
夏になると全国でかき氷屋さんが大活躍ですね。
私の住む奈良でも同様ですが、ここ10年変わった傾向が。
それは「かき氷の聖地」という表現です。
奈良はかき氷の聖地なの?
調べてみると、そう名乗っても誇大表現とはいえない歴史がありました。
そして今も奈良のかき氷屋さんは聖地の名に恥じない商品づくりに精を出しているようです。
ならばかき氷めぐりをしてみようと。
最初に奈良で一番人気らしい「宝石箱」さんにと思ったら、朝と昼に整理券を出すらしく、食べられるのはそれから3時間後なんだと。
取敢えず敬遠して、食べログで近くの店を。
ファミリー公園のプール近くにある「奈良の氷屋ヒノデさん スイムピア店」。
出発して約10分で到着。
スイムピア奈良に。
この中にあるスイムピアカフェに。
ところが今年はコロナのせいで、この中のかき氷店は休業と! 九条の本店ならやっているのだとか(予約制)。
諦めて近くの店を。近鉄筒井駅近くの「かき氷亭 一歩」さん。
専用駐車場がないので近くのTimesで。
近鉄筒井駅方面に2・3分歩くと。

ん?台湾かき氷? その訳はあとで。
大きなメニューが外に。分かりやすいですね。
ここの店内は面白い。片方は洋風で若者向け?

FCバルセロナのユニフォームやらサインやらが一杯。今日も女子高校生の2グループが。
もう一方は和風。

こちらに入りました。
カウンターは密を避けるために仕切りが。
台湾かき氷とは台湾で一般的な、氷を削った上に果物などのトッピングをふんだんに乗せたものだそうです。オーナーが台湾出身だからではないそうです。(笑
そういえば店の紋は桐紋でした。
さらばと、家人はマンゴーピューレを。税込み890円。
てっぺんを少し食べた後にマンゴーピューレを掛けます。
私はイチゴピューレを。同じく890円。
インスタ映えはともかく、味はうんめえ!!!
流石に食べログで上位の店です。
出足を若干くじかれましたが、今日のところは出足好調と言っときましょう。
【奈良と氷】
奈良に都があった飛鳥・奈良時代には夏の氷は貴重でした。そのための設備などもあったようです。
奈良市内には氷室神社がありその時代を伝えています。
この神社のお供えは変わっていて、何とかき氷です。

300円払ってかき氷を買って、それを神様にお供えして、その後自分で食べるのです。(2枚の写真は氷室神社のHPから)
又、大和高原の高い場所である福住に古代の氷室があったと言われ、それを復元しています。

真冬に池に水を貯め凍らせて、室で夏まで保存したようです。
奈良と氷は古代より繋がっていたのですね。
夏の楽しみが増えました。(^^
Posted at 2020/07/23 06:20:29 | |
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