが泊まりがけとなります。1泊2日が通例でしたが、昨年だけはGoToトラベルのご援助に気が大きくなって2泊3日としました。

2017年にクラブに入ったので、今回で5回目の参加となります。
過去に行ったところは次の通りです。

 2017年:志賀高原
 2018年:戸隠、八方尾根
 2019年:乗鞍、木曽
 2020年:裏磐梯

今年は、10月28日(木)29日(金)の2日間です。1日目は乗鞍高原、2日目はカヤの平と志賀高原が狙いです。2日目は必ず日の出時刻の撮影をしたいので、最近はビジネスホテルを使っています。かやの平に近い信州中野にあるルートイン中野に泊まりました。

参加メンバーは9名ですが60代2名、70代5名、80代1名、90代1名という構成です。こういう年寄りが集まった趣味のクラブはなにかと難しいと聞きますが、幸いうちは良識ある方々ばかりで、お互いのわがままも適当に受け流してくれるので楽しくやれています。出動したクルマは3台でトヨタのプリウスPHVとC-HR、それに我がActiveHybrid3です。

28日の集合は朝5時です。かなりきつい早朝興業ですが、現地での時間を確保するのと通勤時間の混雑を避けたいという考えです。
静岡県東部の長泉町から中央道までは、①東富士五湖道路、御坂みち ②朝霧高原、甲府精進道路 ③中部横断道と3つの選択肢があります。
まだ朝早いから②の朝霧高原でいいだろうと決まりかかったのですが、C-HRのドライバーが「運転が楽な①東富士五湖にしてくれ」と主張したので、それに従いました。

ところが新東名を走って新御殿場まで行ったら「東富士五湖道路 須走-富士吉田 7時まで通行止」という表示があります。なにやら工事のためにあらかじめ計画された通行止です。知っていれば来ませんでしたが、いまさら是否もありません。平行する国道138号で篭坂峠を越えることにします。ところがわからないものです。この迂回がもの凄い幸運でした。

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旭日丘から山中湖に沿って走り始めたら、山中湖に気嵐(けあらし)が立ち始めています。先頭車(プリウス)に乗る風景撮りを得意とするF先輩が、これを見逃すはずはありません。たちまちコースを外れて湖畔に停めました。気嵐は瞬間が勝負なので大慌てで準備します。

【①山中湖】
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陽が昇り始めるとともに、見事な景色になっていきます。
もうみんな大興奮です。
信州まで行かなくても良いのではとか、今回旅行の一番がもう撮れてしまったとか大騒ぎです。

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陽が昇ったら、光の道ができました。

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山中湖 花の都公園
富士山も朝陽を浴びて、くっきり姿を見せています。

【②忍野】
こんな条件に恵まれてしまうと、先を急げません。
きっと桂川にも光芒が出るだろうと、忍野に寄り道となりました。

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来た甲斐がありました。

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いままで何度も来ていますが、こんなに見事な光芒は初めてです。
通行止を迂回したお陰で、思いもよらぬ収穫です。

やっと気持ちを落ち着けて、そろそろ先を急ぎましょう。
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10月28日前半の行程
 長泉町→長泉沼津IC→新東名→新御殿場IC
 →須走道路→須走→国道138号→篭坂峠
 →旭日丘→
①山中湖
 →花の都公園→
②忍野 しのびの里
 →河口湖大橋→御坂みち(国道137号)
 →一宮御坂IC→中央道→双葉SA→
 →長野道→松本IC→国道158号
 →道の駅風穴の里→前川渡
 →乗鞍岳線(県道84号)→
③乗鞍高原

【③乗鞍高原】
乗鞍高原に着きました。
アスパラは3年続けて秋の乗鞍高原です。
一昨年クラブのみんなと来たときは雨、昨年(上高地・乗鞍高原 )は見事な紅葉に感動したものの山は見えず終いでしたが、今年はそのリベンジを果たせました。
タイトル写真をご覧下さい。乗鞍岳が見事に姿を現わしています。こんなことは滅多にないらしく、運を使いきったかもしれません。

【③-1 まいめの池】
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秋の雰囲気です。

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次に乗鞍岳を見られるのはいつか分かりません。
意地でもこの写真は押さえておきましょう。

【③-2 どじょう池】
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いままでたいしておもしろくない池だと思っていたのですが、山が見えれば話は別です。

