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2015年01月31日 イイね!

7ways のカスタムスキンの作り方

7ways のカスタムスキンの作り方以前 7ways のカスタムスキンを作っているというのを少しご紹介したのですが、解説のご要望をいただいたので 7ways のカスタムスキンの作り方について記しておこうと思います。ただこれについては解析中の部分もあり、また1から説明すると本が何冊か必要になってしまうので、ごく基本的な部分を説明するだけとなることをご了承ください。

ここでの情報に加えて以下の知識/技術があれば解析し編集することが可能と思います。
・任意の画像作成ができる
XML構造文の基本的な知識
16進数によるRGBカラー表記についての基礎的な知識

7ways のほかに別途必要なアプリケーションは以下です。紹介しているものには有料ソフトもありますのでご注意ください。
・テキストエディタ(UTF-8 が扱えるもの。秀丸, さくらエディターなど)
・画像編集ソフト(透過PNG が扱えるもの。Photoshop, Fireworks, GIMP など)
・7z 形式圧縮ファイルが解凍できるソフト(7-ZIP など)

1)ファイル構造
7ways のスキンは 7ways フォルダ内の skins フォルダに *.7ws という名前で格納されています。これは 7z 形式で圧縮されたファイルなので、まず元になりそうなファイルを一つ決めて(default か nitro ですね)それを 7z が解凍できるソフトで解凍します。
ごちゃごちゃにならないよう、適当なフォルダを作りその中に展開したほうがよいでしょう。

そうすると以下のようなファイルを得ます。

└─スキンのフォルダ名
  │     gui.xml ; メニューおよびマップのレイアウト定義
  │     hidelist.xml ; マップ上の非表示項目についての設定
  │     map.xml ; map 定義だが昼夜のファイルを include しているだけ
  │     skin.xml ; スキン自体の定義ファイル
  ├─gui_day ;日中用メニュー関連ファイルフォルダ
  │ ├─144ppi ; 144ppi の端末向け画像フォルダ
  │ ├─192ppi ; 192ppi の端末向け画像フォルダ ※ Medianav はここしか使わない
  │ ├─288ppi ; 288ppi の端末向け画像フォルダ
  │ ├─432ppi ; 432ppi の端末向け画像フォルダ
  │ └─96ppi ; 96ppi の端末向け画像フォルダ
  │     const.xml ; 色名の変数定義(gui.xml から呼ばれる)
  ├─gui_night ; 夜中用メニュー関連ファイルフォルダ
  │     * gui_day と同構造
  ├─map_day ;日中用地図関連ファイルフォルダ
  │ ├─144ppi ; 144ppi の端末向け画像フォルダ
  │ ├─192ppi ; 192ppi の端末向け画像フォルダ ※ Medianav はここしか使わない
  │ ├─288ppi ; 288ppi の端末向け画像フォルダ
  │ ├─432ppi ; 432ppi の端末向け画像フォルダ
  │ └─96ppi ; 96ppi の端末向け画像フォルダ
  │     map.xml ; 地図画面の構造および表示定義(上のフォルダの map.xml から呼ばれる)
  └─map_night ;夜中用地図関連ファイルフォルダ
        * map_day と同構造

ppi というのは pixels per inches の略で、画面の解像度を意味します。1インチに何ピクセルの画素があるかという意味ですね。Medianav は 192ppi なので、このフォルダ内の画像を変えるとナビ上の画像も変化します。

