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2020年07月20日 イイね!

流転の果てに

流転の果てにアウディA3が納車されて、一月になりました。このブログでは一度も語っていなかったモデルですが、試乗してから購入を決断するまでは一週間もかかりませんでした。何故そのような急転直下の展開になったのか、以下備忘録代わりに記してみたいと思います。

最近のブログで述べたように、今回のニューマシン選定にあたり幾つかのモデルを俎上に上げていたのですが、まず最初に候補から外したのがフォレスター(及び全長が5mに近いモデル)でした。私は仕事の用事でもマイカーを使うのですが、田舎の狭い住宅地などを抜ける際に、ボディサイズが大きいと非常に緊張感を強いられます。色々な場所に行くときに「ここをフォレスターで走ったらどんな感じだろう」と考えつつ運転していたのですが、ある時決定的に無理な場所があったため、ミドルサイズ以上のモデルは候補から外さざるをえませんでした。フォレスターは乗り味がしっかりしつつも全てのフィーリングが穏やかな「癒し系のSUV」であったことから、自分にとって新しい境地が得られるかもと期待していたのですが、今回は残念ながら縁が無かったようです。

次に候補に残ったのはFFの各種ハッチバック群ですが、それぞれに魅力はあるものの、それぞれが決定打に欠いていると感じられました。特にシビックは、運転席からの眺めの良さや、ステアリングから伝わってくる接地感の高さ、重心の低さ、優れた直進安定性など、幾つもの美点があったのですが、内外装のデザイン及び質感にどうしても満足できませんでした。また、どんなにハンドリングが素晴らしくてもFFとしての挙動は同じであり、コーナリング時のトルクステアや、加速時にフロントのトラクションが薄くなる感覚が無くなるわけではありません。マニュアルで操作できれば、また違った楽しみ方ができるのでしょうけどね。市街地や渋滞時のことを考えると、マニュアルはやはり怖くてが手が出せませんでした。結局のところ同じFFであるならば、つい先日発売されたプジョーの新型208などこれから新しいモデルがいくらでも出てくるわけですから、シビックは保留でよいという結論になりました。

そもそも、私が車に求める第一の要素は四駆であることでした。パワーやトルクを余すことなく路面に伝え、コーナリング中でも挙動が安定していて、いつでも加速できるという特性は、四駆でしか得られないものであり、これはゴルフV・GTIに乗っていた頃からの希望でもありました。「このパワー・ボディサイズのまま四駆だったらなあ」という想いを、ずっと抱いていたのです。たとえば、アウディの次期S1が250ps・DCT・500万くらいで出てくれたら本当に理想的だったでしょう。しかし、素のA1があのような価格設定ではS1など仮に出ても予算オーバーになることは必至であり、「それなら他に何か良い候補はあるかな?」というのが今回のニューマシン選定の出発点だったわけです。

では、200ps以上・コンパクトな四駆・予算500万という条件でどんなモデルがあるのか。私が思いついたのはゴルフRやS3の認定中古車、もしくはWRX・S4でした。このうち前者に関しては、行きつけのディーラーは勿論のこと、同じ地方内の他社ですら目ぼしい在庫が無く、かといって遠い所から引っ張ってきて今のディーラーに面倒を見てもらうというのも気が引けたので、とりあえず保留にしました。次にS4ですが、これはD型が出る頃に購入直前まで話が進んだものの、諸事情により急遽家を建てることになったため、立ち消えになった経緯があります。エクステリアはいつ見ても格好良いし、コラゾンのLEDテールランプを付ければ幾分新鮮味も増すとは思うのですが、如何せん2020年現在となっては内装がかなり古臭く感じられたため、候補から外しました。また、現行インプレッサも以前試乗したときに完成度が高かったことを思い出し、今一度検討してみたのですが、パワーが少し足りないのと、それをチューニングしてくれるショップも近くになかったことから諦めました。結局、5月の中旬時点でニューマシン選定は振り出しに戻ったのです。

そんな折、ネットを閲覧していると度々A3の広告を見かけるようになりました。なんでもシグネチャーエディションという特別仕様が出たらしく、その宣伝画像を至る所で見るようになったのです。A3にもクワトロがあることはもちろん知っていましたが、あまり興味がなかったのでここ数年は全く意識の外にありました。ただ、広告で見たマイナーチェンジ後のA3は見た目がスッキリしていて良いと思えたため、試しにコンフィギュレーターで見積もってみました。すると、40TFSIクワトロスポーツに好みのオプションをあれこれ付けていった結果、諸経費込みで600万近くにもなりました。「うん、これは論外だ」と、最初は思いましたね。しかし、一応認定中古車で検索をかけてみると、すぐに見つかったではありませんか。見積もりとほぼ同じ内容で登録後1年以内、走行距離5千キロ以内、諸経費込みで400万くらいの個体が。しかも、高速で1時間ほどの同じ県内のディーラーで・・・。あまりに条件が整いすぎていたので多少訝りもしましたが、とりあえずどんなものかと試乗を申し込んでみました。以上がA3に流れ着いた経緯でした。

ちょっと長くなってきたので一度区切って、次回はA3に決めた理由を具体的に書いてみたいと思います。
Posted at 2020/07/20 03:23:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記

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