
皆様(^^)v
向寒の候、日増しに寒くなって参りました。
前回のブログで、愛機・B7嬢のベースとなる『E65のデザイン感』に触れたところ、B7嬢よりMyのデザイン感も論じなさい、と申し入れあり応える事に致しました。 愛おしい愛機・B7嬢なので貶し・辛口では書けなく、ご機嫌取りの甘口になるかと思います(^_-)-☆
ご了承の程、宜しくお願い申し上げます<(_ _)>
<愛機・B7嬢のデザイン感>
最初に前書きとして、「B7」は、ALPINAに於かれて歴史のあるモデル名です。
1978年にALPINAが初めて手掛けた生産車は当時の5シリーズベースの“B7ターボ”であり、“世界最速の4ドアセダン”の称号を得て、後に追加された6シリーズベースの“B7ターボクーペ"と供に、その名を広く知らしめました。
因みに、80~90年代にかけては、7シリーズ(E32型やE38型)をベースとしたモデル「B11」や「B12」といったモデル名が使われていました。
7シリーズをベースとする「B7」が誕生するのは、2000年代に入ったE65型の頃からです。
現在のモデル名は単純明快です。
BはALPINA社のオーナー(Burkard Bovensiepen)を、次の数字はベースとなったBMWのシリーズ名を意味します。
※B7ターボで思い出しました、其の名車を所有されている、みん友様『Initial D様』です。 「お元気でしょうか、近日中にそちらのエリアへ出向く予定あります」、本ブログを見て連絡頂ければ嬉しいです♪
さて、愛機・B7嬢のデザイン感の話題。。。
ベースとなるE65を初見し「なんじゃ~こりゃぁあ!?」を、ALPINAがどの様に昇華さすか見物です。
圧倒的なパフォーマンス、経済性と環境性として、華やかな世評に彩とられたBMWといえど、やはり量産車であるからには、不本意な妥協を強いられる部分もあります。
だったら、それを全面的且つ徹底的に白紙から組み立て直せば、理想のクルマになるはずです。
それこそが、ALPINAで有り、精魂籠めて磨き上げた珠玉のクルマ達です。
近年のALPINAの特徴として、エレガント指向の雰囲気を醸し出すのは絶妙です。
ボディには雪の結晶を表したALPINAのデコレーションライン、控えめなエアロパーツ、独特の細い20本フィンタイプのアルミホイールなど専用品を装着して、ベース車両とは違った拘りを演出。
此の演出は、ALPINAが掲げる「フォーム・フォローズ・ファンクション(機能のための形状)」という哲学から成り立ち、控えめながら確実な性能向上を果たすモディファイがされアイデンティティーとなっています。
インテリアも魅了され、そこかしこに「伊達」と「洒脱」が入り混じり、座るだけで走らずとも犇々と身に迫るでしょう。
Understatement(控えめ)を美徳とし、手作業による少数生産ゆえにALPINAとしての拘りが随所に見られるのが特徴です。
‘アルピナマジック’の通り、ALPINAが手掛ける作品は、素のBMWの味が驚くほど上質にリファインされています。
ALPINAのアイデンティティーによるリファイン!
<前後のスポイラー>
往年のALPINAに比べ、控えめながら確実な性能向上を果たすモディファイがされています。
フロント・スポイラーの機能的な形状により、さまざまな冷却モジュールとブレーキ・エアダクトの効率的な空気の流れが実現されています。
リヤ・スポイラーと組み合わせると、特に高速走行時の走行安定性を著しく高める優れた空力特性が実現します。
前車軸には軽いダウンフォースがかかり、後車軸にはわずかなリフト(揚力)しか生じません。
<デコレーションライン>
ALPINAのアイデンティティー(identity)に、デコラインがあります。幾何学的な…車を一周グルリと貼りめぐらされたデコライン。
誇示せず控えめなALPINAに、煌びやかさを拘りを発しているのがデコラインです。
<CLASSICホイール>
ALPINAのブランド・アイデンティティーの重要な役割を賄っているのが、シンプルで細いスポークから構成される美しいCLASSICホイールです。
ロナールやBBSとの共同開発で、ホイールに配置された20本のスポークによるベーシックなデザインは、確実にALPINAの伝統を受け継いでいます。
真円をキープする最も理想的なスポークの数が20本であると云うALPINAの拘り・哲学からです。
<楕円形ダブル・テールパイプ>
ALPINAの拘りは楕円形のテールパイプ、B7嬢は片側出しテールエンドを採用しています。
これは、全てのシリンダーからの排気が同じ強さで共鳴するようパイピングをまとめることで、倍音成分が増加し、より官能的なサウンドを発揮させております。
<リヤガーニッシュ>
リア平面部をガーニッシュでリファインされています。
スポイラーの装着もあり、後部の造形のアクの強さを巧みに抑えています。
<インテリア>
そこかしこに「伊達」と「洒脱」が入り混じるALPINAのインテリア。
ALPINAのインテリアには、当然BMWと同じシートやインテリアトリムを使用しております。
只、そこに使われる素材や仕上げに付いてはALPINAが吟味し直しています。
ALPINA専用のレザーで覆われ、独得の紋様とパイピングがあしらわれる。
レザーは裁断箇所やステッチの位置に付いても、ALPINAの拘りを盛り込んでいます。
ALPINAは、先ず本質を大事にし、其の上で最上級の品質を求めるメーカーです。
深い光沢のあるウッド・トリムには、北米の太平洋だけに自生する月桂樹(ミルテ)を用い、沈金細工のエンブレムがあしらわれる。
ミルテ・ウッドは、ALPINAらしさの演出に欠かせないパーツです。
ミラー手前に貼られたプロダクションプレート。
ALPINA車には、「ALPINAの証」である、シリアル・ナンバーを刻んだ「プロダクション・プレート」なるモノが車室内に貼られています。
このプロダクションプレートは、特別な車と所有する歓びを感じます。
Understatement(控えめ)を美徳とし、手作業による少数生産ゆえにALPINAとしての拘りが随所に見られるのが特徴です。
‘アルピナマジック’の通り、ALPINAが手掛ける作品は、素のBMWの味が驚くほど上質にリファインされています。
そんな愛機・B7嬢のデザイン感は、「凄ぉ~く! 格好良い」よ!
美しぃ~い! いつまでも色褪せない、年とらない妖艶オーラを放つ美魔女だよ(^_-)-☆
と、「ヨイショ」しておけば、B7嬢は来るべき本年最後!?のロングランは勿論、これからも幾久しく甘美なるALPINA WORLDを満喫させ、我が人生に華と彩りを与え続けるでしょう。
後書きとして、2025年末を持ってブッフローエでALPINA車の生産と供給は終了となります。
これは社会情勢等を考慮すれば、やむを得ないと受け止めます。
ALPINAと供にリアル共存でき、ブルカルト・ボーフェンジーペン氏に感謝しかないです。
ブッフローエで生まれた、愛機・B7嬢を誇りとし大切にします。
ALPINA Freakyな皆様が存在する限り、
『ALPINAは永遠に不滅』
ですね!!!
では又 by アル君(^^)/~~~