2) 開発環境の準備
まずおすすめしたいのは、開発環境を以下のように整えることです。
・7ways Windows 版を Windows PC にインストール
・ショートカット起動パスに 800 480 を加え Medianav と解像度を揃える←参考(必要があれば settings から 192ppi 固定に)
・skin.xml を以下のように編集
<skin title="任意のスキン名" title:ru="任意のスキン名" guiDay="gui_day" guiNight="gui_day" mapDay="map_day" mapNight="map_day" minDisplaySize="60"/>

title アトリビュートを変えることで、展開した状態でも(わざわざ *.7ws に圧縮しなくても)スキンとして認識されます。title:ru はロシア語版の表記で、title:ja とやれば日本語環境での表記を変えることができると思いますが、無意味なのでこれでよいと思います。
ここの title が既存のものと被っていると(default や nitro のままだと)、*.7ws ファイルが優先されナビ上でプレビューできません。
また本来 guiNight には gui_night、 mapNight には map_night が入っていますが、Windows 上で編集する際には GPS からのデータが降ってこないことがほとんどだと思いますし、現在編集しているスキンしか表示してほしくないので、day でも night でも編集中のフォルダを指定します。
(これは 7ways の GUI から Settings > Interface > Mode を変更することでも固定可能です)
編集が終わった後は元に戻すとよいでしょう。

一か所編集して結果をプレビューしたいときは Windows 版 7ways を一度閉じて再起動します。

3) 色指定について
const.xml や map.xml では要素の色が16進数でRGBカラー指定されています。一般的にウェブサイトなどを作るときに使われるものと同じなのでなじみがある方もいると思いますが、

#に続けて6桁の16進数でRRGGBB(赤緑青)の光の三原色を各々256段階で指定します。
#FFFFFF が白
#000000 が黒
#FF0000 が赤
といった具合です。
また red や black などいくつかの色名表記も使えるようですが、ウェブブラウザ互換ではないので RGB 指定するのが無難と思われます。たとえば slateblue なんていう色表記は無視されるどころかスキン自体が読み込まれずデフォルトスキンで立ち上がります。(ltgray や dkgray など見慣れない色表記もあることから、7ways がネイティブで用意している色名のようです。)
画像編集ソフトのほか、このようなウェブサイトで色コードを得ることができます。

またほとんどの要素の色は、const.xml や map.xml の冒頭で定数として定義されています。いずれも const タグ内で定義されていて、ここで定義された色名はそのファイル内(const.xml の場合は gui.xml から include で呼び出されているので gui.xml 内に記述されているものとみなされます)で利用できます。カーナビでは同じ色をいろいろな場所で利用するので、これを利用してカラースキームを構築するのが可搬性があり便利かと思います。

4) hidelist.xml について
このファイルはマップ上に表示しない項目を指定しています。この項目は16進数のコードで管理されていて、「0x」に続く数字がコードになります。
map_day/map.xml を見ると
polygon
polyline
poi
speedcam
など、種類に分かれて定義されているのがわかると思います。
polygon の 0x2c、polyline の 0x2c など、コード自体は一意ではないのでご注意ください。
主に hidelist.xml で非表示定義されているのは polyline で、国境やタイムゾーンの線などが消されています。すべてを見たわけではないですが、今のところ日本で問題になるような非表示項目は特に見つかっていません。

5) 実際の編集作業
これで基礎的なところは解説が終了です。
この後は xml 内の各タグについて詳細な解説をするほかないのですが、マニュアル等は存在しませんし、僕も一つずつテストしながら解析していったので自分が必要な部分しか触っていません。
ここからは各 xml ファイルを読み込んでいただき、必要であれば一つずつ変更しては確かめ、という作業を繰り返すことで進めていただくのがいいと思います。

メニュー画面が編集したいなら gui.xml と const.xml、
マップ画面が編集したいなら gui.xml と map.xml を編集してください。
基本的には各 xml タグ名やアトリビュートは英語ですのでだいたいの想像はつけられるのが幸いです。一部ロシア語が入っていますが、そこは Google 翻訳などをご利用ください。

画像については実際に見てみるのが一番でしょう。同サイズの png 画像(8bitアルファ透過画像)を上書きすれば変更されます。png自体はピクセルサイズが合っていれば ppi は意識しなくてよいですが、画像ソースは 192ppi で作っておいたほうが作成時とナビ上の表示のズレがなくよいかと思います。

