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アクティブアスパラのブログ一覧

2021年10月31日 イイね!

乗鞍、カヤの平、志賀高原に撮影旅行

乗鞍、カヤの平、志賀高原に撮影旅行アスパラが活動している写真クラブは毎月撮影旅行をしていますが、10月だけはそれが泊まりがけとなります。1泊2日が通例でしたが、昨年だけはGoToトラベルのご援助に気が大きくなって2泊3日としました。

2017年にクラブに入ったので、今回で5回目の参加となります。
過去に行ったところは次の通りです。

 2017年:志賀高原
 2018年:戸隠、八方尾根
 2019年:乗鞍、木曽
 2020年:裏磐梯

今年は、10月28日(木)29日(金)の2日間です。1日目は乗鞍高原、2日目はカヤの平と志賀高原が狙いです。2日目は必ず日の出時刻の撮影をしたいので、最近はビジネスホテルを使っています。かやの平に近い信州中野にあるルートイン中野に泊まりました。

参加メンバーは9名ですが60代2名、70代5名、80代1名、90代1名という構成です。こういう年寄りが集まった趣味のクラブはなにかと難しいと聞きますが、幸いうちは良識ある方々ばかりで、お互いのわがままも適当に受け流してくれるので楽しくやれています。出動したクルマは3台でトヨタのプリウスPHVとC-HR、それに我がActiveHybrid3です。

28日の集合は朝5時です。かなりきつい早朝興業ですが、現地での時間を確保するのと通勤時間の混雑を避けたいという考えです。
静岡県東部の長泉町から中央道までは、①東富士五湖道路、御坂みち ②朝霧高原、甲府精進道路 ③中部横断道と3つの選択肢があります。
まだ朝早いから②の朝霧高原でいいだろうと決まりかかったのですが、C-HRのドライバーが「運転が楽な①東富士五湖にしてくれ」と主張したので、それに従いました。

ところが新東名を走って新御殿場まで行ったら「東富士五湖道路 須走-富士吉田 7時まで通行止」という表示があります。なにやら工事のためにあらかじめ計画された通行止です。知っていれば来ませんでしたが、いまさら是否もありません。平行する国道138号で篭坂峠を越えることにします。ところがわからないものです。この迂回がもの凄い幸運でした。

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旭日丘から山中湖に沿って走り始めたら、山中湖に気嵐(けあらし)が立ち始めています。先頭車(プリウス)に乗る風景撮りを得意とするF先輩が、これを見逃すはずはありません。たちまちコースを外れて湖畔に停めました。気嵐は瞬間が勝負なので大慌てで準備します。

【①山中湖】
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陽が昇り始めるとともに、見事な景色になっていきます。
もうみんな大興奮です。
信州まで行かなくても良いのではとか、今回旅行の一番がもう撮れてしまったとか大騒ぎです。

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陽が昇ったら、光の道ができました。

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山中湖 花の都公園
富士山も朝陽を浴びて、くっきり姿を見せています。

【②忍野】
こんな条件に恵まれてしまうと、先を急げません。
きっと桂川にも光芒が出るだろうと、忍野に寄り道となりました。

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来た甲斐がありました。

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いままで何度も来ていますが、こんなに見事な光芒は初めてです。
通行止を迂回したお陰で、思いもよらぬ収穫です。

やっと気持ちを落ち着けて、そろそろ先を急ぎましょう。
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10月28日前半の行程
 長泉町→長泉沼津IC→新東名→新御殿場IC
 →須走道路→須走→国道138号→篭坂峠
 →旭日丘→
①山中湖
 →花の都公園→
②忍野 しのびの里
 →河口湖大橋→御坂みち(国道137号)
 →一宮御坂IC→中央道→双葉SA→
 →長野道→松本IC→国道158号
 →道の駅風穴の里→前川渡
 →乗鞍岳線(県道84号)→
③乗鞍高原

【③乗鞍高原】
乗鞍高原に着きました。
アスパラは3年続けて秋の乗鞍高原です。
一昨年クラブのみんなと来たときは雨、昨年(上高地・乗鞍高原 )は見事な紅葉に感動したものの山は見えず終いでしたが、今年はそのリベンジを果たせました。
タイトル写真をご覧下さい。乗鞍岳が見事に姿を現わしています。こんなことは滅多にないらしく、運を使いきったかもしれません。

【③-1 まいめの池】
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秋の雰囲気です。

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次に乗鞍岳を見られるのはいつか分かりません。
意地でもこの写真は押さえておきましょう。

