
本日は1月23日(木)、旅行4日目ですが実質の最終日です。
今日は知林ヶ島を見て、万世特攻平和祈念館、知覧の武家屋敷群、知覧特攻平和会館を見学した後、霧島神宮を参拝し宮崎港のフェリーターミナルから神戸港に向かう予定です。
今日の朝食は、バイキングでした。
【知林ヶ島】
朝食後、すぐ近くの知林ヶ島が見える場所に、到着。

午前8時半。人影は少ない。駐車場が広いのでシーズンは賑うのでしょうね。
知林ヶ島の方へ。

向こうに知林ヶ島が。春から秋にかけては干潮時に地面が表れて島まで渡れるのですが、今はダメです。今波が立って白く泡立っている部分です。
ここから約60kmドライブして万世特攻平和祈念館を目指します。
【万世特攻平和祈念館】
駐車場に到着。だいぶ小ぶりな駐車場です。訪れる人も少ないのか。
昭和18年夏から19年末にかけて吹上浜に建設されたのが、陸軍最後の特攻基地「万世(ばんせい)飛行場」。この飛行場はわずか4ヶ月しか使われませんでしたが、17歳の少年飛行兵を含め200人近い特攻隊員が“祖国のため”を合言葉に、ここから沖縄の空へと飛び立っていきました。
「万世飛行場」跡地に、恒久の平和を祈念するよう建てられたのが当祈念館です。館内には、吹上浜沖から引き揚げられた、日本にただ一機の「零式水上偵察機」や、死を間近に控えた隊員たちが肉親・愛する人達へ宛てた最期のメッセージ、“至純の心”を綴った「血書」、遺品、遺影などを多数展示しています。
(南さつま市のHPより) 場所:鹿児島県南さつま市加世田高橋1955-3
1Fと2Fに分かれており1F部分は撮影OK。
下の写真は偶然写真屋が来た時に撮影したもので、全員の名前は分かっており遺族の了解を得ているので、撮影OKだそう。
この250Kg爆弾を搭載して出撃しました。
この基地の戦没者は201人。
2F部分は戦没者の遺影、遺書、遺品などで撮影はNG。親や、兄弟宛に書かれた手紙、遺書には思わず涙がこぼれます。
約1時間の滞在の後、約20km離れた知覧に。
【知覧武家屋敷庭園】
知覧は薩摩半島の南中心部に位置して、いにしえの時代より交通の要衝として、また、薩摩藩政時代には102の外城の一つとして栄えたところです。域内では高い文化が香り、いつしか薩摩の小京都と呼ばれるようになりました。武家の屋敷も自然をうまく取り入れた庭園を備えて残り、昭和56年に伝建群に指定されました。そのうち7軒の屋敷庭園が公開されています。
市役所支所近くに公共の駐車場が。そこにA6を停めて、すぐ近くの裁判所の南側から武家屋敷通りが伸びます。
1番西郷恵一郎庭園
番号が1番から7番まで振られています。南から北への上る順番です。
通りもこのように美しく。
大河ドラマ「西郷どん」の撮影に使われた場所と。
4番佐多美舟庭園
7番森重堅庭園

唯一池があります。
【知覧特攻平和会館】
次に2km離れた知覧特攻平和会館に。大駐車場に到着。
平和会館に向かって歩きます。
「特攻勇士の像」
知覧特攻平和会館。
1階建ての建物で、手前側が一般公開されているものや、右奥にゼロ戦の残骸が展示されており撮影OK。
「この知覧特攻平和会館は、第二次世界大戦末期の沖縄戦において特攻という人類史上類のない作戦で、爆装した飛行機もろとも敵艦に体当たり攻撃をした陸軍特別攻撃隊員の遺品や関係資料を展示しています。
私たちは、特攻隊員や各地の戦場で戦死された多くの特攻隊員のご遺徳を静かに回顧しながら、再び戦闘機に爆弾を装着し敵の艦船に体当たりをするという命の尊さ・尊厳を無視した戦法は絶対とってはならない、また、このような悲劇を生み出す戦争も起こしてはならないという情念で、貴重な遺品や資料をご遺族の方々のご理解ご協力と、関係者の方々のご尽力によって展示しています。
特攻隊員達が二度と帰ることのない「必死」の出撃に臨んで念じたことは、再びこの国に平和と繁栄が甦ることであったろうと思います。
この地が出撃基地であったことから、特攻戦死された隊員の当時の真の姿、遺品、記録を後世に残し、恒久の平和を祈念することが基地住民の責務であろうと信じ、ここに知覧特攻平和会館を建設した次第であります。」
(知覧特攻平和会館HPより)
1F奥には特攻隊員全員の遺影、遺書、遺品などで、撮影NGです。こちらでも遺書などは読んでいて目頭が熱くなります。
会館の右奥に隊員が寝泊まりした三角兵舎があります。
その右側には知覧平和観音堂が。
駐車場横のレストイン武家屋敷で昼食を食べ、
これから最後の訪問地の霧島神宮に向かいます。約100kmです。
【霧島神宮】
霧島神宮一の鳥居に到着。
ここからさらに参拝者用駐車場に。
神社の方に。展望台の手前に有名な、

坂本龍馬とおりょうさん。日本で最初の新婚旅行でここに。
展望台からは桜島が見えます。
本殿の方に。
手水舎で清めて。
三の鳥居。
本殿に参拝。
神楽殿も。
これで予定は全て終了して宮崎港に。
帰りのフェリーも同じフェリーたかちほ。
帰りの部屋はプレミアムツインを。

約16㎡あり、バストイレ付きで快適です。
翌朝7時半ごろ神戸三宮フェリーターミナルに到着。

写真の真ん中の黒い建物が完成しつつあります。GLION ARENA KOBEという新アリーナだそうです。
5日間の旅行中、事故もなく良い天気が続いて良き旅でした。
Posted at 2025/01/26 16:18:24 | |
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