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奈良の小仏のブログ一覧

2017年11月04日 イイね!

ドイツ・オーストリア紀行、最終回 音楽の都・芸術の都ウイーン!

ドイツ・オーストリア紀行、最終回 音楽の都・芸術の都ウイーン!今回の旅行も6日目。観光は本日が最終です。

本日は終日ウイーン市内観光。

主として歴史地区と芸術・音楽巡りです。




早朝ホテルの周辺を散策しました。

ホテルはシェーンブルン宮殿の近く、北へ1Kmもありません。


午前8時頃バスでベルヴェデーレ宮殿に向け出発。

到着。


早速入場。

ベルヴェデーレ宮殿は壮麗なバロック様式の宮殿です。
上宮と下宮、オランジェリーそして広大な庭園から構成されています。




ベルヴェデーレ上宮の北側。


ここから北方にベルヴェデーレ シュロスガルテンが広がります。パリのベルサイユ宮殿の庭園をまねて作られました。はるか彼方に下宮が見えます。


ここは第一次大戦後、ハプスブルグ家が追放になり帝政が廃止になった後、美術史美術館所蔵の物を始めハプスブルグ家の膨大な美術品を展示する美術館となりました。

美術館に入ります。



ここは中世から18世紀~現代までの幅広い時代の絵画のコレクションを誇ります。

マネ。


モネ。


ルノアール。


など印象派の絵画や、

ロダン。


ドガ。


などの彫刻も。

でも何といってもここの特徴はオーストリア出身の画家である、

クリムト。

<恋人たち:接吻>

や、エゴン・シーレ


などのウイーン世紀末派の多くの作品が特徴です。

以外な作品に、


ウイーンにナポレオンの絵?これもハプスグルグ家の富と権力のなせる業なのでしょうね。

ここの膨大な絵画をじっくり鑑賞するには1日でも到底無理。
それを1時間程度で見るのは・・・・ (笑

次にウイーン中心部に入り、オペラ座の前で写真撮影(のみ)。


車の往来が激しく建物のみの撮影は困難。(^^;

又、美術館に。美術史美術館。ここは1891年に歴代の神聖ローマ皇帝が蒐集した膨大な美術品を収蔵するために建設されました。今では15世紀以降のルネサンス期のイタリアの作品群や、ネーデルランドの作品、その他が地域・時代(スタイル)ごとに分けて展示されています。

マリア・テレジア広場のマリア・テレジア像。お顔は北東のホーフグルグ王宮を向いています。


こちらは反対側(北西側)にあるウイーン自然史博物館。


南東側の美術史博物館に入ります。



イタリアルネッサンス期の作品。

ティティアーノ。


ラファエロ。


ヴェロネーゼ。




ネーデルランドの作品も。

レンブラント。


ブリューゲル。

<バベルの塔>

ルーベンスが最大の呼物でしたが、なぜか撮影NGでした。

ドイツ、ボヘミアンなど。

クラナッハ。


更にスペインも。

ベラスケス。

王女マルガリータの3歳、5歳、8歳の時の肖像が。
彼女がスペイン王家からオーストリア王家に嫁ぐときの嫁入り道具の一つだったと。
マルガリータの成人時(と言っても15歳くらい)の肖像画はマドリッドのプラド美術館で見たことがありますが、やはり同じ顔に見えます。(当たり前か)

そのほかにも膨大な絵画、彫刻などの美術品の数々。

かつては、スペイン(ポルトガルも含む)及び新大陸、ネーデルランド、ドイツ、オーストリア、イタリア、バルカン半島北部を版図とする太陽の没さぬ大帝国の皇帝を務めたハプスグルグ家の偉大さを思い知らされます。

ここをやはり約1時間半程度で出て、市内観光。


昼食は、


・・・・・・。

昼食後は自由観光組と、オプショナルツアー「ハプスブルグ家ゆかりの地巡りとカフェ・トラム体験」組に分かれて。私どもは後者に。

先ず。アウグスチナー教会に。
ここはハプスブルグ家専用の教会。歴代皇帝の棺や、心臓も保管されていると。(゜o゜)



旧王宮前のフランツヨーゼフ像。


今日はオーストリアの建国記念日だそうで、軍の軍楽隊が吹奏をしていました。


王宮見物(写真撮影NG)に続き、隣接しているSisi博物館に。


Sisiとはフランツ・ヨーゼフ皇帝の妻、エリザベート皇后の愛称で、皇后の肖像画、写真、衣類、愛用品などが多数展示されている博物館です。皇后はその美しさを保つために壮絶な努力をしていたようです。ウエストは常に50~52cmを保っていたと。(^^;


(写真はネットから拝借)

内部の写真撮影はNGでした。

エリザベート皇后は生前は意外にもオーストリア国民から人気がなかったそうです。それは皇后は実は当時好きな男性がいて、皇后になりたくはなかったのです。性格的にも人前に出ることは好きだはなく、愛想も良くなかったそうです。さらに息子ルドルフ2世のスキャンダル(召使と心中:これは映画・うたかたの恋で有名)後はそれが一層高じて、人とあまり会わず付き添い一人を連れてさすらいの旅をするのが癖となりました。ところが60歳の時、旅先でテロに遭い非業の死を遂げると国民に同情され、愛されるようになりました。



王宮から出て、市内の観光に。





歩き疲れたので、とあるカフェで。


ザッハトルテとアインシュペナー(ウインナーコーヒー)。


その後、地下鉄(Uバーン)体験と、


トラム体験。


これは何?

正解:自転車専用通行帯。

シュテファン大聖堂。



夕食後、夜のシェーブルン宮殿見学に。
入口。


幽玄な宮殿。上空の半月も良い雰囲気に。


中から入り口付近を。


今夜の夜間見学は我々のツアーのみでした。


この宮殿はハプスブルグ家の夏の離宮として建設されました。歴史で有名なのは1814年、ナポレオン失脚後のヨーロッパ各国の版図を交渉するため、オーストリアの宰相メッテルニヒが主唱してウイーン会議が催され、ここが舞台となりました。しかし毎夜舞踏会が開催されましたが、会議の方はは各国の利害が複雑で進みませんでした。後世、「会議は踊る、されど進まず」と揶揄されました。

踊りの舞台の大ギャラリーです。画家グレゴリオ・グリエルが天井にフレスコ画を。

本日は「特別」に写真撮影が許されました。

午後8時よりコンサートホールに。演奏中は撮影NGです。


約20人の楽団で、8:30PMから演奏40分、休憩20分、演奏40分。演奏1回で5~8分の曲を6曲。


演奏だけではなく、男女のカップル二組がダンスを踊る曲が約半分ありました。

演奏のトリはウイーン市民が愛してやまない、ラデスキー行進曲。この曲は観客の拍手が入りますが、それを催促する指揮者のしぐさがユーモラスです。こんな感じ。

https://www.youtube.com/watch?v=YWNRIkGhbos

フィナーレは大喝采で。


終わってホテルに着いたのは10:30PM。さすがに疲れました。が、中身の濃い1日でした。


翌日、帰国の途に。

朝6時のホテルを出発。
ウイーン空港に。


フランクフルトで乗り継ぎ、 14:00。


朝8時、関空に到着。でも荷物受け取り、リムジンバスに乗ったのは9:40。


11時過ぎにJR奈良駅に到着。
近くの食堂でうどんを。

今回の旅行で一番美味しい? それを言っちゃあ、おしめえよ。(笑

それは冗談で、十分満足した旅行でした。
Posted at 2017/11/04 23:18:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 海外旅行 | 旅行/地域

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