【③-2 どじょう池】
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いままでたいしておもしろくない池だと思っていたのですが、山が見えれば話は別です。

【③-3 大カエデ】
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昨年「大カエデ」はしっかり撮っているので「もういいか」とも思いましたが、地元の方に「いまなら山をバックに撮れますよ」と言われて、「おお、そうだ!」と撮りに来ました。
チャンスは二度とないかもしれません。

【前川渡】
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もう宿に急がなければと思いつつ、山を下りて前川渡大橋でまた引っ掛かってしまいました。

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とても充実した一日を過ごしている撮影隊です。

10月28日後半の行程
③乗鞍高原
 →乗鞍岳線(県道84号)→前川渡
 →国道158号→松本IC→長野道
 →梓川SA→更埴JCT→上信越道
 →信州中野IC→
ルートイン中野

第2日に続きます。
Posted at 2021/10/31 14:41:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 信州 | クルマ
2021年10月23日 イイね!

富士山ハザードマップ

富士山ハザードマップ地元長泉町で福祉関係の委員をやっている関係で、昨日(10月20日(水))の夜は説明会に動員されました。
内容は「富士山ハザードマップ(改訂版)住民等説明会」です。

富士山が噴火するとどうなるかというシミュレーションがあって、それを見直したので気象庁、静岡県、長泉町が住民に説明したいそうです。
ハザードマップを平成16年(2004年)にまとめていたが今回見直しましたと言われても、富士山噴火なんて地元に住んでいながらピンときません。

こんな大がかりな説明会に住民を集めるのだからと思って身構えましたが、やはり最初にその点が強調されました。
「噴火の兆候が高まったということでは、まったくありません。」と、まずしっかり念を押されました。

なぜ、わざわざ見直したかと言えば、
 ①過去の噴火事例(貞観噴火)に関する研究が進んだので、
  大噴火が起きたときの溶岩流噴出量を見直した(7億㎥→13億㎥)。
 ②コンピュータ技術の進歩でシミュレーション精度が高まった
因みに噴出量の13億㎥という数字はピンときませんが、1辺1kmの立方体で10億㎥です。

溶岩流の到達時間
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静岡県HP 富士山ハザードマップ 」より

長泉町で私が住むところについてですが、可能性あると予測される範囲のうち、もっとも南東の部分で噴火が起こって、かつ予想される最大量を噴出したときに、7日~57日で溶岩が届くかもしれないそうです。17年前のハザードマップでは来ないことになっていましたが、最大噴出量を見直したために到達範囲となってしまいました。

それでも、噴火するなんてことがまずないだろうし、噴火してもそれが南東部であって、さらに13億㎥もの最大噴出量になる可能性なんて限りなく小さそうです。万一到達するにしても噴火後1週間以上の時間はあります。

枕を高くして寝ていても良さそうですが、そんなほとんど無いことについても、行政というところはしっかり準備しなければいけないようです。
これから来年4月に向けて県の広域避難計画をまとめて、その後市町の避難計画に落とし込む予定です。
頼もしい限りではありますが、それにかける労力は結局ムダになるのでしょう(そうでなければ困りますが)。

防災というのは小さな可能性にも最大限準備するという、とてつもなく効率の悪い仕事だなと、昨日持った感想です。
Posted at 2021/10/23 17:13:15 | コメント(4) | トラックバック(0) | 富士山 | クルマ
2021年10月21日 イイね!

急遽思い立ち、富士山を撮りに

急遽思い立ち、富士山を撮りに昨日(10月20日(水))は、久し振りにカメラを持って富士山を撮りに行きました。
アスパラは昔から「寝たら起きない、起きたら寝ない」という習性で、前夜も2時半まで起きていました。当然起きたのは10時頃になり、それからひと通り新聞に目を通して朝食なんて具合で、食べ終わったらもうお昼です。

お昼のニュースが「今日は雪を被った富士山が、きれいに見えています」と言ったので、「そうだ!富士山を撮りに行こう」と急遽思い立ちました。
清水の手前にある東海道の薩埵峠(さったとうげ)なんかも思い浮かびましたが、いやいや沼津の海沿いで県道17号沼津土肥線から富士山を狙ってみようと決めました。慌てて用意しましたが、飛び出したのはもう13時です。
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10月20日の行程表
 長泉町→下田街道(国道136号)→函南塚本IC
 →伊豆中央道→長岡IC→
①沼津市内浦(うちうら)
 →沼津土肥線(県道17号)→
②大瀬崎(おせざき)
③煌めきの丘
④井田(いた)
⑤出逢い岬
 →道の駅くるら戸田→修善寺戸田線(県道18号)
 →戸田峠→
⑥だるま山高原レストハウス
 →戸田峠→西伊豆スカイライン→
⑦達磨山登山口
 →西伊豆スカイライン→船原峠
 →国道136号→道の駅月ヶ瀬→天城北道路
 →修善寺道路→伊豆中央道→伊豆縦貫道
 →長泉IC→国道246号→かつ栄裾野店

