
gymkhana Lapsの操作で難しいのが、計測ラインを設定すること。これは先に説明したスマホ内蔵GPSの弱点ともいえる静止しているときの計測が苦手だから。静止または、それに近い状態では位置情報が安定しない。この傾向はGPSセンサー全般に言えるようです。カーナビとかはおそらくマップマッチングとジャイロセンサーを使って、道からはみ出さないよう動きを検知しない場合は現在位置を動かさないとか制御しているのでしょう。この問題はRTK測位が普及すれば解決する問題ですが、まだ普及には時間がかかりそうですね。さて、前振りはここまででここから本題です。フィールドテストで計測ラインの設定方法をいろいろ試してきましたが、その中で良かった方法を紹介します。モードをChecker setting modeにして、STARTボタンをクリックし、計測ラインの始点と終点で、<CheckerStartPoint>と<CheckerEndPoint>をクリックします。レーダー表示で設定した計測ラインと現在値を確認しながら、位置情報が安定するまで、計測ラインの始点と終点の設定(クリック)を繰り返します。位置情報が安定していれば、レーダー上をなぞることで計測ラインを引くことも可能です。ポイントは、設定した計測ラインと現在位置の位置関係があっているかです。一度設定できれば、<addボタン>のクリックで保存できますので、次回以降は再使用できます。毎回計測ラインが同じであれば、<checkerList>のクリックで呼び出して設定するだけで良いですし、計測ラインの始点と終点の緯度・経度を表示していますので、直接入力してもよいです。コース設定上、コースによってゴールラインはある程度決まっていると思いますので、上手く設定できたら、計測ラインの始点と終点の緯度・経度を公開して情報交換できれば良いなぁと思っています。
広告付きですがアプリ自体は無料です。

Posted at 2021/08/15 09:25:48 | |
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