
一昨日(2月13日(火))、伊豆半島の峠道をパトロールしてきました。
前回「
代車はBMW i3」で報告しましたが、1月27日にはi3で伊豆スカイラインを走ってみたかったのに、熱海峠の入口で「ノーマルタイヤでは走れません」と追い返されています。その後何度も山は雪だったので、情報を調べると伊豆半島の峠道は軒並みチェーン規制がかかっています。
実際はどうなのかと確認しようと、パトロールに出かけてみました。
コースは
①沼津市口野→古宇(こう) 県道17号沼津土肥線
②古宇→真城峠→戸田峠 県道127号船原西浦高原線
③戸田峠→船原峠 県道127号船原西浦高原線(旧西伊豆スカイライン)
④船原峠→仁科峠 県道411号西天城高原線
⑤仁科峠→湯ヶ島→国士峠→冷川 県道59号伊東西伊豆線
⑥冷川→亀石峠→韮山峠→玄岳→熱海峠 伊豆スカイライン
⑦熱海峠→箱根峠 県道20号熱海箱根峠線
⑧箱根峠→三島 国道1号線

ところで今回は、ActiveHybrid3には乗らずに、普段は自転車代わりと称しているヴィッツで出動です。
(沼津市三津 波が荒いです。アニメ「ラブライブ!サンシャイン」の聖地で、後ろの三角形の島が淡島です。)
何故ならば

そうなんです、「
ヴィッツにオールシーズンタイヤを採用」しているのです。ActiveHybrid3で出かけても、ノーマルタイヤだからと追い返されては話になりません。Vector 4 Seasons(グッドイヤー)のテストも兼ねて、ヴィッツで出かけましょう。
【①沼津市口野→古宇(こう) 県道17号沼津土肥線】
県道17号は、海岸線を走るドライブコースです。昔スカンジナビア号という大きなヨットが置いてあった木負(きしょう)では、バイパスになったトンネルは抜けずに、旧道を迂回して海岸線を回ったらこの景色です。
【②古宇→真城峠→戸田峠 県道127号船原西浦高原線】
古宇から海岸線を離れ、真城峠(さなぎとうげ)に向かう県道127号線に入ります。
戸田への分岐を左折して、急勾配を戸田峠に向かいます。
途中にあるのが 瞽女(ごぜ)展望地
眼下に戸田漁港それにしても、風が強く海が荒れ、白波が立っています。
戸田峠からはちょっと寄り道して、定番の達磨山高原レストハウスから富士山を眺めます。海の色が途中で変っていておもしろいです。
【③戸田峠→船原峠 県道127号船原西浦高原線(旧西伊豆スカイライン)】
さて、いよいよ本日のメインのひとつ、西伊豆スカイランですが、
達磨山登り口
路肩に雪が残ってはいるものの、走路はまったくドライです。
【④船原峠→仁科峠 県道411号西天城高原線】
ここでは、雪で引返したことがあるので、大いに心配しましたが、
県道411号は、「路面凍結」「チェーン必要」と表示されていますが、路面はまったく乾いています。
おなじみ仁科峠です。ほとんど雪はありません。
【⑤仁科峠→湯ヶ島→国士峠→冷川 県道59号伊東西伊豆線】
さて、いよいよ県道59号ですが、山間の隘路なので、さすがに緊張します。

仁科峠側の入口です。

普段は1.5車線の道ですが、除雪されているのは1車線分。交換するのは難儀なことになりますが、幸い対向車に遭わずに、ことなきを得ました。全面に雪がかぶっている所が3箇所ありました。ノーマルでも通過できる程度のものですが、安心感という面でオールシーズンの価値がやっと発揮できました。
湯ヶ島を過ぎて、国士峠に向かうと「長野から筏場(いかだば)」は「積雪のため通行注意」とあります。
国士峠雪が、路肩からだいぶはみ出しています。
ノーマルのままイチかバチかで突っこむのは、県道52号では、やはり慎むべきと感じます。
筏場のわさび田国士峠を下りた伊豆市筏場はわさびの産地として有名です。
詳しくは、こちら「
伊豆市観光情報」をご覧下さい。
【⑥冷川→亀石峠→韮山峠→玄岳→熱海峠 伊豆スカイライン】
伊豆スカイラインは、2/17~3/11まで「
割引キャンペーン中」とのことで、3割引でした。
去年までは全線¥200-とか、ものすごい割引だったのが、随分渋くなりました。
冷川IC冷川からの伊豆スカイラインは、走るのにまったく心配はありません。ただ雪はなくても、風は強くてたいへんです。
巣雲山園地(冷川~亀石峠)からの富士山
この日は伊豆スカイライン沿線から、富士山がくっきりと見え続けました。
伊豆スカイライン(亀石峠~山伏峠)雪は、路肩に僅かに残るだけです。
玄岳(くろだけ)付近は、富士山が見事です。

3箇所をご紹介します。
西丹那駐車場

玄岳駐車場

ハンググライダー離陸場遮るものが何もないため、ものすごい風です。手持ちでは体が揺れてぶれるので、三脚をセットしましたが、カメラを取りに行っている間に、ぶっ飛ばされてしまいました。もう風との格闘です。体温は奪われるし、晴れているのに遭難ギリギリです。
滝知山園地(玄岳~熱海峠)
【⑦熱海峠→箱根峠 県道20号熱海箱根峠線】
【⑧箱根峠→三島 国道1号線】
熱海峠でカメラ等はしまって、あとはひたすら走るだけです。
久し振りに山へヴィッツを連れ出しましたが、無段変速機CVTは意外なほど使い易く、楽しめました。この間i3の回生制動に感動しましたが、ヴィッツのCVTも極めてコントローラブルで、ショックなく十分な減速を得られて、箱根の下りはおもしろかったです。もちろん、登りでのカーブを立上るときの非力さは隠しようもないですが、これはまあ致し方ないことでしょう。
すっかり楽しんできましたが、困ったことに帰ってきたから腰痛になりました。分厚いジャンパーを着込んで浅く腰掛けていたのと、トレッキングシューズを履いたままで運転したりと、シートポジションに無頓着でした。さらに、知らず知らず緊張しながら運転していたのかもしれません。
Posted at 2018/02/16 00:56:41 | |
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