出発が遅れたので、伊豆中央道を使って真っ直ぐ内浦に向かいます。
【①沼津市内浦】
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内浦はアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の聖地で、いまでも人気の場所です。
聖地巡礼の若者がいましたが、純真そうな坊や達で微笑ましいです。
ところで肝心の富士山ですが、あらあら山頂部分に雲がかかっています。

【②大瀬崎】
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富士山を右に見ながら、海沿いに湾をひとつひとつ丁寧になぞる県道17号は運転が楽しい屈曲路です。
景勝地の大瀬崎に着きましたが、雲はまだしっかりまとわりついています。
これでは絵にならない。

【③煌めきの丘】
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大瀬崎のひとつ南の集落が井田(いた)ですが、そこの高台に「煌めきの丘」があります。
富士山と海に落ちる断崖を組み合わせた写真が狙い目です。
う~ん、まだ雲がどかない。

今日はここをメインターゲットに考えていたので、少し粘ってみます。
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30分位待っていたら、段々雲がどき始めて左の肩が出てきました。
少し場所を変えて、明神池を入れて撮ってみます。

【④井田】
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下まで降りて、井田の港に来ました。

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のんびり釣りを楽しんでいる方達ですが、富士山を眺めながらゆっくり釣りを楽しむなんて、なんとも贅沢です。

【⑤出逢い岬】
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さらに県道17号を南下して、戸田(へだ)に入る前の高台が「出逢い岬」です。

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やっと山頂が姿を見せてくれました。
ここからは、海越しの富士山が邪魔ものなしに見えます。
海沿いに新東名の高架橋が続いています。結構目立ちます。

【⑥だるま山高原レストハウス】
戸田の道の駅「くるら戸田」でトイレ休憩してから、県道18号修善寺戸田線を駆け上がります。
いつものことですが、この道のジモティは気性の荒い漁師さんです。今回も前を走る軽の速いこと速いこと。がんばって追いつきましたが、それ以上は止めておきましょう。
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定番ですが、レストハウスからの景色は価値があります。
下を覗き込めば、海に沿って沼津アルプス、海の中に淡島(あわしま)が見えます。
県道17号沼津土肥線は、海の向こう側を左から右に走った後、今度は海の手前を右から左に抜けます。入り組んだ入江をひとつひとつ丁寧に辿るので、極めて効率が悪いです。
西伊豆の松崎、土肥、戸田へ行くのは、かつては沼津から船を使うのが当然でした。

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残念! また富士山に雲がかかりました。

【⑦西伊豆スカイライン 達磨山登山口】
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戸田峠で撮った雲の写真。
ここまで来たからには、西伊豆スカイランを走らずには帰れません。

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ここが達磨山への登山口です。右が達磨山へ登る道です。
入口には3、4台分の駐車スペースがあり、運が良ければ停められます。

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振り返れば、富士山が見えます。
まだ雲がかかっていますが、陽も傾いてきたのでしばらく待ってみます。

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駿河湾方向に陽が落ちていきます。

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眼下の港は伊豆の戸田港。駿河湾を挟んで向こうは静岡の清水港です。

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陽が落ちて、遂に富士山がしっかり姿を見せました。
ニュースで紹介されたほどの雪はありません。
こちらは南斜面なので、一日中強い陽射しに晒されてどうやら雪は蒸発したようです。だから昼過ぎはどんどん雲が湧いていたのでしょう。
もっと早く来なければいけません。

【かつ栄裾野店】
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遅い朝食を食べただけで、昼もおやつも抜きだったのですっかりお腹が空きました。
西伊豆スカイラインを走りきってから、天城北道路→修善寺道路→伊豆中央道→伊豆縦貫道(東駿河湾環状道路)を駆け抜けて、いつものご贔屓「かつ栄裾野店」に飛び込みました。

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ひれかつ定食(中)
カキフライフェアを開催していたので、つい誘惑されてカキフライをひとつ追加しました。

10月20日の走行記録
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急に思い立っての阿房自動車でした。
富士山には翻弄されましたが、走りも堪能できて気分もリフレッシュして、良い外出でした。
Posted at 2021/10/21 20:36:38 | コメント(3) | トラックバック(0) | 伊豆 | クルマ
2021年10月16日 イイね!