【③-3 大カエデ】
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昨年「大カエデ」はしっかり撮っているので「もういいか」とも思いましたが、地元の方に「いまなら山をバックに撮れますよ」と言われて、「おお、そうだ!」と撮りに来ました。
チャンスは二度とないかもしれません。

【前川渡】
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もう宿に急がなければと思いつつ、山を下りて前川渡大橋でまた引っ掛かってしまいました。

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とても充実した一日を過ごしている撮影隊です。

10月28日後半の行程
③乗鞍高原
 →乗鞍岳線(県道84号)→前川渡
 →国道158号→松本IC→長野道
 →梓川SA→更埴JCT→上信越道
 →信州中野IC→
ルートイン中野

第2日に続きます。
Posted at 2021/10/31 14:41:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 信州 | クルマ
2021年10月02日 イイね!

南アルプスの秘境を訪ねて

南アルプスの秘境を訪ねて遂に昨日から、緊急事態宣言が解除されました。
既に随分上手に対策するようになってはいましたが、それでも解除されれば気分は違います。
ズブズブにならないように気をつけますが、これからは少しずつ日常を取り戻していきたいです。

10月1日の解除に先だってフライングではありますが9月28日(火)から1泊2日で南アルプスの秘境を巡ってきました。
大昔に下栗の里(しもくりのさと)の写真を見せられて、いつかは行ってみたいと思っていながら、ずっと叶えられずにおりました。
下栗の里は国道152号線沿いで、この152号線というのがまた興味をそそられる道です。正式には長野県上田と静岡県浜松を結ぶ道ですが、中央道沿いの茅野から東名沿いの浜松までは、伊那山地と南アルプスの間を進みますが、中央構造線沿いなので地質も悪くて、昔から計画はあったのにいつまでも繋がらないといういわく付きの道です。

Wikipediaにも国道152号線は「分杭峠、地蔵峠、青崩峠付近の道路では車両でのすれ違いは困難である。地蔵峠と青崩峠には車道は通じておらず、峠を越えるためには登山道を徒歩で登っていくか、車両で通行する場合は林道で迂回する必要がある。車両通行不可能な未開通区間があるため、いわゆる「酷道」のひとつに数えられていて、青崩峠は兵越林道(ひょうごえりんどう、ひょうごしりんどう)、地蔵峠は蛇洞林道(じゃほらりんどう)で迂回することができる。」と記載されています。恐ろしい話ですが、意を決して探検してみましょう。

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今回のコースです。
長泉から朝霧高原、中央道を抜けて、茅野から国道152号に入ります。

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国道152号です。
Wikipediaが紹介するように、青崩峠(あおくずれとうげ)と地蔵峠は車道が通じていないので林道へ迂回します。
今回走ってみたら、国道152号の特徴をイヤという程思い知らされました。とにかく上がったり下がったりばかりです。
地図に標高を記入しましたが、各峠は1200~1300mの標高がある一方で、谷あいの集落は400~800mで、峠に上がっては谷底に降りるを繰返して、峠が好きなアスパラでさえ、もう勘弁して下さいという心境でした。

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分杭峠(ぶんぐいとうげ)
クルマが通れるという分杭峠(ぶんぐいとうげ)だって1台がやっとという幅員で、これでも国道かという恐ろしさです。

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今回は「しらびそ高原天の川」に泊まります。
ここで山の景色を楽しんで、南アルプスエコーラインを下って念願の「下栗の里」に下ります。

それでは出発です。
せっかくだからと朝の4時半に家を出て、「行きがけの駄賃」と称して写真を撮りながら進みました。

【行きがけの駄賃】
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田貫湖(富士宮市)
湖面に富士山がきれいに映り込みました。

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朝霧さわやかパーキングからのダイヤモンド富士
田貫湖のキャンプ場では既に太陽が上がっていたのに、国道138号に戻ったら太陽が富士山の後ろに隠れてしまいました。
もしかするとと思い駐車場に入れて待っていたら、おやおや山頂から太陽が出ました。
事前に調べもしないでダイヤモンド富士とは、これはラッキーでした。

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精進湖からの富士
定番ではありますが、雲がおもしろく撮れました。

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中央道八ヶ岳PAからの八ヶ岳
どうやら山はよく見えそうだと期待が膨らみます。

