ろんすーさんのエントリー(
その1、
その2)を見てやってみたくなり、昨日フェルトを分けていただいたわたくし。しかし夜まで雨が上がらなかったので昨日は作業できなかったのであった!
実はうちのルーテはシャシー・スポールなんで、特にロードノイズがうるさいと思うこともなかったんですが、こんな手軽な静音チューンがあるならやってみない手はないと飛びついたのでした。だめなら剥がせばいいんだし。
今日は晴れたので、さっそくラゲッジルームのカバーをひっぺがしてみました。
必要な工具はトルクス15と30、
パネルリムーバー、両面テープ、カッターナイフ。

ひっぺがしたところ
↑すでにフェルトが貼られていますが、申し訳程度ですね。どのみちカバーとボディの間にはかなりの遊びがあるので、既存のフェルトも無視してガンガン貼っていくことにします。内張りパネルを外すにはT15のネジともう一つプラスチックのフックで留まっているので、それはパネルリムーバーでバチコーンと外します。

両面テープを適当に貼り貼り。
これは家に余ってた両面テープで、「強力タイプ」と書いてありましたがフツーのオフィス文具用途のものです。ろんすーさんの「剥がしたかったら剥がせるほうがいいのでそんなに強いのにしないほうがいいよ」とのアドバイスに従ったのですが、確かにその通りです。
もともと今回使うフェルトはぐずぐずのクズ繊維の塊なので、強く粘着してもひっぱれば崩れてしまいます。どうせカバーで挟むんだし、テープは挟むまでくっついてればいいくらいのものです。
ストラットのインシュレーターとアースポイントが見えますね。この辺にも容赦なく貼っていきます。この写真よりさらに貼りこみました。
一応端子は回避するようにしたんですが、別に電流がこっちに流れるでもなし、あんまり意味はなかったと思います。
フェルトを最初ハサミで切ろうとしてめちゃくちゃ大変でかなり嫌な感じだったのですが、切れ味のよいカッターでざっとケガくように切って手で切り離すと簡単に切れることがわかり、作業ががぜん楽しくなってきました。自在に切って、ガンガン貼っていきます。

つぎにリアゲートの下側の内張りパネルを外します。
T30でネジを外してばっこり外します。ラゲッジルームに転がっているのがパネルですが、ツメが4つあるのがわかるかと思います。

うしろから見たところ
何やら穴が開いています。ろんすーさんはここの穴はマフラー音を取り入れるためにわざと開けているのではないか…と仰っていたのですが、なるほど確かにパネル側にも穴が開いています。換気のためとも思えず、さりとてマフラー直結というわけでもなく、謎の穴です。僕はロードノイズは軽減させたいですがルーテシアの控え目なマフラー音はけっこう好きなので、ここは処理しないことにしました。

右側を剥き剥きしたところ
意外に左右で形状が違うんですね。こっちのほうが貼りやすいので、容赦なく貼っていきます。速攻で貼れたので勢い余ってラゲッジの下側も剥がしてみると、すでにフェルトがありますが二重でも問題なかろうと思い入れてしまいますw
さらに写真を撮るのを忘れましたが、後席シートも座った時の膝下をばこっとひっぱると簡単に外れるので、そこにもテキトーに挟んでおきました。後席シート下とラゲッジ底面は貼る意味がないので両面テープは無し。
きれいに戻しました。
さて、走ってみると、確かに違います。
僕は車の足回りを静音方向にいじったことがないので気の利いた評価ができないんですが、後輪だけタイヤを変えたかのような…明らかに後輪の音の存在感が希薄になりました。ロードノイズはほぼ前から聞こえるようになっています。
音だけなら、自転車で言うとハードケースの固いタイヤから MICHELIN PRO RACE に履き替えたときに感じたようなシルキーさです。後輪だけスリックに変えたらこんなかんじだろうかw
当たり前ですがショックが変わるわけではないんですが、普通に走っていて後輪がはねあがることもないので、インプレッションとしてはそんな感じです。
またマフラー音も明らかにちょっと遠くなりました。おそらくラゲッジとリアシート下に敷いたフェルトが吸音しているからでしょう。アタックが取れ若干こもって聞こえます。聞こえないわけではないので、しばらくこれはこのままにしてみようかと思います。
フェルトチューン、ロードノイズが気になる方には自信をもってオススメできます!
すごいぞフェルトチューン!(フェルトチューンと言いたいだけ)
前輪のホイールハウス周辺にも貼りたいくらいですが、あそこはウレタンフォームみたいなのが吹き付けてあるだけでむき出しだからなあ・・・
Posted at 2014/12/21 22:47:37 | |
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ルーテシア4静音化 | 日記