豊富な医療支援

豊富な医療支援前回の投稿から少し間が空いてしまいました。
本人は気丈に平静を装っておりましたが、2日連続のパンクはさすがにショックが大きかったです。

非常事態宣言の解除に伴い、テニススクールも写真クラブも自粛を解除して通常の活動に戻ったので、大いに忙しくなっています。
いつまでも続いていた暑さもここに来て急に寒くなり、気候の変化が大きいせいか、ここのところはやたらに疲れて爆睡しています。

さて、そんな中ですが毎年恒例の住民検診が今月末で終了になるため、慌てて受診してきました。もっと早い時期に行けば良いのに、結局終了間際になるというのはいつものことです。反省したはずなのに直りません。これはみなさんも同じらしく、9月中旬から病院はたいへん混み合って長く待たされます。
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10月6日(水)に遂に行ってきました。
私が住む長泉町は、がん検診は全額を町が負担してくれます。
前立腺がん(血液検査)、肺がん(X線検査)、胃がん(バリウムによるX線検査)と用意されています。胃がんは1年おきに鼻からケーブルを入れる内視鏡検査が受けられますが、今年はバリウムを飲んでX線撮影をするという年でした。バリウムは飲むのもつらいですが、飲んだバリウムをしっかり出すのも苦労するので余程パスしようかと迷いましたが、まあ頑張って受けました。
大腸がん検査は2日連続して便を採取しなければならず、これは容器をいただいてきて家で採取してから後日提出に行きます。

国民健康保険でめんどう見てくれる特定健診は800円かかりますが、ついでのことですから受けておきます。
身長、体重、血圧などとともに、心電図を取って、尿検査をしてと至れり尽くせりです。

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別に手元に届いていたインフルエンザの予防接種も、同じ日に別の病院で済ませました。こちらも無料です。

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さらに今年は肺炎球菌予防接種の案内も来ましたので、こちらは検便を出しに行ったときについでに受けてきました。
2,000円とはなかなかの金額だと思ったら、自費で受ければ7,000円位かかるそうです。

まだ病気になっていないのに、こんなに次々ご案内をいただいて病院のお世話になりました。今年はこの他に5月と6月に新型コロナのワクチン接種も受けていて、医療機関もたいへんでしょうが、そのほとんどを補助しているから費用負担も莫大なものでしょう。
住民検診があるから町内の病院が維持できているという面は絶対にありそうです。

健康を心配して至れり尽くせりなのは、たいへんありがたいことですが、これらのサービスのために国の借金が際限なく増えるのなら、そろそろ考え直さないといけない時期かもしれません。
人気を取ろうと次々バラマキを提案していては、もう次世代が背負いきれなくなりそうです。
Posted at 2021/10/16 19:28:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | ヘルスケア | クルマ
2021年10月02日 イイね!

2日で2回のパンク

2日で2回のパンクさて前回の「南アルプスの秘境を訪ねて 」では、大鹿村で「ここでちょっとトラブル」とか、下栗の里で「ここからがまたたいへん」とか思わせぶりに書いていますが、なんと2日連続でパンクさせました。あり得ない話です。

しかも2回目は走行不能で、とうとうリタイアとなって旅は突然中止になりました。
ディーラーの担当者も「2日連続というのは初めて聞きます」とびっくりしていました。
2日連続でしかも2回とも左前輪ですから、たまたまとは言い難いです。あきらかにドライバーに問題ありですから、原因分析と再発防止が大切です。こんなとき息子娘がいる方だと「免許を返納したら」と言われるのでしょうね。

【1回目のパンク(9月28日)大塩村】
大鹿村の夕立神パノラマ公園まで、標高差1000m近くもある曲がりくねった山道を登って下りてきました。
道の駅「歌舞伎の里 大鹿」で休憩して、さあ早くしらびそ高原の宿に行こうと走り出したら「ポーン」と警告音が鳴りました。
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i-Driveに「タイヤ空気圧低下」と警告が出ています。

「ありゃー、やっちまいました。」
だけどびっくりするよりやっぱりと思ったのは、先ほど山道の下りで窓を開けていたら、なんだかタイヤがつらそうな音を出すのに気づいていたからです。「窓を開けると、こんなにつらそうなタイヤの音が聞こえるのか。窓を開けるのは精神衛生上良くないな」なんて暢気なものでした。