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中央道八ヶ岳PAからの甲斐駒ヶ岳

【高遠(たかとお)
中央道を諏訪南ICで降りて、茅野からいよいよ国道152号線です。
高遠まではまず杖突峠を越えますが、ここは良く整備された道路な上に、前を地元の元気なクルマがぶっ飛ばしてくれ、やっとこさそれに付いていきました。
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高遠藩の藩学校「進徳館」
「進歩的な教育が行われ、多くの偉材を育成し、特に教育界に中堅人物を輩出した」とありました。

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高遠城天守跡
秋の訪れを感じます。

【大鹿村】
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道の駅「歌舞伎の里 大鹿」
超難関な分杭峠を越えて、やっと大鹿村に到着です。

原田芳雄が主演した「大鹿村騒動記」という映画で、大鹿歌舞伎というものを知りました。
遂にそこにやって来ました。

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今夜の大御馳走に備えて、昼食は軽くラーメンです。

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夕立神(ゆうだちがみ)パノラマ公園からの南アルプス
道の駅にあったガイドマップに「大鹿村を楽しむコツ」として夕立神パノラマ公園が紹介されていました。
「くねくねと曲がりくねった山道を登り切った先にある絶景スポットです」とありました。
だいぶ雲が出ましたが、まあ感じはわかります。

しかし紹介通りで、曲がりくねった山道をよく登りました。標高1600mですから、大鹿村から950mも登っています。
とにかくたいへんでした。

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再び道の駅に戻り、トイレ休憩。
本来ならば、ここから地蔵峠を越えてしらびそ高原に向かうのですが、なんと地蔵峠は全面通行止です。
宿を予約した後に通行止をメールで知らされましたが、松川、飯田に大きく迂回です。
どうやら復旧には数年かかるようです。

早めの15時にチェックインしたいと思っていましたが、ここでちょっとトラブル。
約2時間遅れとなりましたが、詳細はまた別途。

【しらびそ高原】
標高400mの飯田まで下りてから、再び1918mのしらびそ高原まで上がってきました。
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今回のお宿は「しらびそ高原天の川」。
稜線に建っていて、東に南アルプスが間近で、西は伊那山地、中央アルプス、北アルプスが望めます。
ガスってしまい夕焼けは空振りだったので、朝にかけましょう。

朝は4時半から活動を開始しましたが、外に出たら満天の星です。
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段々陽が射してきて、中央アルプス駒ヶ岳に陽が当たります。
手前は伊那山地です。

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南アルプス側は、聖岳から陽が上がります。
今日は「ダイヤモンド聖岳」です。

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一緒にいた人達も大喜びです。
彼らは日本に住むフランス人だそうで、チーズ工場に勤めていますと言ってました。

朝の撮影が終わって、ゆっくり風呂に入って、ゆっくり朝食を食べてから出発しました。
下栗まで南アルプスエコーラインですが、朝の感動の後なので大したことはありません。

【下栗の里】
下栗の里に来たら、「天空の里ビューポイント」に行かなければなりません。
元々は、けもの道で転落事故が遭ったりしたので、住民全員の奉仕で遊歩道を整備したそうです。
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親切に杖が用意されています。ありがたく拝借しました。

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遊歩道は入口だけが急傾斜で、あとはほとんど水平移動ですが、なにしろ狭いです。
今回は空いていたのですれ違うこともあまりなかったですが、どちらかが立ち止まって体を避けないと危険です。とにかく急斜面ですから落っこちたら大ごとです。

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天空の里ビューポイントに到着しました。
定員40名ですが、この時はアスパラしかいません。

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日本のチロル 天空の里 下栗
長年憧れていた景色に遂にお会いできました。

これで今回の旅行で予定したものはすべて終わりました。
あとは152号線で浜松に出て、ゆっくり家に帰るつもりでしたが、ここからがまたたいへん。
それはまた次回に。
Posted at 2021/10/02 15:25:18 | コメント(3) | トラックバック(0) | 信州 | クルマ
2021年07月31日 イイね!

