さて黄金週間後半。
初めから時間と手間が掛かるのは目に見えてる牧場ハチロクの作業です。
車両をリフトアップしたら、その他の作業を開始。
約1年ぶりに引っ張り出した20v4A-G。
車両側配線がまったく出来てませんが、さっさと積んでしまいます。
今回はエンジンルームも塗装されてるんで、設備もあるし、シャーシ下からドッキングを敢行。
まぁGT-Rとかでよくやる手法ですわ。
なのでエンジンとミッション、セルモーター、エキゾーストマニホールドも搭載前に付けてしまいます。
セルモーターの耐熱布やエキゾーストマニホールドのバンテージもこの時点で済まします。
まぁ92セルなんで遮熱板あるんですが、加えてやっておきます。
そうそう、以前部品が足りなくて出来なかったロアアームブッシュの変更も。
先ずは古いブッシュをドリルで抜いて…。
ゴムブッシュの外側の金属カラーをそのまま使用します。
何度もゴムブッシュ変えてるヤツは穴が緩くなってたりしますが、そうなると点付け溶接とかやるんですわ。
ピロの場合も溶接やりますね。
塗装して乾燥したら新たなブッシュを入れていくだけ。
センターカラーはグリスを多めに入れておきましょう。ブッシュ側の内溝はグリス溜まりとしてグリスで埋めておきます。
このタイプは通常のゴムブッシュとは違い、捻れたブッシュがもとに戻る特性は無いので、その特性を利用したセッティングは使えません。
上下方向はほぼフリーに動くようなものなので、1G締めしなくても良いという利点もあります(笑)。
ドリルくらいでたいした工具も必要無いので、
(圧入も人力で出来る)コレはコレてアリではあります。
今回はロアアームも左右変えたので、ボールジョイントブーツの遮熱もしておきます。
通常は必要ありませんが、ブレーキ強化して、ブレーキディスクのバックプレートを外してしまっているこの車両では必要と感じます。
やり方は簡単。
耐熱布に針金を山縫い谷縫い、通しておいてクルリと巻いて縛ります。
焼けたローターが側を通るので、意外と焼けるんです。
ま、昔レースカーにやってた手法ですがね。
今どきなら貼り付けるタイプもあるので、 ローター側だけ貼るのでも効果があるとは思いますが…。
うーん
それから…、
VVTソレノイドからオイル漏れ…。
この症状出てる個体、結構居るかと。
ここのOリングは昔、部品商に問い合わせた事があるのですが、リング単品は出ないって事だったので…。
だからといってソレノイドごと買うのもな、と。
もうオイル滲んでるかOリングが噛み付いてソレノイドが抜けないかのどちらかなのでは?と。
ま、今回はテキトーなOリングと交換しておきました。
ここだけは液体ガスケットってわけには行かないですからね。
そうそう、コレもたまに旧車で見かけますが…。
ボンネットオープナーワイヤーが限界を迎えていました。
旧い車ですのでね、仕方無いですわ。
なんとかマシなワイヤーを用意。入れ替えておきます。
それと、インナーフェンダーも破損に無いものを左右とも用意。
車高と走り方で擦れて穴が空いてる車両も結構居ると思いますが、ほぼ新車当時の形をキープしております。
因みにレビン・トレノで共通部品で、バンパーの高さに合わせてカットする部分が変わるだけ。
んでま、とりあえずエンジン搭載。
この状態からなら20分で載せるだけなら載せれます。
車体をリフトで下げて行ってボルト留めするだけなんで。
ま、メンバーとかのスラスト方向はちゃんと見ないとですが…。
新たにエアコンコンプレッサーブラケットを試作したのでどう出るかな…。
今回は4PK715あたりで設計。
スタビに当たらないのは良いですわ~小さい。
ま、作成依頼来ても作りませんので悪しからず。
某氏が、依頼がくるけど作らんと言ってる意味がなんとなく判る。
確かにキット化してくれたら色んな人が買うわ。