すぐに大鹿村役場の駐車場に飛び込んでチェックしましたが、間違いなく左前輪がパンクしています。
幸いなことにアスパラのActiveHybrid3はランフラットを履いています。警告表示にも出ていますが、80km/h以下ならば当分走れます。給油しなければならない時期でもあり、ナビで調べたらこれから向かう松川町にシェルのスタンドがありますので、とにかくゆっくりそこに行きましょう。

以前に天城山の山中でパンクしたときも、対応してくれるところまでなんとか走れるというのがとても心強いと感じました。幸い前を走っているのは岩手ナンバーのダンプカーです。(いま大鹿村はリニア新幹線の工事が佳境で、全国からダンプが集まっているそうです。)
いつもならどうやって抜こうかと考えるところですが、このときばかりはゆっくり付いていきます。

ガソリンスタンドで相談しましたが、「ごめんなさい、うちではランフラットを修理する道具がありません」でしたが、それからこの人はもの凄く親切に、ミスタータイヤマン、タイヤガーデン、オートバックスと次々電話して、「コンチネンタルのタイヤはあるか、ランフラットは直せるか」なんて問い合わせてくれました。コンチは近くに代理店がないのですぐには直せない、ランフラットも今日中になんか手に入らないことがはっきりしました。なんとか、しらびそ高原の宿に行きたいと言ったら、ミスタータイヤマンさんに「ノーマルでいいからすぐに用意して。できれば中古品で」と話をまとめてくれました。電話番号からナビにミスタータイヤマンさんの位置までセットしてくれて、本当に親切の塊です。どうもありがとうございました。

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ナビに案内されて、無事にミスタータイヤマンさんに到着。
もう、しっかり態勢を整えて待っていてくれました。
「残念ですが、該当する中古品がなくて新品を手配しました。30分位で届きますが、それでよろしいですか?」と聞かれても、他に選択肢はなく「ぜひ、それでお願いします。」となりました。

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これが左前輪の傷です。サイドをバッサリやられていて、これでは修理不能です。
よくこれで走ってこれたと、あらためてランフラットの効能を確認しました。

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これが交換したタイヤです。BS プレイズPXⅡ 225/45R18 新品です。
「もう普通に走っていい?」「はい、まったく問題ありません」と確認しました。
写真はしらびそ高原まで走ってから撮ったものです。

新品だから金はかかったし2時間遅れではありましたが、この日のトラブルは一件落着となりました。

【2回目のパンク(9月29日)佐久間湖】
ところがそれで終わりませんでした。
次の日は、早朝から天気に恵まれてしらびそ高原でしっかり写真も撮れたし、下栗の里も行けたしと満足して、あとは152号線で浜松を目指すだけです。
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国道152号線は、青崩峠(あおくずれとうげ)のところは未開通で兵越峠(ひょうごしとうげ)に迂回となります。ところが行ってみたら「全面通行止」で「静岡方面には行けません」となっています。「え~っ!そんなこと聞いてないぞ~」と驚いて、なんとかならないかと突っこんでいきましたが、4枚目の「全面通行止」看板を見て、さすがに引返すことにしました。

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兵越峠が越えられないとなると、国道418号で天龍村に出ます。そのまま418号を進む手もありますが、152号に戻るならば天竜川沿いに県道1号線を行くのが良さそうです。県道1号線という立派な名前に騙されましたが、進んでみるとこの道はとんでもない道でした。天竜川に沿ってクネクネと進みますが、そのクネクネ具合が半端ありません。とくに佐久間ダムでできた佐久間湖沿いでは、湖に落ちる断崖を丁寧に全部なぞっていきます。途中に集落はまったく無くて、運転しているのも段々疲れてきました。つい先を急いでスピードが上がったようです。

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佐久間ダムまでもう少しになったところで、昨日と同じような音が聞こえ始めました。あきらかにハンドルも取られるようになったので、停められるところを探して点検しました。

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もう最初から怪しいのは左前輪ですが、ひと目見てペシャンコでした。
「やべぇ、またやった~」と力が抜けました。

そうです、昨日入手できなかったので左前輪だけはランフラットではありません。もうペシャンコで側面の字なんかも消えているほどで、走れないのは明らかです。
43千円した新品タイヤですが僅か1日の命でした。
もうレッカーを呼ぶしかないでしょう。

保険にオマケのように付いているロードサービスを使うので、とにかく保険会社に電話しましょう。
ところが電話をかけてもスマホには「接続できません」と表示されます。あれあれ圏外です。
BMWのエマージェンシーサービスも試みましたが、こちらも繋がりません。