霧ヶ峰方面に撮影旅行

霧ヶ峰方面に撮影旅行一昨日(7月29日(木))は、霧ヶ峰方面に出かけました。恒例の写真クラブ撮影旅行です。
いまのご時世に県境を越えて移動しているのは後ろめたい気もしますが、2回のワクチン接種が済んでいる高齢者の集まりなので、そこのところはどうぞご容赦ください。

実は今週アスパラは、ずっと家の中に蟄居して外部との接触を断っておりました。なんと日曜日に熱を出していたのです。先週から始まったオリンピックを見るのに、冷房をガンガンかけて扇風機を回し、薄着で一日中ゴロゴロしていたら、夜になって寒気を感じた時にはもう手遅れでした。単なる風邪ではありますが、熱が出た以上は用心して外部との接触を数日間控えました。

撮影旅行ですが、この時期は行先に苦労します。春の桜、秋の紅葉に比べれば、とにかく条件が悪すぎます。写真は撮れなくても涼しい信州に行こうということで、霧ヶ峰方面にしました。
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行程図
 長泉町→長泉沼津IC→新東名→新御殿場IC→須走道路
 →東富士五湖道路→富士吉田IC→河口湖大橋→御坂トンネル
 →一宮御坂IC→中央道→諏訪IC→霧ヶ峰→
【①池のくるみ 踊場湿原】
【②八島ヶ原湿原】
 →ビーナスライン→車山→白樺湖→
【③女神湖】
 →御泉水自然園→ビーナスライン→
【④道の駅 ビーナスライン蓼科湖】
 →芹ヶ沢→湯みち街道→
【⑤御射鹿池】
 →八ヶ岳エコーライン→諏訪南IC→中央道
 →一宮御坂IC→御坂トンネル→河口湖大橋
 →富士吉田IC→東富士五湖道路→須走道路
 →新御殿場IC→新東名→長泉沼津IC→長泉町

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走行記録
集合時間は朝5時ですが、アスパラは運転手ですから事前にコンビニに寄って朝飯を済ませておくので、4時16分に自宅を出発しました。帰着は18時12分です。走行距離414kmは日帰りにしてはなかなかのものですが、高速道路が主体で残りも走れる道ばかりなので比較的楽にこなせました。

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通行料金一覧
 各区間で記録された時刻はオレンジ色のIC通過時ですが、須走道路の開通、新東名の延伸で一宮御坂から1時間、富士吉田から30分で地元長泉沼津ICまで帰ってきており、本当に楽になりました。

【①池のくるみ 踊場湿原】
中央道を諏訪ICで下りて、霧ヶ峰に向かいます。
ドライブイン霧の駅で脇道に入れば、最初の撮影地点は「池のくるみ」です。
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遠くの山は見えず、かといって霧はいまひとつですし、花は終わっています。
まあ高原らしく清涼感に溢れているので、それで満足しましょう。

【②八島ヶ原(やしまがはら)湿原】
続いては、美ヶ原方面に向かうビーナスラインを少し行った「八島ヶ原湿原」です。
ビーナスラインを何度も疾駆していながら、八島ヶ原湿原は駐車場が混んでいることもあって、実は一度も立ち寄ったことがありません。今回はまだ時間が早かったので、すんなり駐車場には入れました。

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お花好きにはたまらない魅力のようです。

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湿原に出たら、これは雰囲気があります。
下界はさぞ暑いのでしょうが、ここは霧が流れて別世界です。

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レースのような草ですが何というのでしょうか。

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これはオニユリです。

【③女神湖】
八島ヶ原を堪能した後は、車山を覗きましたが結構混んでいながらあまり写真になりそうもないので早々に退散。白樺湖もパスして女神湖へと向かいます。
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女神湖に到着。蓼科山に雲がかかっているものの、なんとか姿を見せてくれましたし静かです。

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家族連れのボートが来ました。
漕いでいるのはお母さん。女は強しです。

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こちらは、まだ練習のようです。

【そば処 せんすい】
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朝も早かったので、すっかりお腹が空きました。
女神湖に何回も通っているF先輩のご案内で、「そば処 せんすい 」に入りました。

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天ぷら蕎麦 1,400円
たいへんおいしいお蕎麦でした。このお蕎麦を食べるだけでも、また来たくなるというレベルです。

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長老ご夫妻も仲良く召し上がっています。
旦那様90歳、奥様86歳ですが、食べる速度の速いこと。ぐずなアスパラですからすっかり遅れを取ってしまいました。
お二人とも人を入れた写真が得意で、数々の賞を取っている名人ですが、風景写真を優先しがちな撮影会でも、嫌な顔ひとつされず「勉強になります」と謙虚なことでございます。本当に人格者です。
旦那様は耳が、奥様は足がご不自由ですが、頭の回転は二人ともすばらしく、まったく衰えを見せません。
我々のクラブが続いているのは長老ご夫妻が醸し出す雰囲気のお陰だと感謝しています。
こういう姿を保てるのであれば長生きしたいのですが、すぐに自我が出るアスパラではとてもムリでしょう。

