2008年04月17日
今から一年くらい前に、このブログでホイールのこと(Prodrive GC-014i )を取り上げたことがありました。しかし、実際のところそれ以後は何も計画が進展せず、最近では「純正のままでも良いか」と思い始めていました。何故ホイール購入に踏み切れなかったかというと、一つ目は18インチにした場合の金額の大きさであり、二つ目はタイヤのサイドウォールの幅が減ることで気兼ねなく乗れなくなる(ホイールが傷付くことを常に心配しなければならない)のではないかという不安があったからです。17インチのままにしておくという手もあるのですが、一方では「どうせ換えるなら18インチだろう」という意識もあったため、この一年くらいはホイールに関して悶々とした日々を送ってきました。
そんな私に、全く別の方向から光が射してきたのは、つい先日のことでした。いつものように性懲りも無くホイール関連の検索をしていると、赤の現行GTI に金色のCE28N(17インチ) を装着している画像を見つけました。一年前のブログにも書いてある通り、私の本命はRAYS のCE28N でした。しかし、純正サイズは8J しかなく、ディーラーから8J の装着を認められていなかったため、当時は諦めざるをえなかったのです。「やっぱりCE28 はいいなぁ」と思いつつ、その赤のGTI を暇に任せてコツコツと白に塗り替えてみた(我ながらアホですね)のですが、結果できあがった画像を見て、私は軽い衝撃を受けてしまいました。「17インチでも充分格好良いじゃないか」というのが、その理由でした。
実を言うと、CE28N で7.5J というサイズが存在することはかなり前から知っていました。それは、あるショップがRAYS に依頼したゴルフV/AUDI A3 用の特注モデルで、私の知りうる限り他では取り扱いが無いものでした。しかし、当時の私は17インチしかサイズの設定がないことと、マーキュリーシルバーという色が選べないことに落胆して、早々に候補から外していたのです。「17インチなら、あのショップのホイールがあったな」と急に思い出した私は、早速そのショップのホームページを覗いてみました。…が、すでに注文は不可能(取り扱い終了)になっていました。衝動を抑えきれない私は、電話でも問い合わせをしてみました。すると、以下のような返事が返ってきました。
「ゴルフV 用のCE28N なら1セットだけ残ってますよ。色はグレイッシュ・シルバーですね。金額は17万です」
私はとりあえず「検討してみます」と答えたものの、その時点で心は決まったようなものでした。色々調べてみると、みんカラの中でもこのホイールを装着している人がいたので、グレイッシュ・シルバーがどんな色なのか確認がすることができました。普通のシルバーより渋く、ガンメタより明るい色合いは、充分許容範囲内でした。「4ヶ月前にはベースを買ったし、つい最近もデジカメを買い替えたばかりだし、ここは少し自重したほうが良いのでは…」という理性の声も聞こえなかったわけではないのですが、一度立ち上がった心のブーストは容易に下がるものではありません。結局、ショップに電話してから3日も経っていない本日に、私はこのホイールをオーダーしたのでした。
表向き取り扱いが終わった商品を依頼するのですから、手続きも通常通りとはいきません。しかし、そのショップの通販担当の方が非常に親切であったおかげで、事はスムーズに進みました。この点については、本当に感謝したいと思います。品物は恐らく1週間くらいで届くことになるでしょう。それを履いたとき、我が白兎は果たしてどんな乗り味を示すのか、今からとても楽しみです。
ちなみに、私がCE28N の17インチを選んだ本当の理由は、「見た目」ではなく、その「軽さ」にあります。この点に関しては、実際に装着して走ってみてから述べたいと思います。
Posted at 2008/04/18 01:19:38 | |
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2007年06月29日
