前回はラジコン視点からのジムカーナということで、思うことを書いてみましたが・・・
今回は逆パターンで。

僕にとっての、ジムカーナとは違ったラジコンの楽しさは、セッティングですかね~。
実車、主にハコ車にはいろんな制約があって、サスペンションのセッティングは限られたものになります。
ところが、ラジコンはセッティングの幅が広いし、実車のように人が乗るわけじゃないですからね。
サスペンションの取付に制約がありません。
車高、前後のトー、キャンバーはもちろん、トレッド、リバウンド・バンプストローク、ダンパーの取り付け角度から、バンプ時のキャンバー、トー変化まで、好きなように調整出来ます。
フロントのキャスターも2パターン選択できるのが一般的。
スタビも自由に選べますね~。
あと、何かあったかな?
とにかく、調整項目がたくさんあります。
実車のサスペンションの理屈を分かった方がラジコンをやると、ハマりますよ~(笑)
実車でのセッティング変更は体力も使うし時間もかかるから大変ですが・・・
ラジコンならものの数分。
限られた時間で、いろんなセッティングを試せます。
1年足らずで、スゴイ量のセッティングデータを蓄積できました。
そして、実車と共通だったり応用できることも実に多いです。
理論的にコース等に合わせたセッティングして、タイムを出す人はラジコンは絶対楽しいです。
逆にセッティングではなく、乗り方でコース等に合わせてい感覚派ドライバーにも、セッティングの楽しさがわかるのでは?
僕は、ジムカーナだとあまりセッティングを変えず乗り方で合わせる方なのですが、ラジコンのおかげでサスセッティングの勘違いに気が付いたこと、結構ありましたよ(笑)
逆に、実車とラジコンとで大きく違う点。
僕も最初はこれにかなり戸惑ったのですが・・・
重量の違いからくる、駆動方式・デフセッティングの違い。
ラジコンのスケールは一般的なツーリングカーなら1/10。
ところが、重量は実車の1/1000。
なので、駆動系の負担が少なく、ベルト駆動やフロントデフロック(直結)等、実車ではあり得ないセッティングが有効となります。
これが、また面白いわけですが(笑)
ジムカーナではほぼ必須となるLSD。
ラジコンはサスペンションの制約が無く優れていて、4輪の接地性の良さは実車とは比較になりません。
だからオープンデフでも問題無くタイムが出ちゃう。
あと、ラジコンではよく聞くフレーズ「フロントを逃がす」
これが、実車においても非常に有効。
リヤが滑るからと言って、リヤのグリップを確保することだけに捕らわれてはダメなんですね~。
そのことに気が付けただけでも、ラジコンを始めた効果はとても大きかったかなと思います。
ジムカーナは、おかげでチャンピオン獲れましたが、次はラジコンでも勝てるように、親子でがんばりたいですね!
Posted at 2016/12/23 10:56:38 | |
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