【④道の駅 ビーナスライン蓼科湖】
続いて蓼科湖に立ち寄りました。
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道の駅 ビーナスライン蓼科湖 」が湖畔に整備されていて、入場料も取られずにゆっくり寛げます。ちょっと暑くなってきたので「氷マンゴー」を食べたのですが、写真を撮り忘れていきなり食べてしまいました。すっかり生き返ります。

【⑤御射鹿池(みしゃかいけ)】
写真的には収穫に乏しかったので、定番ではありますが有名な御射鹿池に立ち寄ることにしました。
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御射鹿池の案内看板です。
多くの方が「みしゃがいけ」と濁られますが、正しくは「みしゃかいけ」です。お間違いの無いように。

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山の中の溜め池で雰囲気があります。
いつもだと代わる代わるやって来る大型バスがまったくいないので、気持ち良く撮影ができました。

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ゆっくり泳ぐカモと、木の映り込みを撮ったりしていましたが

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遂に湖面がぴったり止まって、すばらしい映り込みになりました。
長老夫人は「東山魁夷の絵より良いんじゃないの」と仰有いますが、そんなことを言っては魁夷先生が怒るでしょう。

最後に期待以上の場面に出会えて、初めて御射鹿池に行ったメンバーなんか大喜びでした。
帰りは女性陣のリクエストで八ヶ岳PA、双葉SAに立ち寄らされました。女性メンバーはこの買い出しも楽しみなのです。

籠坂トンネルからの下り坂になったら前方には夏らしい雲が湧き上がっています。
夏真っ盛りのところに帰ってきました。
この時期の信州はやはり魅力一杯で、いい一日でした。
Posted at 2021/07/31 22:36:30 | コメント(2) | トラックバック(0) | 信州 | クルマ
2021年05月31日 イイね!

信州に遠征 その③ 白馬から北アルプスを撮る

信州に遠征 その③ 白馬から北アルプスを撮る白馬の魅力と言えば、それは北アルプスの眺望でしょう。
タイトル画はこの地を貫く千国街道(国道148号)から撮った北アルプスです。

3年前に写真クラブの1泊撮影会でやって来ましたが(「紅葉狩り第3弾 戸隠、八方尾根 」)、あいにくの天気で北アルプスはずっと姿を見せてくれず、山の写真は撮れませんでした。

今回は事前に、白馬村から北アルプスを望む有名な撮影ポイントを調べてみました。
勉強のために、そこを辿ってみましょう。

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訪問した撮影ポイントは、
 ①大出公園
 ②青鬼(あおに)
 ③野平
の3ヶ所です。

【①大出公園】
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戸隠、鬼無里から下りてくると、白馬の入口に待っているのが大出公園です。

ここは、吊り橋が架かっていたり、すっかり整備されていて「さあ写真を撮れ!」と準備されているので、展望台に行きさえすればご覧のような写真となります。ただし山が見えるかはその時の運次第です。

【②青鬼(あおに)】
次は、重要伝統的建造物群保存地区の青鬼集落です。
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集落の入口に駐車スペースがあり、ここから奥は地元農耕車以外は進入禁止となっています。
なにしろ山肌に張付いた狭い集落で住民の生活が優先です。ここにクルマを置いてあとは歩きましょう。
「協力金のお願い」として、1台500円と掲示されています。もちろん気持ち良くお支払いいたしましょう。アスパラは2日目の夕方と3日目の早朝と、2回訪問しましたので計1,000円お支払いしています。
誰も見ていないので踏み倒す方もいるようですが、トイレを用意したり、案内を作ったりと地元もたいへんです。訪問する方も、どうやって地元にお金を落とすかを考えるべきでしょう。

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少し登ると、山と地元の集落でいい絵になります。

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ここは棚田が有名です。
棚田に山が写る場所は、なかなか見つかりません。
やっと探したのがここです。

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朝日が当たると山がピンクになると聞いていて、翌朝再びチャレンジしましたが、残念ながらこの日は陽が当たりませんでした。

【③野平】
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翌朝、青鬼を再チャレンジした後に、野平に回りました。
これが「野平の一本桜」ですが1ヶ月くらい遅かったでしょうか。
桜の季節で山がくっきり見えれば、すばらしい絵になりそうです。

