青い血のブログ一覧

この前は嫁さんがドライバー復帰に同意して、愛書候補にトゥインゴとスマートを挙げたところまで書きました。取り回しが良くて個性的、ビュンビュンと速く走るクルマじゃないだろうけど、街乗りなら十分「いいクルマ」だと思ってたのよね。
スマートは実際乗ったことがあるし、トゥインゴもハンドルは握らないものの、ディーラーに展示車を見に行って質感の確認はしてたし。

しかし次の嫁さんの言葉で、方向性は一変。
「一番優先したいのは安全性」
「衝突被害軽減ブレーキは絶対」

さぁ、困った。
Ａセグメントのコンパクトカーだと、調べた限りではこれらの条件は満たせない。
ボディが小さいんだから、できることも限られてしまう。
調べに調べたら、ワンサイズ上げると最低限の装備は揃えられるみたいだけど、嫁さんの絶対条件としてサイズが「５ナンバー以下」っつーのもあるからなぁぁぁぁぁぁ
５ナンバーぎりぎりのクルマで、嫁さんととしてはSUVは却下で(乗り降りしにくいイメージ)、普通のハッチバックということだったんだけど、現代では５ナンバーとなるとそれほど選択肢はないよね。



とりあえずこれらの車種をリストアップして、安全装備を比較してたんだけど、残ったのがヤリスにアクア、ノート、そしてマツダ２。
マツダ２に決めることができれば、マツダ販社の次女の顔も立てられるし万事オーケーなんだけど、何せ基本設計が古いから最新の安全装備は厳しいか…と思ったら、嫁さんが希望する条件は一通り揃えてる！
嫁さんもマツダの魂動デザインには好感を持ってたし、本人に最終確認を取って、ついに候補車が決定したわけです。


あとはグレード選び。
欲しい装備は決まってるからあとはカラーリングなんだけど、カタログの印刷した視覚だと実車とイマイチ合致しないんで、次女とアポを取って店舗でカラー見本を確認。
ようやく契約に至りました。
(長かった～)


ついに我が家に新しい家族がやって来ました。
ムダに大きなカーポートを作ってたのが、やっと使い道ができたて良かった…。
しかし嫁さんにとってはペーパー講習から、覚悟してドライバー復帰を頑張らないといけないので、かなりメンタル的には厳しい様子。
いろいろサポートしないといけないっス。

以前にも書いたんですが、実は新居を購入して転居を済ませました。
引退間近になってやっと自分たちの城を持てたわけですが、何せ使えるカネには上限があるので、土地の安い田舎に引っこむことになってしまったのよね。
公共バスも便数が少なく、電車の駅まではクルマで15分ほど要するため、クルマがないととにかく移動が不便な場所です。
まぁ、移動にはクルマがあれば事足りるけど、ほぼ一人一台のこの地区においてM5一台体制の我が家では、私が通勤に使ってしまうと嫁さんが移動できない。
一方で、以前からセカンドカーの必要性は感じてたものの、財政的な問題と、何より十数年間ペーパードライバーの嫁さんが運転を怖がっていることで、我が家はずっと夫婦で一台体制を守ってきたのよね。
しかしさすがに今後ずっとこの交通事情が続くことが決定すると、マジメにセカンドカーを考えないといけない。
それで一昨年夏に土地を決定してから、ずっと嫁さんを説得し続けてきたんだけど、昨夏にようやく彼女も恐々ながら首を縦に振りました。
ここから我が家のセカンドカー選びがスタートしたわけです。

嫁さんがクルマに求めた条件は次の通り。
　①運転しやすい＝小さいクルマであること
　②頑丈＝ぶつけられてもケガしにくい
　③ぶつけにくい＝運転に自信はないが人にぶつけたくない
私がそれを聞きながら、こっそりクルマ選びの条件に加えたのが…。
　④女性に似合っててオシャレ＝実用一辺倒はかわいそう
　⑤運転が楽しい＝運転に積極的になれるのでは？

最初に候補にしたのはルノー・トゥインゴ。
「小さくて」「オシャレ」という点では唯一無二の存在で、常々クルマに興味がないと言ってる嫁さんが、「あれは何？」「カワイイね」と目をつけただけに、コイツを是非、愛する嫁さんの相棒にしたいと思いました。
私の目から見ても、女性向けのルックスで小回りも効くし。

次に候補になったのがスマート。
これも嫁さんが「あれは何？」と、小さなボディに目を付けたクルマ。
実はトゥインゴとは兄弟車だけど、その二台に目を付けるあたりはなかなかのセンスじゃなかろうか。

トゥインゴは新車だと納車が相当先だし、スマートはもう新車がなくてタマの少ない中古車のみ。
この時点ではその入手が問題だと思ってたのよね～

廉価版グレードのようで、インテリアは樹脂が剥き出しで安っぽく、エンジンにはトルクもパワーもない。
しかし曲がる、止まるの要素は、マツダ共通のものであり悪くない。
さすがにあのエンジンで、デカいSUVの図体を意のままに動かすのは厳しいが、ビジネスユースには十分以上だろう。

早いもんで、愛車M5も車検時期が到来しました。
アクアラインを通ってニコルのサービスセンターへ向かい、車検費の支払いとともに入庫。
代車にLCI前の320を借りて、千葉の我が家へ帰宅しました。

ニコルの代車はMINIか2シリーズアクティブツアラーが多いのが、今回は3シリーズを出してくれたんで、いろいろ試してみました。
いつまでもM5のようなモンスターマシンには乗れないはずだし、また3シリーズあたりに戻るとどう感じるのか、それを試してみようと思ったわけです。
最近こそALPINA D4, M5とハイパワーなクルマを愛車にしてたけど、その前は3シリーズクラスを乗り継いで来たからね。
（つーか、次に3シリーズですら買えるか自信ないけど…）


G20自体は日本発売時期に試乗経験があるけど、今度は比較対象がM5となると感じ方が違う。
以前の試乗時から変わらないのは、かなり硬めの足回りと、320の軽いエンジンとその足回りを背景にした旋回性の良さ。
ねじ伏せて狙ったラインを走らせるのもM5の楽しみではあるけど、単純に曲がるだけなら320の方が楽だわ。
しかしアクセルレスポンスって、こんなにフニャフニャだったっけ？？

思わずCVTかと思って、3シリーズのスペックを再確認してしまった。
これではフラストレーション溜まりまくって、愛車にするには厳しい。
ふと気がついて走行モードを見たらコンフォートだったんで、スポーツにスイッチしてみたら、やっと許容範囲になって安心したけど、M5のコンフォートにはまだ及ばない。
「M」が特殊なのは理解してるけど、これを降りてどうするのかと考えると、ちょっと不安が大きくなってしまったわ。

まだしばらくM5を降りるつもりはないけど、次の愛車はこれからじっくり考えないとダメだなぁ…