「つまらない大人に、なっていないだろうか?」
これは、三菱自動車が2000年代初頭に「Haert-Beat MOTORS」と言う企業スローガンを掲げてた頃に放映されたCFの中のキャッチコピーです。
30代半ば~40代の、それなりに稼ぎがあって生活も安定してて、可愛い奥さんと子供もいて、所謂「勝ち組」にいるであろうサラリーマンが、土曜日か日曜日の早朝、自宅のガレージに停まるランエボGT-Aを観て、ふと想いに更けながら「今、走らなければ、一生、走れない。そんな気がした。」とランエボの運転席に乗り込み、ガレージから走り出すという内容のCFで、BGMは、かのエリック・クラプトンも在籍していたバンド、デレク・アンド・ザ・ドミノスの大名曲「レイラ」。
仕事も生活も落ち着き、日々の生活に追われて、何時しか、若い頃に抱いてた情熱とか憧れ、追い求めようとしてた理想を忘れかけつつある今の自分に喝を入れるべく、自問自答しようとする姿が、当時、このCFを観てたサラリーマンや、就職氷河期を過ごして、しんどい想いをしてた私自身にも深く、心に刺さりました。
あれから四半世紀が過ぎ、三菱がこのほど、あのパジェロを7年ぶりに復活させ、ワールドプレミアでは国内外のメディアも多数集まり、全世界からも注目されてますね。
九州の片田舎で燻ってた10代の頃、TVで流れた「パリ・ダカールラリー」でのパジェロの活躍や、「WRC」でのランエボの活躍に心を奪われ、そこから三菱車に憧れて「俺は車の免許取ったら、いつかは自分の稼ぎで三菱車を買う!」そんな小さな目標を持ち、その後、就職氷河期で中々、仕事が見つからず、非正規やバイトでつないで、その後、正社員になるも中々、うまく行かず、転職をしまくって、女性にも縁遠い人生、結婚なんてとんでもない、そんなしんどい人生、家族の問題とかで両親と共に引っ越したり、自分自身もここでは言えないような目に遭ったりしたり、そんなハードでタフな人生を送ってきた20~30代前半でした。
その後、以前、バイトから契約社員で働いてた今の会社に拾って貰って、パート→準社員を経て、正社員登用試験を受けて社員になって11年になり、その間、ekワゴン→ミラージュ→パジェロミニ→ミラージュ→アウトランダー→そして今の相棒ことエクリプスクロスPHEVと乗り継ぎ、人生の傍らに、いつも三菱車が居ました。
その間、弟家族も出来たり、彼らや両親との時間にも、三菱車が居て、仕事や人生で悩み苦しんだ時期も(今も仕事や人生の悩みは相変わらずだけども)、歴代の愛車が日々を寄り添い、しんどい時期も乗り切った。
そうした日々の中で、人生と共に歴史を作り、歩んできた、大げさかもしれんけど、そう言い切れる存在です。
とあるSNSで「ガレージに三菱マークのクルマがあることが云々」とか言うリプをUPしてる人がいたけど、個人的には自分の家の車庫に好きなクルマがある事に安心するし、メーカーとかブランド云々で図るものではないよと言いたいし、金額とかでマウント取ったりするものでもないよとも言いたい。
その辺はクルマ好きの方ならきっとお判りいただけると思うんですよ。
心底、好きで買って、好きなクルマに乗り続けることって、実はすごく尊いことだし、今でいう「推し活」じゃないけども、好きなものに触れることで、ある意味自分を磨かれるし、仕事や人生のしんどいことをホンの一瞬ではあるだろうけども、好きなクルマを走らせる時間、ドライブでいろんなところに行ったり、自然や四季の移ろいに感動したり、美味しいものを食べに行ったり、日々の通勤の時間で気持ちを整えることで、ある意味、自分と向き合う時間を持てる。そんな時間を持てるのがクルマの凄いところだと言えます。
そうした日々を過ごしていくことで、人生にほんの少しではあるけれども、彩りや人生の幅を拡げてくれるのではないかと思うし、いろんな出会いをくれたりもする。
自分が好きなメーカー、クルマに惚れ込み、推しつづけることは大事だし、それはどのメーカー、どのクルマでも言えるし、そうした中から新しい出会いや、発見が生まれれば、最高だと思います。
今の愛車エクリプスクロスPHEVは、昨年、最初の車検を通し、定期点検を受けて、まだまだ頑張っています。新型パジェロや、その弟分的なモデルの存在も気になるけど、引き続き乗り続けたいなと思った次第です。
Posted at 2026/09/12 17:34:09 | |
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