
開発しているアプリで改良が必要なテーマが2つあります。
その一つが測定タイムの精度向上で、
スマホ内蔵のGPSは更新頻度が1秒に1回なので、
普通に考えるとGPSで計測ラインの通過判定も1秒に1回となるので、
精度は秒レベルになってしまいます。
そこで、通過判定時の走行軌跡の始点と終点、そして計測ラインの始点と終点の
交点を求め、始点と交点、終点と交点の距離の比率で
走行軌跡の始点時の時刻から終点の時刻の差から仮想の通過時刻を求める。
こうすることによって、測定タイムの精度向上が狙えます。
比率に始点と終点の速度差を加味してあげるとさらによいのです。
もう一つのテーマが走行軌跡の問題、
こっちはかなり難しい。
スマホ内蔵のGPSは更新頻度が1秒に1回なので、
普通に考えると軌跡自体も1秒間隔、その1秒間隔の間を計算で仮想点を作ってあげること。
直線だとわりと簡単ですが、自由曲線でつくるとなると結構難しい。
スプライン曲線かベジェ曲線か、
加速度センサーと磁気センサーの値を上手く使って、よりリアルな仮想点を作らんとね。
最初のテーマについては、
既に実装済みで、光電管使ってタイム計測している練習会で計測タイムと比較をして、
想定とおりの結果がでたらリリースしたいです。
もう一つのテーマはもう少しかかりそうです。
実はその前にもう一つ課題があって、
アプリで使っているグラフライブラリで扱える数値がfloat(有効7桁)でして、
7桁以上あるGPSの位置情報で精緻な仮想点を計算できないんです。
まぁ、これについても基準点を設けて、差を使って計算すればいけるんですけど。
Posted at 2021/07/31 09:46:48 | |
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