実は去る26日の夜のこと、いつもの峠道を走行していた際に、私はキャッツアイを踏んでしまい、タイヤをパンクさせてしまいました。それというのも、タイトな左コーナーを多少オーバースピード気味に旋回しようとしたからで、ラインから外れてしまったGTIはフロントタイヤの盛大なスキール音と共にキャッツアイの上を走行することとなり、その結果として右のフロントタイヤがパンクしたのでした。その時のハンドルに伝わってきた「ゴリゴリッ!!」という感触があまりに酷かったため、私は少しの間混乱していたらしく、コーナーを抜けた後もあまり車体が傾かなかったことから、「これ、ランフラットタイヤだったかな」などと思ったりもしたのですが、当然ながらタイヤの空気は徐々に抜けていき、ハンドル操作も難しくなっていったため、最後は付近の空き地で停車しました。初めから車体をスライドさせるつもりでコーナーへ突っ込んでいったので、フロントタイヤがグリップを失い始めても怖くなかったのですが、無知なる私はまさかキャッツアイがタイヤにとって凶器になるとは思ってもいなかったので、暫く呆然としていたのも事実です。やがて気を取り直した私はスペアタイヤへの換装作業を済ませると、静々と帰路へ着いたのでした。
翌日、晴天の下でパンクしたタイヤを観察したところ、サイドウォールに二箇所の裂傷を発見しました。おそらくは、スライド中にゴムが伸びきったところをホイールとキャッツアイで挟んで切ってしまったのだと思います。幸いホイールに別状は無かったので安心したのですが、やはり後味の悪さは否めません。私は気分を改めるという意味も含めて、すぐに懇意にしているカーショップへ電話しました。
正直なところ、私は以前からGTIの純正タイヤであるコンチ・スポーツコンタクト2が気に入ってなかったので、いずれはミシュランのパイロット・スポーツ2(PS2)に換えるつもりでいました。よって、カーショップへ電話した際もPS2を注文したはずだったのですが、本日お店に用意されていたのは何故かパイロット・プレセダ(PP2)でした…。「この前話したあのタイヤをお願いします」なんていう曖昧な言い方をしたのが不味かったのでしょう。タイヤ2本と作業工賃込みで53000円は安いと思ったのですが、この時点で気付くべきだったのかもしれません。時間に余裕がなかった(免停が目前に迫っていた)私は、仕方なくPP2を装着して帰ることにしました。
このPP2は純正タイヤに比べてサイドウォールが柔らかく、乗り心地もマイルドな割には路面との接地感が豊かで、街乗りにおいては直進性も旋回性も純正タイヤより優れたものでした。硬い消しゴムで路面を引っ掻くような純正タイヤの感触に比べると、PP2はまるでウォーキングシューズで散歩をするような軽やか且つ確かな感触を得ることが出来ます。また、ハンドル操作も幾分軽くなり、静粛性も若干向上したようです。私はタイヤを交換してからすぐにディーラーへ行き、アライメントの確認をしてもらった後、早速100kmくらいの慣らしドライブへ出たのですが、その間に不満に思うことは何一つ見出せませんでした。「これで正解だったんじゃないかな」と、ある程度満足もしていました。
しかし、ステージを峠に移すと、それまでの評価を少し下げざるをえなくなりました。何故なら、サイドウォールの柔らかさが仇となって、コーナー進入時のロール感が増してしまったからです。実際のロール量はコンチを履いている時と変わらないのかもしれませんが、フィーリングとして腰砕けな感じがするのは否めません。グリップ力はPP2の方が上なのですが、コンチの方がポテンシャルが低い分だけむしろ限界が掴みやすかったとも言えます。結論として、PP2はやはり街乗り快速用のタイヤ(スポーツセダンに最適)であって、必ずしも限界走行に向いているとは言えません。そうなると、関心はもう一度PS2に戻ってしまうんですよねぇ…。
いずれPS2を履く時が来るまでの繋ぎとして、PP2には頑張ってもらうことにします。ただ、このタイヤはスポーツ走行にも飽きてセダンタイプの車に乗り換える時に、再び装着してみたいとも思いますね。
Posted at 2007/07/10 01:40:04 | |
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2007年06月22日