6) その他役立つかわからない情報
僕は nitro スキンを元にしたのでそれしか見ていないのですが、既に若干トリッキーな表示構成をしている部分も見受けられました。要素ごとに整理されているわけではないようなので注意が必要です。
オービスに近づいた時の表示がそれなのですが、 gui.xml の
<indicator id="SpeedCamIndicator" title="$SpeedCam" width="60pd" height="48pd" tags="speedcam" fontColor="speedCamTextColor" ~~/>
というタグで定義されていますが、const.xml で定義されている speedCamTextColor の色を変えてもオービスまでの距離表示の文字色が変わりません。上記のタグは画像が載っているだけで、文字と外殻部分は
<button sourceId="WhiteFrameIndicator" text="%speedCamDistance" ~/>で定義されていました。
ちなみに WhiteFrameIndicator は外殻の種類の指定で、別途 <indicator id="WhiteFrameIndicator" ~/> で定義されています。

また if や ifnot といったタグもあり、OS に応じて出力を変えられます。
<ifnot os="Android; iOS; Tizen"> ~~ </ifnot>
というように使うようです。
CE を認識するのか、また OS 以外に識別条件があるかは不明なので役立つかは分かりません。

その他 Medianav 関連の話題はここにまとめています。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2308444/blog/34768746/
2015年01月19日 イイね!

備忘録 : ルーテシア IV R.S. の消耗品

消耗品・油脂類の型番・交換時期目安

エンジンオイル 5W40 KLALR05401 1年1万Km交換
エンジンオイルフィルター 152085758R または AV00NS004
DC4 オイル 7711428122 (時期の指定なし,走行2万Kmが目安)
エアーエレメント 165467674R 1年毎交換
ブレーキフルード elf DOT.4 KN70240101 車検ごと交換
Posted at 2015/01/19 21:10:35 | コメント(2) | トラックバック(0) | ルーテシア4RS | 日記
2015年01月19日 イイね!

Medianav でバックカメラを使う(without Menavrus) その2 インストール編

カメラの車両へのインストールは基本的にろんすーさんの作業を丸パクりさせていただきました。とは言え何らか新しいこともしないとルーテシアユーザーのみなさんに貢献できないと思ってリアディフューザーを外そうと試みたりはしたんですが、失敗しました(;_;)
T30トルクスネジを外してみたのですが取れる気配がなく…こんどディーラーに行ったときに訊いてみようと思います。



ここが使えそうな気がしたんですが、試しに針金を落としてみるとエンジンオイルのレベルゲージに着くような黒いオイルが…ディフューザーを外さないことにはどこに落ちているかわかったもんじゃなく、危ないのでやめました。

写真はいずれ追加したいですがフロントからリアまでの配線は、Medianav 裏から左Aピラーを経由し左フロントドアの上、Bピラー、左リアドアの上を通り下の写真まで通しました。



リバース時12Vの配線はここから探ったのですが、いっぱいありすぎてわからない!
やみくもにテスター端子を刺しても穴だらけになって危ないですしどうしたもんかと思案して、バックランプへの配線の色を確認するためリアハッチのパネルを剥がしてみました。



ですがリバースは(荷室では)一番多い黒、ということが分かっただけで、結局一個ずつ試す羽目に。
エンジンをかけパーキングブレーキをきつくかけたままリバースに入れ、一本ずつテスターを刺して探ります。運よく2本目で当たりました。穴をあけたところは絶縁します。

荷室にアースもあるのでここにGND配線を落とし、+の分岐はエーモンの異線径配線コネクター(1146)を使ったのですが、これがどハマりの原因に。(エーモンのコネクターが悪いわけじゃないんですけどね。詳細は後述します。)

ここで初めて Medianav のカメラアクティベート処理を行いました。詳細は前回のエントリーを参照ください。

カメラ部は分離できるようになっているのですがこれを仮接続し、エンジンを入れギアをリバースに入れます。

これで12V通っているはず…画面がカメラ画面になった!やったー!
…と思ったのもつかの間、カメラ画像が真っ暗です。慌ててカメラを確認し明るい方へ向けてみるも変わらず。ふと見るとバックランプが点いていません!やっちまったか!