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撮影ポイントはこの道路ですが、カメラマンが傍若無人に三脚を並べて通行を妨害したらしく、路上での三脚使用は禁止になっています。つい感動して、少しでも良い写真をと我を忘れるのかもしれませんが、迷惑な話です。

【岩岳スキー場】
今回は、岩岳スキー場の「スコーレ白馬」さんに泊まりました。
シーズンを外れているのとコロナ禍で、「本日のお泊まりはお客様お一人です」とのことです。
私の滞在が、少しは地域経済の復興に貢献したかもしれません。

岩岳はそれこそアスパラの青春の地です。
スキーを始めたのは戸隠でしたが、大学のクラブでは大挙して毎年岩岳にやって来ました。
クラブは「鉄道旅行趣味の会」を名乗っていますが、その頃の大学サークルはみんな、冬はスキー愛好会に変身していたもので、うちのクラブもそうでした。
新宿から中央線の夜行急行「アルプス」に乗って、夜通し騒ぎながら大糸線信濃森上(しなのもりうえ)に乗り込みます。
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毎年合宿していた油屋旅館です。
やっと探しあてたのに、数年前に廃業していました。

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旅館の前からスキー場に向かう道。
かつては「塩の道」と言われた重要な街道です。
スキーを担いでこの道をリフト乗り場に向かっていました。

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リフト乗り場に行ってみれば、草ぼうぼうで朽ち果てています。
昔の栄華いまいずこですが、なにしろ40~50年前のことだからな~。

この日も、朝風呂に入って、朝飯をたらふく食べてから宿をあとにしています。
出発する頃にはすっかり雨になって、山も見えなくなりました。
岩岳から白馬を通って、帰り道はひとつずつ懐かしいスキー場を辿り、青春を思い出しながら走っています。

【仁科三湖】
大町の手前にある仁科三湖は、大好きなところです。なにしろ名前もステキです。
いまは山側にバイパスが整備されて、あっという間に通り過ぎてしまいますが、今回は湖沿いの旧道をゆっくり楽しみました。
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雨に濡れる中綱湖

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雨煙が立ち上る木崎湖
もうもう、この景色を見ているだけで来た甲斐があります。

安曇野ICからは長野道、中央道に乗ります。本当は小淵沢ICで下りて、昔通った道をゆっくり楽しもうと思っていたのですが、どんどん雨が強くなり、まっすぐ帰った方が良さそうになったので御坂一宮ICまで突っ走りました。
あっさり御坂トンネルを越えれば、もう河口湖です。
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昼食は 小作 河口湖店 で「かぼちゃほうとう」

早々と14時23分に帰着。
3日間、755kmのひとり旅が終了です。
さすがにヘロヘロに疲れました。
Posted at 2021/05/31 20:38:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | 信州 | クルマ
2021年05月30日 イイね!

信州に遠征 その② 妙高、戸隠、鬼無里

信州に遠征 その② 妙高、戸隠、鬼無里休暇村妙高に泊まって、いよいよ2日目で今回旅行のメインステージが始まります。
なんと4時前に目を覚まして、活動開始です。

景色を見るのであれば、日の出前から日が上がったあとしばらくが定石です。
最近は宿に泊まってもできるだけ早く寝て、朝は思いっきり早くから写真を撮りに出かけます。
帰ってきてから朝風呂を浴びて暖まり、ゆっくり朝食をいただくのがアスパラ流になりました。
朝、宿の玄関を出られることは、事前に確認するべきでしょう。

2日目はなにしろ盛りだくさんです。
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2日目 5月26日(水)
 【妙高】
  ・いもり池
  ・苗名滝
 【戸隠】
  ・鏡池
  ・戸隠スキー場
  ・戸隠神社中社
 【鬼無里】
  ・大望峠
  ・鬼無里集落
 【白沢洞門(嶺方峠)】

【妙高】
4時15分に休暇村妙高を出発。妙高杉野原だの池ノ平だの、かつて名前は聞いたけど行ったことはなかったスキー場を抜けて、最初の目的地いもり池に到着です。

[いもり池]
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背後の妙高山に朝日が当たり始めました。

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池に妙高山がくっきり映っています。

[苗名滝(なえなたき)]
続いて向かったのは、日本の滝100選にも選ばれ、55mの落差と水量を誇る苗名滝です。
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滝に向かって川沿いを走っていると、前方は見事な森です。
思わず停まって写真を撮りました。

