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2009年11月16日 イイね!

受け継がれる伝説

メルセデスがSLS AMGの販売開始を発表しました。本国ドイツでの価格は約2370万円で、その内の19%は「付加価値税」であるそうです。私のような貧民にとっては何の縁も無いモデルですが、今時珍しいほどに極端なロングノーズ・ショートデッキのスタイルと、古典的なフォルムと現代的な意匠がバランス良くミックスされたリヤエンドのデザインは、初めて見たときからとても惹かれるものがありました。インテリアも個別に見れば大味ながら全体的にレトロな雰囲気で纏められていて、長年乗っていても飽きが来ないデザインだと思います。これは本当に「所有できる人が羨ましい」と、素直に思えるスーパースポーツですね。
新型SLSがかつての300SLをモチーフにして開発されたことは周知の通りですが、私が300SLの存在を初めて知ったのは中学三年の頃でした。当時、ふとしたことからベンツミュージアムのパンフレットを入手した(全体で93ページにもなるしっかりした造りのパンフレットで、当然ながら解説文は全部ドイツ語で書かれている。今でも手元にあります)のでパラパラと眺めていたところ、あまりにも古典的過ぎるモデルばかりが並んでいる中で唯一格好良いなと思えたのが300SLでした。その頃の私は「ベンツといえば大きくて角張った実用高級セダン」というイメージしかなかったので、300SLのようなシンプルかつゴージャスなスポーツカーも造っていたという事実に対して子供心に感心した記憶があります。市販の量産車に興味を持つようになった学生時代以降は、カーグラフィック等で300SLがある種の象徴として扱われているのを度々見かけたことから徐々に認識も変わっていき、僭越ながら今ではその歴史的価値をある程度は正しく認識できているのではないかと思っています。できることなら走っている実車を見てみたいのですけどね。一度でも運転したことがある人は周囲に自慢しても良いのではないでしょうか。
今回のSLSが世界の自動車史上において300SLと同程度の評価が得られるかといえば、それは無理なような気がします。何故なら、現在ではあまりに多くのスーパースポーツが犇き合っていて、SLSだけが突出した存在ではないからです。しかし、当のメルセデスにとってSLSとは、自社の歴史やブランド性、矜持、アイデンティティを再確認する上で非常に重要なモデルとなるはずです。そういった意味では、メルセデス史上の記念碑的な作品として名を残す可能性は充分に高いと言えるでしょう。
生まれながらにして伝説となることが約束された車。そのようなモデルを造り出せるメルセデスもまた、羨ましいメーカーなのかもしれませんね。
Posted at 2009/11/17 00:34:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2009年11月14日 イイね!

視点の違い

視点の違い今週の火曜日に長崎県のグラバー園へ行ってきました。本当は軍艦島上陸を予定していたのですが、生憎の雨でツアー会社から中止の知らせが入ったため、仕方なく市内観光に切り替えたというわけです。グラバー園はこれまで二度訪れたことがあるのですが、いずれも幼少の頃であり記憶も定かでなかったため、今回はある程度新鮮な面もありました。時間に余裕があったのでじっくりと園内を散策し、その後はすぐ近くの四海楼でちゃんぽんを食べ、次に佐世保へ行ってヒカリのハンバーガーを食べてから帰路に就きました。充実した時間が過ごせたのは事実ですが、当初の目的(軍艦島で写真を撮りまくること)が果たせなかったことは残念でした。来年のなるべく早い時期にリベンジしたいと思います。
今回の旅行で気付いたことが二つありました。一つ目は、我が白兎のタイヤが本当に限界に達しているということです。タイヤの溝が殆ど残っていないことは以前から承知していましたが、豪雨の中を走行している間、何気ない坂道で度々スリップサインが点灯するとあっては、さすがに観念せざるをえませんでした。来年の1月に車検があることから、そのときにタイヤ交換も依頼しようと思っていたのですが、この分だとボーナスが入り次第交換することになりそうです。候補としてはミシュランのPS2 しか考えていません。当たりは柔らかいけど最後まで粘る、そんなフィーリングを期待しています。
今回気付いたことの二つ目は、私の撮影技術の未熟さです。より正確に言うなら、撮影ポイントを選ぶセンスの無さ、ということになるでしょうか。撮っている最中でも「なんか味気ない構図だなぁ」と自分で思ってしまうのです。私は動画撮影の方が得意なのですが、同じ感覚で写真を撮影しても納得できるものが生まれません。やはり普段から他人の写真をたくさん見て、良いと思える部分を研究し真似していかないと、想像力が磨かれないのでしょうね。来年も何度か旅行に行くでしょうから、そのときに悔しい思いをしないで済むように、日頃から鍛錬しておきたいと思います。
Posted at 2009/11/14 04:06:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記 | 日記

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