1秒ほどパニクりましたが、これはリアハッチのカプラーを外したまま忘れていただけでしたw

でもバックランプが点かなくても並列配線なんだからカメラには電源来るよなあ、と疑問に思いながらもう一度リバース。カメラは変わらず。



これはカメラが不良だったか…いやでもそれは可能性としては薄い。カメラ本体はできませんでしたが Medianav 基盤からカメラまでの通電のテストは室内で予め行っており問題なくパスしていたので、カメラの不良の可能性はわりあい低い気がしました。

外はすっかり暗くなり、恐ろしいほど冷えてきました。内側から開かないのでハッチを閉めるわけにもいかず、荷室内に座って配線を睨んでしばし考えます。
「推測するな、計測せよ」は情報科学の格言ですが、この大きなおもちゃを動かすのも広義ではプログラミングと言えます。計測することにしました。

すると…リバース信号がカメラに届いていない!
ことが分かりました。
エーモンの分岐ハーネスがうまく噛んでいないようです。これはエーモンが悪いというよりは、カメラの+線がまずいのでしょう。被膜径のわりに内部の銅線部は貧弱で、中心にも来ていない感じです。
ただ通電しないわけではないので、直接分岐は諦め、リアランプの+線から一度 1.25sq のまともな電線で分岐し(配線コネクターはエーモンE673)、それとカメラの+線は直接銅線をよじって結線します。本当ならハンダの一滴でも落としたいところですが、駐車場に電源がないので指でよじって絶縁テープで保護しただけです。

これでようやく映像が来ました。

このカメラ、ぴらっと入っていた説明書によると「初期状態ではガイド線なし/正像」とあるのですが、最初に電源を入れた時にはガイドが表示されました。上の写真のガイドは Medianav 側が持っているガイドなんですが、二重に表示される感じです。
ガイドを表示にするには途中でひょこっと出ている白いループ線を断線させるのですが、後でいいかと思い放置していたら、二度目の通電からはガイドが出なくなりました。慌てて切らなくてよかったです。

車外への配線はほぼ完全にろんすーさんのお手本通りです。
ナンバー灯からウェザーストリップの下へ出すのにかなり時間がかかりました。ここでも1時間くらい取られた気がします。針金は通るのですが、カメラ側の端子が直径 5mm くらいあり、これがなかなか通りません。まっすぐでは全く通らず、左に迂回する形でなんとか通せる場所を見つけました。

リアランプASSY下にはこんなゴムのふたがしてある穴があって、このゴムキャップに穴を開けて通します。



なんだかんだでインストールは終わりましたが、カメラ部はまだ調整したいので養生テープで張り付けただけです。
体の芯から冷えてしまったので熱い風呂を沸かして入りました。



食事をしに行ったときの映像。カメラの水平が出ていませんしガイドが合ってませんが、これはセンターではなくかなりオフセットしているのと、カメラではなく Medianav 側でガイドを出しているためです。
なぜカメラのガイドを使わないかというと、Medianav 側のガイドは編集可だからです。センターに設置していなくてもうまく合わせられますし、何を書いてもいいのでこれから考えます。楽しみ!

→その後何度かトライしていますがガイド画像の変更は果たせていません…
2015年01月18日 イイね!

