ジムカーナやサーキット走行で
GPSデータロガーでの走行解析は今や普通にやっている人が多いかと思います。
自分の周りでは、デジスパイスを使っている人が多いです。
私はGL-770を使用していますが、精度に疑問を抱くようになって、
あまり参考にしなくなりました。
スマホにもGPSがついているので、スマホアプリでありそうなものですが、
ないのは、スマホに搭載されているGPSの位置情報の取得サイクルが1Hz、
毎秒1回というもので、精度として使い物にならないということです。
そこで、GPSの位置情報の取得サイクルが多いものということで、
調べてみると、18HzのDG-PRO1が一番いいみたい。
次の解析ソフトの仕組みですが、
位置情報を移動時間で割れば、速度。
速度の変化を時間で割れば、加速度(G)となる。
これを位置情報の軌跡に当てはめれば、
ある地点における速度、加減速G、横Gを知ることができる。
なんとなく物理の問題っぽい。
速度の変化の粒度がGPSの位置情報の取得サイクルとなるため、
これが多ければ多いほど正確さが増すことになります。
次に、GPSの位置情報の正確さという点が問題になってきて、
使える衛星(種類)が多ければ、多いほど位置情報の正確さが増し、
その点においてもDG-PRO1が優れているようです。
それでも、誤差は2.5メートルぐらいあるそうです。
実は、衛星以外に基準点となる基地局を使ったRTKという技術を使えば、
その誤差は数センチまでにすることができるようです。
上位の機種でDG-PRO1RWというのがあって、
2台のDG-PRO1RWを用意して、一台を基地局にすればよいのかな。
まだ、情報が少なくて、今後実例がでてくるものと思います。
Posted at 2021/02/27 15:56:29 | |
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