
関西の人間にとって草津は意外と行き難い場所です。東京から近くないし、高速、電車共にあまり便利でないし。今回志賀高原行きを考えてあと何処を回ろう、と考えたとき草津を思いついたのは幸運でした。白根山、草津、それから帰りに寄った嬬恋村はなかなか行くことのできない場所でしょう。
11日夕方に草津の宿に着いた時まだ明るかったので風呂、夕飯の前に街並みを散策することに。
温泉街の雰囲気が漂う街並み。
すぐに湯畑に到着。草津に行ったら何はともあれここは抑えなきゃ。
ここには湯畑以外に白旗源泉もあります。
4時半になりましたので熱乃湯で湯もみショーを。ここもマストの場所。
間もなく始まります。
司会のお嬢さんの説明に続き定番の草津節に乗って大人しいバージョン。
最後に激しいバージョン。

お湯が激しく飛び散ります。湯もみガールズ(ガールズって?)の動きも激しく。
あっけなく終わった20分のショーでした。早速全国旅行支援のクーポン券が使用できたのでまあイイか。
再度湯畑を見物して、

丁度火灯し頃でいい雰囲気。夜景も見たくなりました。
この街のマンホール蓋。
外湯めぐりもしたかったのですが、今日はよく歩いて疲れていたのでホテルのお風呂にゆっくり入って、夕食。
夕食後、再度湯畑に。
予想した通りファンタスティックでいい雰囲気です。温泉街は夜景が良いですね。
草津を愛した100人の著名人の名がぐるりと湯畑を取り囲んでいます。この辺は政治家。
いい夜でした。
翌日、10月12日(水)。朝食。
今日は昼まで草津の街を見物予定。
車でゆっくりと街中を流して、

温泉街ながら新しい近代的なホテルも。
西(さい)の河原公園駐車場に車を停めて、歩いて公園に。
片岡鶴太郎美術館。帰りに寄ります。
公園の中を流れている川。温泉水です。(一部かな?)温いです。
公園を奥(上に)に。
ベルツ博士とスクリバ博士の像。
お二人ともドイツ出身で明治政府の招聘で東京帝国大学医学部で教えました。特にベルツ博士は温泉の医学的効能を研究し、草津温泉の温泉療法を世界に広めた恩人とされています。町内に「ベルツ」と冠した施設・道路があります。
さらに奥に。
一番端に露天風呂があります。入りませんでしたが。
入り口に戻り、片岡鶴太郎美術館に。ここでも全国旅行支援クーポン。
氏の絵の才能は万人が認めるところ。
焼き物も。
書も。独特の文字ですね。
片岡鶴太郎氏と草津の関係?氏の作品の購入者にここ草津のホテルのオーナーがおられて美術館設立に発展したものと。
最後にベルツ通りとすずらん通りを通り町を一周。道の駅 運動茶屋公園に。
R292の上に架かる通路を渡ったところにベルツ記念館が。入場料無料です。
中にはベルツ博士関係の写真や業績の資料が公開されています。
お昼になりましたので道の駅のレストランで昼食。
上州名物ひもかわうどん。

ツルツルとのど越しがよく、美味しい!山梨のほうとうによく似た感じ。
帰路をどうするか悩みましたがショートカットを狙って一般道で岡谷まで行くことに。途中で一度行きたかった嬬恋(つまごい)村を。
国道292から途中で県道59に入り、さらに途中でつまごいパノラマラインに。
かつて社会の教科書で習った嬬恋村の高原野菜。キャベツ畑です。
浅間山の山麓に広がるなだらかな高原の野菜畑。四国の険しい山間部の農家に育った私にはかつて憧れに似た感慨を持ったものでした。
ここのもう一つのスポット。愛妻の丘。
この場所でお互い向き合い偽らぬ愛を誓い、
そして浅間山に向かって、「愛してるー」と叫ぶのです。

今日は雲で浅間山は見えませんでしたが。
ここのキャッチフレーズは「キャベツ畑の中心で愛を叫ぶ!」です。
今回も天気にも恵まれ、良い旅でした。
Posted at 2022/10/16 07:17:53 | |
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