奈良の小仏のブログ一覧

10月5日・6日に岡山県と香川県に出張し、そのついでに善通寺をお参りしました。

善通寺は真言宗善通寺派の総本山で、屏風浦五岳山誕生院と号します。弘法大師と大変縁の深い寺で、和歌山県の金剛峯寺、京都の東寺と合わせて弘法大師３大霊場に数えられています。弘法大師はここ善通寺市でお生まれになりました。唐に留学されて帰国の後、出自の佐伯家菩提のために６年の歳月をかけて唐・長安の青龍寺をまねてこのお寺を建立されました。その寺名は父の佐伯善通（よしみち）卿にちなみます。


５日の朝、茨木市を出発。岡山市に向かいますが、中国道吹田と池田間が不通のため高槻に回り、新名神で。お陰で行きたかった宝塚北SAに寄ることが出来ました。



中々瀟洒な建物ですね。人気が出るのも分かります。看板にドッグランなんてありました。ユニークですね。

岡山での仕事は順調に終了し、２時過ぎに香川に向かいます。

少し時間に余裕があったので善通寺にお参りすることに。初めてです。

３時過ぎに到着。第一駐車場に。

因みにこの駐車場は伽藍の西側に当たります。

参道に。正面に橋が。済世橋。


西門。


直ぐ左手にパゴダ供養塔。ビルマ戦の犠牲者を供養しています。


遍照閣。


聖天堂。


聖霊殿。


護摩堂。


御影堂。



ここに来たらお戒壇巡りをしなきゃならないのですが、本日は時間の余裕がなく・・・。

鐘楼。

突いてはいけないそう。

廻廊。


観智院前の御大師様像。




納経所。


ここまでが善通寺の西側の部分で誕生院(西院)とばれています。
これから東側が伽藍(東院)と呼ばれており、江戸時代までは違うお寺だったそうです。


中門。


中門の反対側。


５百羅漢。


金堂と経堂。


五重の塔。




釈迦堂。


赤門(東門）。


外側からの赤門。


立派なお寺です。
でも残念なことにこれほどのお寺ですが代表するような有名な建物がありませんね。調べてみるといずれの建物も何度も火災に遭って、現存の物は江戸時代とか明治時代の物とかが多いのです。従って建物では重文が最高で国宝はありません。香川県はかつて塩田があったように雨が少なく乾燥した気候なので火事が多かったのでしょうね。

翌日香川県での仕事も順調に終了して、帰路途中の津田の松原SAにて昼食。


香川県への出張はこれが最後なので、讃岐うどんを。


やはり美味しゅうございました。

この車を社用車で使っているケースは稀だと思いますが、なかなか使い勝手がいい車です。
狭い場所での取り回しは少し苦労しますが、走行性能は静粛性も含めて良い車だと思います。