私も、モノが有るなら作らん。
つか、資金無いわホームセンターで売ってるような部材でやることじゃ無かったかな。
因みに点付け溶接だけして家に溶接しに帰ろうとしてガス欠で止まって川染さんにヘルプ掛けたのはナイショだ(汗)。
どうやら夜中に寒くて無意識にヒーター掛けた模様。
しくじりましたわ(汗)。
半自動でブレーカー落ちるくらい全開でいかんといかん厚みなので…。
因みに五分に一度ブレーカー落としたんで家でやるか、となりました。
つか、テックアート製のエンジンマウントステーに合わせたので使いまわしができるとは思ってないし…(出来なきゃおかしいんだけども)。
ま、バリバリ溶接したら熱入って曲がったりしたけど(汗)。シバいて修正したわ。(笑)ちゃんと付いてるから良かろ。
TIGももう少し使えるようになっとかんとなぁ…。
今のところアークの方が厚物は慣れてますわ。
後は配管作ったら何とかなるわ。
ま、おいおい続き書きますわ。
つか、プリウス用の電磁コンプレッサーなら配管と配線だけでイケるってハナシもありますがね。
そして丸々手つかずな配線を…。
なんかこの連休はずっと配線してた気がするわ。
ひたすら加工したり足したり引いたりの連続。
オーナーの夢が詰まりすぎてるんだな。
「そのサービスは終了しました」とか言ってそのうち捨てるか(笑)。
エアコンコンデンサーも届いたのでさっさと組んでしまいます。
リキッドタンクブラケットや配管は再利用となるので、段取りしておくと良いかと。
新品は綺麗で良いですね。
ま、型取りの関係で組みましたが、何度か外すかも?。色々と決まらないとオイルクーラーだのラジエーターだのが組めないんで…。
今回はオイルクーラーの配管も作り直しになると思うので、後手後手にまわります。
高圧配管は意図的に変形させています。
134a仕様にするため、電動ファンを仕込みたいんですよね。
レトロフィットなどで134a化したエアコンが冷えないって言ってるのは、だいたいコンデンサーが冷えないからですわ。
AE86の場合、カップリングファンは熱で硬くなるんで、カップリングファンの温度が上がってレアメタルが作動し、ファンの吸引力が上がってから初めてコンデンサーが冷えだすので、乗ってすぐにクーラー効かないのはそのせいです。
電動ファンの場合、例えば2基掛けしてるのに冷えないってのはラジエーターとコンデンサーの間の気密の問題もあり、コンデンサーにしっかり風を当てないとそりゃ冷えないですわ。
エプトシーラーみたいなので目貼りしたりすると効果が上がります。
これに加えて、コンデンサー前に押し込み電動ファンを付けると言うだけのハナシ。
134aはAE101の途中あたりで旧ガス(R12)から切り替わった気がしますが、AE111だって91スターレットだって前側に押し込み電動ファン居たでしょ?ってハナシ。
(某有名ドリフターが押し込み電動ファンをラジエーター用引き込みファンとして使ってて水温冷えないとか言ってたのには閉口したわ。誰か教えてやれよ、と。適材適所なんで、違う仕事をさせても駄目ですわ。むしろ回れば良いってんで前方に向かって風を出してた疑惑すらあるケドも、そこまでじゃないか)
気がつけば連休も最終日。
いったい何をやっていたのか…。スゲー時間掛かりますわ。
そしてその最終日、閣下が帰ってきたので引き渡し。
閣下の公式で発表されましたが、ミラバンの新オーナーは閣下でした。
こやつでしばらく遊んでいただきましょう(笑)。
その後は白桜さんで閣下に奢ってもらい、解散しましたとさ。
身体臭いわ全体的にバキバキ言ってるわ腰痛だわなんで、さっさと帰って風呂ですわ〜。
早速シャワーを…。
20秒で湯が水になり…。
ボイラー止まった?(汗)。
中途半端に水浴びして何とか身を清めましたとサ。
オシマイ