4月上旬のスピード違反の件について、本日ようやく行政から出頭の通知が届きました。先月の18日に裁判所で罰金の支払いを行ってから既に一ヶ月以上も経過していて、私としては「やるなら早くしてくれ」という感じだったので、この通知によってある種の安心感が得られたのは事実でした。しかし、いざ通知書を確認してみると、そこには驚くべきことが記載されていました。それというのも、本日届いた通知書が二回目のものであるというのです。疑問に思った私は他にも聞きたいことがあったので該当の運転免許試験場に連絡してみたのですが、相手方の返事は何とも腹立たしいものでした。
応対した人によると最初の通知は6月6日に郵送したそうなのですが、今まで家のポストにそのようなものが入っていた形跡は全くありませんでした。ポストには鍵が掛かっているため、外部の人が抜き出すことは不可能になっています。私宛ての郵便物は結構あるのですが、一番心待ちにしていた通知書だけが何故届かなかったのか、どうにも腑に落ちません。また、私の携帯にも連絡を入れようとしたらしいのですが、不通であったために案内ができなかったというのです。私は携帯を一つしか持っていないうえに仕事でよく使うため常に電源をオンにしていますし、小まめに着信をチェックしているので未登録の番号から掛かってきてもすぐにわかるはずなのですが、少なくとも今月に入ってそのような着信は一件もありませんでした。何かがおかしいというか、ずれているというか、「やはり役所の仕事というのは当てにならないな」と再認識させられましたね。
最近の社会保険庁の年金問題もそうですが、基本的に公的機関というものは「ミスを権力で誤魔化す組織」といっても過言ではないでしょう。そもそも、そこで働いている人たちに公僕としてのプライドは全く無いか、殆ど残ってないかと思われます。ちなみに私は学生時代に教育学部の人と知り合う度に「教職員を目指すのは子供が好き(育てるのが好き)だからか?」と質問してみたのですが、「そうだ」と答えたのはたったの一人しかいませんでした。なので、変態無能教師の蛮行が取り沙汰されても私は特に衝撃を受けないようになってしまいました。このような点は他の公的機関・組織にも当てはまると思います。つまり、公務員とそれを目指す人の大半は将来の安定性を第一目的にしているのであり、自らの仕事に関しての公的な責任感(当然民間企業のそれに比べて遥かに重いものであるはず)が希薄だということです。私自身は昔「あぶない刑事」を見て警察官に憧れたことはありましたが、それ以後は公的機関に属したいと思ったことは一度もありません。何故なら、その仕事が責任重大であると同時に非常に地味で、変化の無い日常(少なくとも外からはそう見える)というのに耐えられないと思ったからです。勿論、人の生き方は様々で、仕事を単に生活費を得るための手段と割り切るのも有りなのですが、公的機関でそれをされると、一般市民としては非常に困るのです。
免停期間を予想して一ヶ月前から出勤日時を調整していた私に対して、「電話したはずなんですけねぇ」とのたまうお役人さん…。こういう人達は表向き規則を守っていればレッドカードを突き付けられることも絶対無いわけですから、イエローカードなど何枚喰らっても気にならないんでしょうね。素晴らしい根性だと思います。
Posted at 2007/06/23 04:49:01 | |
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日記 | 日記
2007年05月18日
先日のスピード違反の件で、今日は裁判所へ行ってきました。赤切符に「午前9時までに出頭するように」と書かれていたので、8時45分くらいに裁判所に到着したのですが、地下の交通関係の部署へ行くと、そこには既に50人程が集まっていました。皆一様に表情が暗いのは仕方ありません。私もその群れの中に紛れると、自分の名が呼ばれるまでじっと待つことにしました。