Medianav でバックカメラを使う(without Menavrus) その1 準備編

Medianav でバックカメラを使う(without Menavrus) その1 準備編こんばんは、otakenです。
この土日をまるまる潰してバックカメラをインストールしてみました。

これまで Medianav でバックカメラを使うには @ろんすー。 さんが去年やられたようにトルコ製の Menavrus という有料の CFW を入れる必要がありました。

ですが Menavrus も Medi@skin も使わずにバックカメラ機能をアクティブにする手法が Medi@skin のフォーラムで公表され、盛り上がっているのに気付いた…のがつい3~4日ほど前のことです。

Activation Caméra de recul sur MediaNav sans Menavrus et sans Mediaskin (訳:Menavrus も Mediaskin も使わず Medianav でバックカメラを使えるようにする) (msieurlolo.fr)
注意:このフォーラムは画像やファイルの閲覧には登録と承認が必要です。承認には仏語での自己紹介が要求されます。

これによると Medi@skin も Menavrus も使わずバックカメラが使えるようになるそうなのですが、途中で使う navigation_restore_fat32.lgu がルーテシア4に対応しているか、またバージョンなど詳細が不明のため(Medianav ユーザーは非クリオユーザーが圧倒的に多いし)、Medi@skin 同梱の ttcmd を使う方法を採用しました。そのためここで紹介する手順には Medi@skin か Menavrus が必要です。

手順は以下です。

● ttcmd (あるいは Explorer) を使って \Strage Card\System\DSI_config.bsd を USB メモリーにバックアップ
● サービスマンモードのような MICOM MANAGER というソフトを裏コマンドで立ち上げる
  ・空のUSBメモリーを用意する(空を推奨とありましたがいつもの Medi@skin 入りのものでも一応大丈夫でした)
  ・USBメモリーを抜いてエンジン始動
  ・音量ダイヤルを押す(時計表示になる)
  ・音量ダイヤルを+に1動かす
  ・音量ダイヤルを-に1動かす
  ・USBメモリーを挿入→自動的に MICOM MANAGER が起動
● カメラをアクティベートする
  ・ MICOM TEST をクリック
  ・ RVC_SWRC #2(2A) をクリック
  ・ For X87/For B98/For K98 いずれか好きな曲率をクリック ※下部追記参照
● 自動的に再起動。起動時にエラーが出るようになるのでバックアップした DSI_config.bsd を上書きで戻し、エンジン再起動してエラーが出ないことを確認
● Medianav にカメラからの信号を入力する(リバース時+12Vも入れるとあるがルーテシア4は既に配線済)
● カメラをカメラの説明書に従ってインストール
● ギアをバックに入れるとカメラ映像が表示される

これを読んで速攻 Amazon でカメラをポチり、届いたのがこれです。



超コンパクトで便利 高画質 CCD フロント/バック カメラ兼用 16ヶ月保証 正像・鏡像切替 ガイドライン有・無切替 (Amazon.co.jp)

2840円でした。これ以上安いカメラもあったのですが、そこそこ画質のCCD(自称)、ガイドラインが消せる、正像鏡像切り替え可、レビュー数が多く酷いレビューが少ない商品/セラーというところで選びました。正直どれを選んでも中華製の同価格帯では商品自体はそんなに変わらないとは思いますが...

いろいろ取り返しがつかなくなる前に本当に情報が正しいか確認しなくてはと思い隠しコマンドを試してみたところ、



出ました。これが MICOM MANAGER の画面です。別に BIOS 設定画面とかではなく CE アプリケーションのようなので、WolfNCU からも起動できるかも…でも一応言われたとおりにやります。

ここでは確認だけだったので、いったん終わります。音量ダイヤルを押すと時計に戻るので、そのままエンジンオフ。

次にエンジンを切ったまま(一応バッテリー端子も外しました。たぶんそのままでも大丈夫だとは思ったのですが、万が一もあるので)、Medianav を取り外します。そして室内で電子工作の時間です。

ここでの作業は以前 @ろんすー。 さんが共有してくださったロシア語のサイトの作業とほぼ同一です。ただM型端子というのでしょうか、カプラーに入れる端子を買ってなかったので、msieurlolo.fr で紹介されていた基盤上の配線にアクセスする方法を採りました。この方法だとあまり引き出せない本体側カプラーに作業する必要がないので僕のように手技がない電子工作初心者には安心です。少なくとも家の中で作業できるので暖かいですw



