
旅行2日目です。
本日は久美浜湾を見物したら丹後とお別れして、
但馬の城崎、出石、竹田城などを見物予定です。
相変わらず猛暑が続き、今日の豊岡地方は最高気温37℃の予想。近畿で一番フェーンがきつい場所ですからね。
さて本日の旅館の朝食です。
料理旅館というだけあって、朝食と言えどもボリュームたっぷりです。

朝から肉料理も。
旅館を出発して、久美浜湾を見下ろせるかぶと山展望台に車で登ろうとしましたが、道路幅が狭いと警告板があり、結局断念。次の目的地の城崎温泉を目指すことに。
【城崎温泉】
城崎は大学の4年の秋、卒業旅行に山陰を回り、ついでに来て以来です。泊まりませんでしたが一軒の外湯に入りました。家人は数年前にお友達と泊まりに来て、「芋の子を洗うみたい」だったそうで、トラウマに。なので今回の宿泊はパスした次第。
城崎温泉駅に到着。

左手に島崎藤村の揮毫が。
ここは多くの文人墨客が訪れた場所です。
駅前の商店街。45年前にも通ったはずだけど、まるで記憶がない。
45年前は駅から温泉宿街に向けて無料バスが走っていました。今もそうなのか?
名物のカニの看板。
温泉街に。この柳並木は覚えがあります。
ここの象徴、一の湯。
志賀直哉が逗留して「城崎にて」を執筆したという三木屋。
温泉街を見下ろしたくてロープウェイ乗り場に。
山頂駅からの眺め。
観音様をお参りして、
城崎を後にしました。
【玄武洞】
城崎から約5kmで玄武洞公園の駐車場に到着。
少し丘を越えると、
なかなか壮観ですね。玄武岩の柱状節理がつぶさに観察できます。
ここには中国の四神にちなんで名付けられた北朱雀洞、白虎洞、青龍洞と規模の小さい似たようなものが3つありますが今回はパスしました。
【出石】
玄武洞を出発して、但馬の小京都と呼ばれる出石に向かいます。出石は江戸時代は5万8千石の城下町として栄え、色々な有名人も関わり、ドラマチックな歴史の足跡が多く残っています。街の中心部は重要伝統的建造物群保存地区に指定されて多くの観光客で賑わっています。かつての出石郡出石町は2005年4月に豊岡市と合併しました。
出石に入り、まず西の丸有料駐車場に。
出石城跡を訪ねます。
城域との境目の小川(谷山川)。
登城門をくぐり、
二の丸。櫓が復元されています。
最上段には天守閣の代わりに稲荷神社があります。
最上段からの出石町の眺め。
城跡から街に下りて市内散策を。
この街のシンボル、辰鼓楼。

明治4年に時刻を知らせる太鼓をたたく櫓として作られましたが、明治14年に地元の医師、池口忠恕氏が大時計を寄贈してから日本最古の時計台として親しまれています。
お昼になりましたので昼食を。もちろん、出石蕎麦!

辰鼓楼近くの「手打ち出石皿蕎麦 玄」さんで。
ここのそばのモットーは、「挽きたて、打ちたて、茹がきたて。」
蕎麦のタレは5種類。塩、とろろ、出汁、薬味、卵。色々品を変え食べるのがここの流儀。

小生は今ダイエット中なので10皿で止めました。隣のテーブルの小学生は30皿食べて、お店から手形を貰っていました。クーポンが付くらしいです。
出石蕎麦の起源は1706年にここの城主が国替えとなり、旧信州上田藩主の仙谷氏が新藩主となったときに、信州そば打ちの名人を連れて来たのが始まりと。
食事後に車で町内を散策。
街の東に出石明治館。
散策途中で、ゾロ目ゲット。66666km。

やっとゲットできました。(^^
出石を発って次の目的地、竹田城を目指します。約30kmの道のりです。
【天空の城 竹田城】
竹田城は朝来市和田山町にある山城跡です。標高354mの天守台を中心に南北約400m、東西約100mの石垣で囲まれた城域を誇り、「天空の城」あるいは「東洋のマチュピチュ」と呼ばれて、雲海に浮かぶ美しい姿は絶大な人気を博しています。日本100名城のひとつでもあります。
麓の和田山町竹田地区から直に上るのは大変で、車で行くならその西側にある「山城の郷」に駐車して、そこからまた中継バスで中腹まで行って(城跡迄900m)歩くというのが一般的です。
山城の郷に到着。
ところが中継バスが出発した後で、次のバスまで50分。待つ時間がもったいないので先に東側の山にある立雲峡展望台に行くことに。約5.6km、時間では12,3分です。
立雲峡展望台に到着。
ここには上から第1、第2、第3展望台がありますが、第1は歩いて20分位。第3、第2は5~8分程度。
第3展望台から。

夕方で西を見るので逆光がきつく、はっきり見えません。
第2展望台に上がるも、

数十メートル上がるだけなので代わり映えがしません。第1展望台は更に片道15分かかるとのことなので、諦め。山城の郷に。
着いたら間もなく中継バスが。
バスで5分(160円)、停留所から歩いて約700mで料金所。
約200mで大手門への坂道が。
大手門。
竹田城の縄張りです。
北千畳。
二ノ丸、三の丸辺り。
下方の竹田駅方面。今、赤い列車が南に向かって。
南二の丸と南千畳。
天守台に。
天守台から南二の丸と南千畳を。
天守台から反対の三の丸、北千畳を。
見物路は一方通行です。出口近くの南千畳から天守台方向を。
いやー、噂に違わぬ素晴らしい山城ですね。東洋のマチュピチュの称号もあながち誇大ではありません。これは是非、秋の朝霧の出る日に訪問したいですね。
猛暑の中でしたが2日間の旅行は満足満足!!
Posted at 2020/08/08 23:24:05 | |
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