車高の測り方

magblueさんによると車高の計り方は以下のような感じで計ると良いとのことです

「車高を正確に測るのはサスペンションアームの付け根です、そこでデータを取った上でフェンダーアーチの高さ（ホイールセンタの直上）を測って管理することもあります。

サスペンションアームの付け根を測るのはアームの角度がアライメント変化に影響するためです。
残念ながら一般的な金属パネルのモノコックは、サスペンション付け根～フェンダーアーチまでの寸法精度がそんなにヨロシクないんですね、ですから肝のアーム付け根を測るのがベストなんです。」

実際に私の場合も駐車場のコンクリートで計ってもコンクリートの床自体が多少のでこぼこがあるので正確には測れないのです

ＢＳＫのこばちゃんに聞いたところお店では台の上に載せてタイヤ下部の水平を出してからサスアームの付け根で測っているそうなので同じですね

それとアルミバスタブの下部でも管理しているそうです。カウルの下部は車によってかなり違うのであまり当てにしないで欲しいとのことです

また、タイヤが新品で無いと本当の意味でのセッティングは出ないので私のように減ってしまったタイヤでは正確な車高は計れないそうです　

ロータスは1ミリでセッティングが変わるので正確な車高を計ってセッティングを出さないと意味が無いそうです。

magblueさんも書いていますが一般的な金属パネルのモノコックは寸法精度が良くないのです。モノコックを組んでいる時に溶接するのでその熱でモノコックがゆがんでしまい寸法精度が出ないのです。ケーターハム等は金属パネルのモノコックなので前後左右でゆがんで居ますので現車合わせでセッティングすることになります

それに対してロータスはアルミバスタブを接着剤で付けているので熱によるゆがみが無くてかなり精度の高い寸法になっていますがクラッシュパネルやカウルは精度を出さないで接着しているのでちりが合っていないと言うことになるのだと思います

ロータスの場合はリアのエンジンパネルの左右の隙間が違うとか、いろいろな部分の隙間が大きく空いていたりぎちぎちだったりしますがほぼ手作りの車なので仕方ないのですがトヨタやＢＭＷなどの大メーカーの車に乗っているとあり得ないと思います

　ロータスのような少量生産のスポーツカーに乗ると言うことはこのような事を解ってその辺りを許せる人で無いと乗れないと思います。スポーツカーでもポルシェとかになるとエンスーな方だけで無く、セレブの方々も乗るのでそのような個体ごとに違うなど許されないので大変ですね

私の車は現状で出来る範囲の最低の車高になっています。これ以上車高を落とすとサスペンションが万歳して荷重変化に対してキャンバー変化が大きくなってしまうのでお勧めできないとのことですが今新しいことを試験しているのでそれが完成したらもっと車高を落とすことが出来るかも知れないと逝ってましたがこれ以上落とすと駐車場に入れなくなるのでほぼ限界です　笑