2017年08月25日
最近の車の燃費の良さには驚きます
と、言いたいところなのですが…
実は先日、プレミオの2000ccを代車で借りた際に燃費を計測してみたんですけど、CVTでもリッター15km程度だったんです。
因みに私の81が満タン法計測でリッター11km程度。
直6でトルク不足な1GでもプレミオのZRエンジンに比べて5割弱の燃費です。
ただし職業柄排気ガス計測をしたりする際には圧倒的にプレミオの排気ガスの方が一酸化炭素や炭化水素の排出量は低いし、排気ガスで目が痛くなる事もありません。
あとは直4と直6の差はあるかも知れませんけど、プレミオはフラットトルクで低速域からすごく滑らかで運転しやすいイメージを受けました。
最近のエコカーのエンジンは熱効率が上がってるという話を聞きます。
ミラーサイクルやクールドEGR、バルブトロニック、シーケンシャル噴射など様々な技術がありますけど、近年の車両のインジェクターの進化が凄いんです!
まず1G-FE(初期型)の燃料装置は
各シリンダー同時噴射、孔数1、吐出量145ccのインジェクターが付いています。
それに対して最終型の1G-FEは
シーケンシャル噴射、孔数4、吐出量185ccのインジェクターが付いています。
インジェクターを多孔化する事により、ガソリンをより微細化して噴射する事が出来るだけでなく、ガソリンをポートに噴射した際に気化熱を奪われる為、混合気の温度を下げてノッキングを抑制する事にも繋がります。
車種は違いますけど、NAロードスターにNBのインジェクターを使用すると、燃費向上やレスポンスが良くなる記事を見たことがあります。
燃料噴射方式によって異なるかも知れませんけど、こんな事を聞くと試したくなるのが人ってもんですよね?!?!
エコカーはいいかも知れません。
でも直6に一度乗ってしまうと振動の少なさや軽やかなエンジンサウンドに惚れてしまうんです。
私は1G-FEにそこまでパワーは求めていませんけど、燃焼効率が上がれば排ガス浄化とノッキング対策に期待が出来るかも知れません。
因みに吐出量がほぼ同じインジェクターは既に確認済みです。
早速インジェクターは手配を掛けようと思っていますので、装着時とECU学習後、セッティング変更などをしてみたレビューを後々書いていこうと思います。
Posted at 2017/08/25 21:24:35 | |
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