
一昨日(11月13日(金))は、毎週楽しみにしているテニススクールです。
風もなく晴れ渡って日なたは暖かく、絶好のテニス日和になりました。
前回も調子良かったし、今週はスポーツジムにも行っているので体の動きは滑らかです。
よ~し、今日は楽しみだ~と張り切って出かけました。
ところがどっこい、たいへんな大騒動になりました。
あとから気がつけば「13日の金曜日」でしたが、そんなことも影響したのでしょう。
いつもより駐車場が混み合っていて、入りきらないクルマはクラブハウスの玄関前に駐めていました。
そこへやって来た女性の生徒さんが、アクセルとブレーキを踏み間違えて停まっているクルマに突っ込みました。さらにそのクルマを押し出してクラブハウスの柱に衝突させて、それでやっと停まりました。

ぶつけたのがマーチ。押し出されたのがミニクーパーです。
道路からクラブに入ってきたら「あら、駐車場が一杯」と気がついて、先に停まっていたミニの後ろに停めようとしたそうです。
その時、別の友達に気がついて手を振ったのは余計なことだったでしょう。
ミニは柱にあたっていますが、元々は4mくらい手前に停まっていたのです。
ミニに近づいてブレーキを踏んだつもりでアクセルを踏んでしまい、減速しないのにびっくりして思いっきりアクセルを(ブレーキのつもりで)踏んだそうです。
ミニは柱にぶつかって停まりましたが、それでも押し続けたのかマーチの左前輪は下の砂利をかなり掘っています。
柱で停まらなければ玄関前を横切って、さらなる惨事になったかもしれません。ここで停まってまだしもでしょう。

マーチは前面が大破していますが、エンジンはかかりました。搬送車には自走で乗っています。

一方のミニは、そう大きく壊れているように見えないのに、保護回路でも作動したのかエンジンはまったく反応しません。

レッカー2台がやっと到着して、それぞれのディーラーさんに搬送です。
ぶつけた方もぶつけられた方も、私と同じクラスの女性でちょっと年上です。警察を呼んだり、保険屋に連絡したり、レッカーを手配したりと事故処理をお手伝いしていたので、この日テニスはできませんでした。(次の日、補講に行きましたが)
ぶつけた女性は「50年運転していて初めて事故した」そうで、「アクセルとブレーキを踏み間違えるなんて、これが老化なのかしら」とすっかりしょげていました。なにしろ昔は大会で優勝したような方ですから、運動神経は人並み以上です。それでもこんなことが起こるのですから、いつ我が身に同じことがと心配です。
実はアスパラも、30年以上前ですが交差点停車中にクリープで前進して前のクルマにコツンして、イカン!と思ってブレーキを踏んだつもりがアクセルを思いっきりふかしたことがあります。
ペダルを踏み違えるなんてことがあるのかとおっしゃる方も多いですが、
①ペダルを踏み換えろ
②全力でペダルを踏め
という手順が脳から指令されるとしても、緊急時には①の動作を飛び越えて、より重要な②の動作に走ってしまうことがあるのだと、自らの経験では思っています。
人間の注意力だけに頼ってクルマを動かすなんて、相当に無謀なことかもしれません。数年先に自動運転があたりまえになったら、昔はこんな危ないことを平気でしていたなんて言われそうです。
誰も怪我しなかったのがなによりですし、保険も幸いなことにバッチリ入っていました。
本人は、家に帰ってから深~く反省しているそうです。
この先、恐い娘からクルマを取り上げられるのではと心配しています。
Posted at 2020/11/15 15:09:10 | |
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