作業する端子はこの一番右の白い端子です。ロシア語のサイトでは 10番に+、22番に GND、3番にリバース信号を入れろとありますが、3番は既に入っていますので必要ありません。カメラの映像端子からひょろっと出ているリバース信号の細線も放置です。

カメラの映像端子は RCA だったのであんま考えずにぶった切ったのですが、0.3sq もなさそうなすさまじい細線に今回かなり苦戦しました。できればちゃんとした RCA メス端子を用意してそこから線を引き出せばよかったと後悔。

細線用被膜スプリッターを持ってなかったので、ハサミで頑張りました。ほんとに怖いくらい細かったのでひっぱったらちぎれそうで、そのまま配線するのはやめました。エーモンの細線用電源取り出しコネクター(1187)を買ってきて、RCA から引き出した黄色(+)と黒(-,GND)の細線をギボシメス端子に変換します。

本体側は余り物の電線を使いこのようにハンダで配線しました。



10番はふつうにハンダ付けできましたが22番は僕のスキルでは無理なので、GND が通っている横の金具部分につけてしまいます。きちんと22番端子にも通っていることをテスターで確認しておきます。
カプラーとカプラーの隙間から線を出して(穴はいっぱい空いているのでどこからでも)、ギボシオスでかしめます。

このようにギボシ端子にしたのはひっぱられたときの保険と、また Medianav をいじりたくなったときに外すことができるようにするためです。バックカメラがついてしまえば他にすることもなさそうですが、何があるかわからないので念のため。最初から RCA メスを用意していればこんなことしなくてもっとすっきり済んだのにな…

最終的に強度重視でこんな感じになりました。



不格好ですが、ある程度は安心です。

準備編はこれで終わり!次回は結構難航したカメラのインストールです。結果的に @ろんすー。さん のインストールを完全にパクらせていただいたのですが、意外とハマりました…


2016.1.24追記
MICOM MANAGER で RVC_SWRC #2(2A) をクリックした後、曲率を変更するボタンを指定する部分が記述抜けていました。すみません。 @とったんrc8r さんが作業された際、ガイドラインがでない~という話があり、改めて記事を見返してみたら抜けておりました。

とったんさんが調べられたところ、For X87がキャプチャー用、For B98がルーテシアⅣ用、For K98がルーテシアⅣワゴン用、だそうです。
この画像は Medianav の本体ストレージ内に格納されており、編集が可能です。
それについてはこちらで。
2015年01月17日 イイね!

Windows 版 7ways を全画面でなくウィンドウ起動させる

@trtomin さんとの会話でそんな話題が上がったのでメモ程度に。

7ways は Windows CE 版だけでなく Android や iOS 版、Windows XP, Vista, 7, 8 版も存在します。

http://en.navikey.org/download.html

Windows PC にインストールしておけば、実行ファイル以外の各種設定ファイルやスキンなども共有できますので、いちいち車のイグニッションを回さずに済むので助かります。POI を大量に登録したいときや設定編集を試したいとき、スキンを作りたい時などには必須と言ってもいいです。短時間になんどもイグニッションのON/OFFを繰り返すのはカブって始動しなくなることもあるのでエンジンによくないですし。

7ways を Windows にインストールしたら、ショートカットを下のように編集してください。
普通に起動すると全画面起動するのでとても使いにくいですが、以下のようにパラメーターを追加することで Medianav と同じピクセル数でウィンドウ起動します。



※ C:\apps\ の部分はインストール環境によって違います。大事なのは 800 480 の部分を追加することです。

※ ちなみに日本語化などの手順も完全に CE 版と同じです。同じ 7wl ファイル、同じ ttf が同じ方法で使えます。

大変便利。


その他 Medianav 関連の話題はここにまとめています。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2308444/blog/34768746/

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