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駐車場から滝までは徒歩15分とあります。
歩き出すとすぐに大きな砂防ダムが現われます。
左側に階段が見えますが、それを登ってさらに川沿いを上がっていきます。


砂防ダムを落ちる水量の見事なこと。
これは大いに期待できます。

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やっと滝が見えてきました。
駐車場から、三脚を抱え、交換レンズとフィルターを詰めたリュックを背負ってきました。
ここで三脚をセットして、滝を狙います。
ところがカメラをセットしようとしたら、首から提げているはずのカメラがありません。なんと三脚とリュックを持ったのに肝心のカメラをクルマに忘れてきました。戻ろうかと思いましたがあきらめて、ここからはiPhoneの写真です。

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滝壺に近づきます。
豊富な水量で落ちた飛沫が山の斜面を駆け上がり、そこに朝日が射して虹になっています。

迫力は動画でお楽しみください。


休暇村に戻って朝風呂に入り、ひと仕事して大いに空いた腹を朝食で満たしました。
態勢を整えて、再出発です。

【戸隠】
[戸隠鏡池]

黒姫から快適に登ってきましたが、早く行きたいのが鏡池(かがみいけ)です。
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幸い戸隠山はくっきり見えます。水面が波立ってなかなか鏡になりませんでしたが、待ってみるものです。やっとなんとか鏡池になりました。

[戸隠スキー場]
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戸隠スキー場を覗いてみました。
実はアスパラがスキーを始めたのは、戸隠のスキースクールからでした。大学1年だから19歳ですね。
それから何回も通いました。あちこちに想い出がありますが、スキー場の周りのロッジは軒並み朽ち果てていて、どうやら苦戦しているようです。スクールのあった戸隠ロッジを探しましたが、見当たりません。

[戸隠神社中社]
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スキーでばかり来ていたので、肝心の戸隠神社はまだ参拝したことがありません。良い機会なので初めてお参りさせていただきました。
この後は、戸隠そばを食べようと思ったのですが、どこのお店もやっていません。11時で少し早かったかもしれませんが、平日の観光地は食事をするのがたいへんになっています。

【鬼無里(きなさ)】
食事をあきらめて、戸隠をあとにします。
前を塞ぐ軽自動車にウンザリしていましたが、急に横道にそれたのでこれ幸いと先を急ぎます。ところが横道には「展望台」という表示があります。前の軽は確信を持って展望台に向かったようで、「これは」と思いわざわざ戻りました。大正解です。

[大望峠展望台]
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眼前には北アルプスが広がります。

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横を見れば戸隠山

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谷を覗けば、静かな山村風景

とてもいい場所です。
前を塞いでいた軽自動車からはお婆さん二人が降りてきます。ニコニコと「これ食べなさい」とサンドイッチをくれます。「これもどうぞ」とお稲荷さんまで出てきます。食べ損なった昼食をここでいただいてしまいました。「後ろにいたでしょう。寄らないで行ってしまうんだねと話してたんだよ」と言ってから、「BMWは加速がいいからね~!」と。どうやら煽られていると思っていたようです。本当にいい人達と会いました。

[鬼無里集落]
3年前に戸隠から白馬に抜けたとき、鬼無里には雰囲気を感じたのに通り抜けてしまい、それからいつも気になっていました。
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道端の花

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庭先の花

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山かげの祠

どこもかしこも長閑(のどか)でゆったりしていて、すっかり癒やされました。
いい雰囲気の山村で、コロナ騒ぎなんかどこにも感じません。
時々癒やされに来たくなりました。

【白沢洞門(嶺方峠)】
鬼無里を出て白馬村に入り、しばらく走ると白沢洞門です。
タイトル画がトンネルの出口の景色です、
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息を飲みますね~!
「白馬に来た~」と感じます。

この後、白馬村の北アルプスを望む名所を巡回しましたが、それは次にご報告いたしましょう。
Posted at 2021/05/30 21:32:58 | コメント(3) | トラックバック(0) | 信州 | クルマ

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「@福六 さん、やっぱり先を越されてしまいました~!宿とお風呂とお料理の詳細な報告を、よろしくお願いしま~す。」
何シテル?   11/05 19:18
アクティブアスパラです。 42年間の会社勤めを終えて、いまや隠居生活です。体が動くうちにしっかり遊んでおかなければと、テニス、スポーツジム、写真にと毎日大忙し...
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