「ふぅ~」
男はホテルのロビーでため息をつく
「さぁ~てっと」
ホテルをでて駅に向かって歩く男・・・
昼は汗ばむほどの陽気であったが、夜はさすがに肌寒い
しかし おデブな男にはちょうどいい気温のようだ
しばらくして
秋葉原を走る男がいた
画面右端に白バイが・・・
「ふぃぃ やばかった」
タイミングが悪いと、「一時停止不履行」で止められる可能性があった
「この辺も変わったなぁ~」
男はつぶやいた 以前は大型家電量販店が軒を並べていた
大小の電機屋さんばかりで食べもの屋さんが全然なかったが、いまではらーめん激戦区とも言われている
クルマは順調に進んでいく
やがて

スカイツリーが見えてきた
男は絶景ポイントにクルマを止める

「カシャ!」
写める男・・・
カメラはスカイツリーを捉えていたが、視線は橋を渡る女性を捉えていた
「いやいや そうじゃないだろう」
男はつぶやきながら、撮影モードを『夜景』に切り替えて再度「カシャ」
カメラの性能が悪いのか、男の腕が悪いのか
さっきの写真との違いがわからない
やっぱ両方悪いのか
そして 着いた場所は
東向島にある「ラーメン 珉珉(みんみん)」さんである
ここは某某プレサージュのOBの方のおすすめ店だ
その

「チャーシューメン大盛り」♪
昼はパーコー麺等いろいろなメニューがあるらしいが、夜は塩と醤油ラーメンのみである
澄んだいろのスープである
わずかに酸味を感じるが、生醤油のようなしゃっきり、あっさりしたスープである
しかし表面にはしっかり脂が浮いている
常連さんだろう、注文のときに「脂少なめ」 っと注文していた
そして、もう一つ
このチャーシューの厚さである
厚いだけならほかのお店でも食べたことがあるおとこであるが、このチャーシューとろとろなのだ
「へぇ~ なるほどぉ」 男はつぶやいた
いままでいろいろ食べてきた男であるが、このらーめんの味には新鮮味を覚えた
だた 細ストーレート麺は男の口にはイマイチだったようである
スープは一口食べて「うまい!!」となる味ではないが、2回、3回と食べていくとハマる味である
こういうシンプルなラーメンは飽きがこないものだ
常連さんのらーめんを覗くと・・・

「醤油らーめん ネギ抜き、メンマ抜き」であった
ラーメンを食べ、満足する男
食後に
スカイツリーの「スタバ」でコーヒーを飲んでいた
ふっ 似合わないことを・・・
コーヒーを飲み、ホテルへ帰る男
「フォーーーーーーーーーン!」
男の腹に響くエキゾーストノート
夜の景色があっというまに後ろへと飛んでいく
350馬力が路面へと放たれた瞬間だ
男の体がシートに押し付けられる
その「G」に男のおなかが波打っていた
助手席からなかなか降りることができない男
「太ももの筋肉痛がぁ~」 なんていってるが、単にお腹が邪魔して降りることができないのだ
「ボロボロボロ・・・」
「ブロロロォ~ン」
「フォォォォーーーン! フォン! フォーーーーン!」
でんすけ父さん 本日は おいしいらーめんやスカイツリーに連れて行ってくださり 本当にありがとうございました!
Posted at 2014/04/14 22:28:21 | |
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