2007年10月02日
遂に新型スカイラインクーペの販売が開始されました。333psというハイスペックもさることながら、このミニバン全盛の日本で正統派の大型クーペを手抜きすることなく製造し販売してくれることに感謝を示したいと思います。販売台数はあまり伸びないでしょうが、こういうモデルがラインナップに一つあるというだけでも、私は日産を評価したいですね。あとは、トヨタがスープラの後継を、マツダがRX-7の後継を、ホンダがNSXの後継を用意してくれれば、90年代前半のスポーツカー・GTカーに関連する熱気が再び蘇るかもしれません。また、これを機会にかつてのハチロクやCR-X・シルビアのような小型のスポーティカーまでもが造られるようになれば、これ以上の喜びはないでしょう。自分も含めて、皆が気軽にスポーツカーを選べる・楽しめる、そんな時代がもう一度来ると有難いですね。
今回の新型スカイラインクーペに関して、日産にはもう一つ期待したいことがあります。それは、販売成績の如何に関わらずこのモデルを改良し続けてほしいということです。予算の振り分けを考えると、売れにくい高額クーペにコストをかけられないことはわかるのですが、造りっぱなしでは市場の拡大はおろか、こういうモデルに期待している顧客まで逃してしまうことにもなりかねません。数年おきのマイナーチェンジではなく小まめに年次改良を施し、ミニバンからの乗り換え組にも「不便だけどイイ」と思わせるくらい、品質・性能の向上に継続して努めていただきたいですね。
Posted at 2007/10/05 17:22:42 | |
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車 | 日記
2007年10月01日
時間が経つにつれ、世の中にはどんどん魅力的な車が増えていってるわけですが、それらを差し置いて、私が最も心待ちにしているのが次期シロッコの登場です。ただし、このモデルに関しては去年のパリサロン以来公式のアナウンスが一切無く、最近のYOUTUBEなどでロードテストの風景を覗き見ることができるだけとなっています。果たして開発は順調に進んでいるのか、あの「IROC」のフォルムはどこまで再現されるのか…。少しでも良いから、何らかの情報がほしいところです。
私が次期シロッコに大きな期待を寄せるのは、一つに我が白兎との比較があります。私は現行のゴルフGTIに対して特に不満は無いのですが、唯一どうしても気になるのがルーフの高さです。ゴルフというワールドワイドなファミリーカーにとってそれは広大な頭上空間の確保のために必要だといえるでしょう。しかし、スポーツカーとして見た場合、室内のタイトな雰囲気が薄れるという点と、重心が上がるという点において、ルーフの位置が高いことはあまり良い方向に作用しません。少なくとも私は、車との一体感が得られるくらいの適度にタイトな室内と、より地面に近い車高の方が落ち着くのです。ゴルフよりもスポーティであるというコンセプトから判断すると、次期シロッコの全高が出来る限り抑えられることは間違いありません(YOUTUBEの動画からも、それは確認できます)。今のGTIより単純に背が低いだけのモデル…。それが、私の次期シロッコに対するイメージだったりします。
ちなみに、次期シロッコに関して完全な希望を示すと以下のようになります。
●全長4.5m以下、全幅1.8m以下、全高1.4m以下
●自然吸気V型6気筒エンジン搭載(250ps以上の出力)
●4モーション・7段DSG・ブレンボ製ブレーキの装備
●それでいて、お値段がなんと500万以下!!
……駄目ですかね?
Posted at 2007/10/06 00:29:15 | |
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車 | 日記
2007年09月26日
先日、古い友人から一通のメールが届きました。内容は先ほど公開されたエヴァンゲリオンの新作劇場版に関するもので、「懐かしいから見てみろ」とのお薦めがしてありました。実を言うと私はこの作品を本放送終了後も定期的に観賞していて、2年ほど前にも全話通して見ていたので、新作の劇場版が公開されることを知ってもあまり懐かしさを覚えなかったのです。なので、本当は今回もDVD化されるのを待つつもりだったのですが、突然のメールが入ったことから話の種になるかと思って、本日映画館へ行ってみたのでした。
実際に見た感想を述べるなら、「よく出来ている」と言えるでしょう。あまり期待していなかっただけに、これは嬉しい誤算でもありました。どこが良かったかというと、一つ目は本放送の雰囲気に忠実であるという点です。名場面はなるべく本放送と同じに、逆に繋ぎのシーンには修正を入れるという手法は的確であり、敢えて言うなら「DEATH AND REVERSE」は本来こうあるべきではなかったのかとさえ思えます(まあ、あれはあれで興味深い作品でしたけど…)。また、もう一つ評価したいのは、細部の設定・書き込みが緻密で素晴らしく、「さすがGAINAX」と納得させられるクオリティをしっかり表現できていることです。特にヤシマ作戦における作業風景の描写は凄まじく、「アニメ的なリアルさ」を追求することに成功していると思います。こういう映像を見ると、VFX満載のハリウッド映画よりも、やはり日本のアニメのほうが上だと実感してしまいますね。映像全体の色合いがセル画的質感を保っていることも、個人的には評価したいところです。昨今のデジタル化された作品はやたらテカテカ・チラチラする色合いのものが多く、見ていて辟易させられるのですが、今回のエヴァではそういう場面が殆どありませんでした。古いアニメ好きとしては、このセル画的質感は大事にしていただきたいものです。
反対に気になった点も少しあります。まずは細部の意匠やBGMに統一性がないという点です。たとえばNERVのマークですが、作品中では2種類あって、どちらにどういう意味があるのかよくわかりません。BGMも旧来のものと新しいものが混在していて、「おお、来た来た!」と盛り上がることもあれば、「あれ?何か違うぞ」と違和感を覚えることもあります(初号機が初めて出撃するシーンにおいて、本放送では「A STEP FORWARD INTO TERROR」が流れるのですが、今回の劇場版ではそのアレンジともいえるようなBGMが流れます。そのとき私は「映像だけじゃなくてBGMも変えたんだな」と思ったのですが、別のシーンでは普通に「A STEP ~」が流れたりします。統一性がないとは、つまりこういうことです)。新しい要素を持ち込みたいという気持ちはわかりますが、であればもう少し割り切ってやってくれれば良いのに、というのが正直な感想です。また、作品全体のリズム・テンポが一定だったことも気になった点の一つです。最初から最後まで一本調子(ハイペース)で、特に山場と言える箇所がありませんでした。これは、「序」というタイトルが示している通り本放送前半部の単なるリファイン版であって、次回作のための導入部にすぎない、ということであれば納得がいきます。本放送の場合は放送事故すれすれの「間」(画像が止まった状態)というのも一つの魅力でしたが、総集編的作品にそのリズムの緩急を求めるのは難しいですからね。むしろ、一分一秒を無駄にせず映像を詰め込んだ今回の手法の方が正解だと言えるでしょう。いずれにせよ、気になった点は幾つかあったものの、私にしてみれば総じて不満のない内容でした。
もっとも、「不満がない」だけではこんな長文を書く必要も無いでしょう。今回の収穫は、この「序」自体よりも、次の「破」が面白そうだとわかった(予告は充分に期待させるものだった)ことにあります。「陰鬱なエヴァンゲリオン」は、もうやり尽くしたはずです。次回の「破」が、従来のGAINAX作品らしく陽気で爽快な物語になることを、切に望みたいですね。
Posted at 2007/09/26 23:02:20 | |
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趣味 | 日記
2007年09月21日
BMW・6シリーズ(E24)
Posted at 2007/09/21 15:18:53 | |
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2007年09月21日

マツダ・ユーノスコスモ
Posted at 2007/09/21 15:16:28 | |
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車 | 日記