
古都 奈良の冬の夜を彩る新イベントが始まりました。
奈良大立山祭りです。今年は1月29日から2月2日まで開催されます。
立山とは奈良県内のあちこちにある江戸時代から風習で、「造り物」を身代わりとして降りかかる厄災を払う、奈良独特の呼び名だそうです。
奈良は仏法の里で、仏を守るのは四天王、ということで四天王の大山車を作って平城宮を練り歩き、奈良に住む善男善女の無病息災を祈る、と言うお祭りです。
昨年10月に突然奈良県が計画を発表して色々議論があったようです。曰く、「ニセねぶたまつり」云々・・・。行政としては観光客が途絶える1月2月のイベントを拵え奈良を元気に!と言うのが狙いとか。 いいんじゃないでしょうか。(^^;
祭りの3本柱は、四天王山車の巡行、県内の民俗芸能の公演、グルメ「奈良あったかいもんグランプリ」です。
んで、行ってきました。(^^
夕方4時に自宅を出発。
JRなら駅近くの駐車場にA6君を置いて、
無料シャトルバスで平城宮跡へ。

無料シャトルバスはJR奈良駅と近鉄西大寺駅から出ています。
着きました。
電車も走ります。(笑
先ずは大極殿にお参りを。
まだ明るいので先ず腹ごしらえ。「奈良あったかいもんグランプリ」の会場に。
県内33市町村から自慢の郷土料理が。
すごい人波!
昨年のグランプリ、十津川村のブース。
「ぼたんのつみれ きのこ鍋」
あと御所市の「鴨鍋」、下北山むらの「下北しし鍋」、安堵町の「あんど あったか芋煮鍋」、野迫川村の「ギュウテール野迫川ポトフ」、川西町の「結崎ネブカの塩焼そば」など一気に食しました。一つをかみさんと分け分けして。(^^
ラーメン・うどんなどの麺類は流石に人気高く長蛇の列でしたので敬遠。(笑
奈良県内のゆるキャラも勢揃いです。

すみません。お名前知りません。

これは名札が。野迫川村のこれもりくんだそうで。これもりって平惟盛?
ご存知、せんと君です。
お腹の方が人心地ついたので大極殿の方へ。
広場の四隅に四天王の大山車が。
増長天
広目天
持国天
多聞天
大極殿前のステージでは県内の民俗芸能(行事)の公演が始まっていました。
広陵町の戸閉(とたて)だんじりまつり。
吉野町の鬼踊り(金峯山寺節分会・鬼火の祭典)
御所市のススキ提灯献灯行事。かわいい巫女さんが映えます。
公演が終了したのでグルメ広場に行くと「売り切れ」の看板だらけ。

一つ食べて再度大極殿の方に。
太鼓の演奏をバックに四天王山車の巡行(練り歩き)は始まりました。
最後に四天王は大極殿前に並ぶのですが、シャトルバスの最終出発が9時と聞いていたので残念ですがバスの方に行きました。
その様子はバスの中から見えました。
古い歴史には事欠かない奈良に新しいイベントですが、県内の民俗芸能行事に若い人が大勢参加されていたのに感銘を受けました。皆さんもこのような日ごろの技を発揮できる場があると遣り甲斐も出るでしょうね。
古い歴史を守りつつ新しい歴史も作っていくことは大切ですね。
このお祭りも来年、再来年と続き益々発展して行って欲しいですね。
(タイトル画像はKansaiWalkerからです)
Posted at 2016/01/31 11:09:49 | |
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