処理の流れとしては、まず罪状の確認が行われ、次に書類内容の確認、そして略式裁判の判決を待って、最後に罰金の支払いとなります。民間企業にやらせれば10分程度で済みそうな作業のような気がするのですが、そこはやはり書類命のお役所なので、最初に名前を呼ばれてからたっぷり1時間も費やされてしまいました。因みに私が見ていたところ、罰金をその場で支払う人は意外に少なく、「給料が入ってからで良いですか?」「後でコンビニで下ろしてくるから」「後日、銀行から振り込みます」などというパターンが多かったように思います。清算をする窓口が若干低い位置にあるため、窓の向こうの相手と話す時に頭を下げるような形になるのが腹立たしくて、私は自分の顔を相手に見せず(当然相手も私の顔が見えない)書類と罰金8万円だけを無言でカウンターに置いて清算してもらいました。違反した人間が悪いのは当たり前ですが、だからといってその罰金を徴収する職員が偉いわけではありませんからね。最後に総合受付で免許証を返してもらったのですが、そこに座っていたリックドム型の無愛想な女性職員もなかなか不愉快な対応を見せてくれました。こういう勘違いしている公務員というものは一般市民にとって全く無駄な存在でしかないので、即刻廃棄を希望したいと思います。
結局、私が裁判所を出たのは12時を過ぎた頃で、当初は他県へドライブに行くつもりだったのですが、予定を変更して洗車することにしました。こちらは最初から罰金を払う気があるのですから、そういう人達に対してはもう少し効率的な対応をお願いしたいところですね。
Posted at 2007/05/19 00:40:13 | |
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2007年04月17日
今日は2週間前の速度違反の件で交通機動隊の詰所に行ってきました。詰所は料金所の脇の建物の一階にあり、特に看板も無くひっそりと運営されていました。案内されて中に入ると、入り口横の棚にヘルメットや備品が無数に置かれていて、やや物々しい雰囲気もあったのですが、周囲の黄ばんだ壁や薄汚れた窓のサッシ、腰の抜けた黒革のソファーや年季の入ったポット等があまりにも昭和的すぎたので、むしろ学校の職員室に入ったときのような懐かしい気分にさせられました。私は本人確認のためにそのソファーで2分ほど待たされた後、警察の関係者にしては柔和な顔つきの中年隊員に指示されて、「取調室」という札が掛けられている小部屋に移動しました。
取調室の内部はテレビ等で見ていたものと概ね同じ造りになっていました。私が奥側の席に座ると、すぐに事情聴取が始まりました。基本的には「いつ、どこで、何をした」という質問形式になっていて、「何のために」という点に関しては答えなくても良いようになっています。私は特に抵抗するつもりも無かったので、「美味しいと評判のハンバーグを食べに行った帰りについつい飛ばしすぎた」と正直に言いました。担当の隊員は、それを簡潔かつ的確に記していきました。少し覗いて見たところ、用紙には予め幾つかの文節が記載されていて、あとはその空白を埋めるようになっていました。ただし、必要な情報を全て手書きで記入していくので、ある程度時間はかかります。私は早く帰りたかったので、記入し易いように無駄なく供述しました。その甲斐あってか、結局トータル15分程で詰所から出ることができました。よく「何事も経験」といいますが、高額の料金を払ってまで見学するほどの価値が警察の取調室にあるとは思えません。できれば二度と訪れたくないところですね。
機動隊員との会話の中で、一つだけ気になることがありました。それは、スピード違反の罰金が一律ではないということです。たとえ僅か10km/hオーバーでも、前科があったり周囲の状況が危険であったりすると、簡単に10万近い金額まで上昇することもあるそうです。それを決めるのは何処かの役人であるらしく、その人の匙加減一つで出費が増えることを考えると、何だか腑に落ちません。因みに、59km/hオーバーと判定された私が「違反金は幾らくらいですか」と尋ねると、その隊員は「大体キロあたり1000円ぐらいだから、60000万円前後じゃないですか」と答えました。「キロあたり1000円」て、肉の量り売りじゃないんだから…。地元に帰ってからすぐに新型のレーダー探知機を取り付けたので、これからはスピードの出し過ぎに気をつけたいと思います。
Posted at 2007/04/22 01:52:48 | |
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