いよいよ困りました。もうほとんど呆然としています。
あとはActiveHybrid3を置いて、電話が繋がるところに行くしかありません。

最後の手段です。通りかかったクルマの前に両手を拡げて飛び出しました。
紅葉マークを付けたクルマが停まってくれて、中からお爺さんが、「どうしたの~?」と降りてきてくれました。
「バンクしたけれど、スペアを積んでいません。レッカーを呼びたいのに電話が繋がりません。電話が繋がる町まで乗せていっていただけませんか」とお願いしたら、ものすごく心配してくれました。昨日のガソリンスタンドに続いて、またも人の情けに救われました。

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佐久間ダムを通り過ぎて、飯田線の中部天竜駅まで行ったら、やっと電話が繋がりました。
このロードサービスでは、なんと15万円までの範囲はレッカーを無償で頼めるそうで、沼津までなら大丈夫でしょうとのことでした。
レッカーなんて贅沢なものは、直近の整備工場までかと思っていたら、みなさん慣れている自宅近くの工場まで運ぶそうです。静岡だったら西は大阪、東は埼玉くらいまで可能だそうです。

電話オペレータが「現場に戻ってお待ちください」と言うので、現場では電話が通じないので中部天竜駅にして欲しいとお願いしました。
15時頃にやっとレッカー手配が完了しました。ずっと待っていてくれたお爺さんにお礼を申し上げ、「お名前とご住所を聞かせてください」と言っても「いいよ、いいよ。通りかがりにちょっと手伝っただけだから」と、本当に神様仏様です。神様は「じゃあ失礼するよ」と何も教えてくれずに去っていってしまいました。

「搬入先に連絡しておいて下さい」と保険会社に言われたので、いつものタイヤショップに電話しました。もうここなら電話が通じます。ところが今度は、いくらコールしても出てくれません。慌ててネットで調べたら、なんと定休日です。またまた困ったものです。困ったときのBMW頼みで、今度はディーラーさんに電話して事情を説明しました。何時までなら搬入できるか聞いたら21時までなら大丈夫とのことでした。

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レッカーが来たのは17時過ぎです。静岡からこの山奥まで来てくれたのですから仕方がないですが、なんと2時間待ちです。
保険会社に「どれ位で来てもらえるかな?」と聞いたら「平均では40分です」と回答されましたが、平均なんか聞いても何の役にも立ちませんでした。
これからだと積み込み作業もあるし今日中の搬入は際どいので、今夜はレッカー屋さんに預かってもらい、明朝の搬入に変更しました。
変更するには保険屋さんに連絡して承認を得たり、まだまだたいへんです。

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現場にレッカーが到着しました。

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あらためてタイヤの傷を確認しましたが、随分バッサリいってます。
(紫色はレッカーの照明のせいです)

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いよいよレッカーへの積み込み。



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積込みが完了して、さあ出発です。

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アスパラは天竜浜名湖鉄道の天竜二俣駅に出て、ここから1両で走るディーゼルカーに乗って掛川に出て、新幹線に乗換えて帰りました。
家に着いたらもう22時で、さすがに疲労困憊でした。

いろいろあったし大散財ともなりましたが、この2日間多くの方にたいへん親切に助けていただきました。
心からの親切をたくさんいただいたのが、今回旅行の最大の収穫です。

9月30日に入庫したActiveHybrid3は、翌10月1日に新しいランフラットを履いて帰ってきました。
気になるのでドライブレコーダーの画像を調べていったら、8分前に大きな音が記録されています。どうやらそれが怪しいのではと睨んでいますが、画像では何を踏んだかまでは確認できません。途方に暮れている情けないアスパラも写っておりますので、よろしければご覧下さい。

プロフィール

「@福六 さん、やっぱり先を越されてしまいました~!宿とお風呂とお料理の詳細な報告を、よろしくお願いしま~す。」
何シテル?   11/05 19:18
アクティブアスパラです。 42年間の会社勤めを終えて、いまや隠居生活です。体が動くうちにしっかり遊んでおかなければと、テニス、スポーツジム、写真にと毎日大忙し...
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リンク・クリップ

昔は10円玉を何枚も用意して彼女の家に電話していたもんじゃ。 
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2024/11/29 13:14:00
ライダーの苦悩 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/12/19 09:37:57
いやだわ、何でこんなに混んでるのかしら?お前らのせいだよ(怒) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/12/12 13:21:15

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