2016年01月13日
SMAP解散に思う。~残るも地獄?留まるも地獄?~
今日は、この話題で持ちきりでしたね。
皆さんもご存知でしょうが、国民的アイドルユニット・SMAPが、事実上の解散となることが、報道され、午後に、ジャニーズ事務所からの報道各社に送られた公式プレスリリースでも、メンバーの解散についての交渉・協議に入ったとの報道がありました。解散の時期は未定としていますが、一部報道では今年中ではないかとの見方が大勢を占めています。
私は、今朝、起きて、スマホのアラームを止めて、スマホ画面を見た瞬間、このニュースを知り、驚きました。
なんと、NHKニュースでも大きく報じられたみたいで、各局のワイドショーでもトップ扱いだったみたいです。
日刊スポーツのスクープだったらしいですが、報道によると、SMAPのメンバーを結成当初から支え、日本随一の人気アイドルユニットに育て上げた、ジャニーズ事務所のチーフマネージャーの女性とジャニーズ事務所の社長の女性とその娘との間の確執に端を発しており、その内紛にSMAPが巻き込まれた形になり、その後、双方が弁護士を建てる事態になり、その結果、マネージャーの女性は、ジャニーズの連結子会社の取締役を退任し、近くジャニーズを退職することになり、それに伴うグループ内の分裂の末に中居クン、慎吾、剛、吾郎ちゃんがチーフマネージャーとともに独立することに。
そして、最後まで決断を保留していたキムタクは、昨年末に決断し、チーフマネージャーの恩義を認めたうえで「僕が今日まであるのは事務所のおかげ。だからこそ、裏切れない。」として、ジャニーズ残留を決断。
これにより、SMAPは、結成29年、メジャーデビュー25年の今年を節目に、事実上、解散となる方向になったのだそうです。
私は、特にファンじゃなかったが、リアルタイムに彼らの活躍を知り、彼らのドラマを見て育った世代としては、何か、一つの時代の終わりを痛感するとともに、こうした形での解散に関しては、いくらマネージャーと事務所の経営陣との軋轢と権力抗争のあおりだったとは言えども、一時代を築き、今なおトップに君臨している国民的スーパーアイドルの最後にしては、なんとも寂しいものを感じました。
となると、独立した側と、残留した側のステータスはどうか?
よく、一部上場の大企業の営業成績トップを守り続けている凄腕営業マンが、独立したもののなかなか結果が出せずにダメになるって話を良く聞きますが、転職、あるいは独立した人が、今までと同様の仕事、収入、ステータス、生活が保障されてるかというと、それは厳しいのではというのが実情でしょう。
なぜなら、これまで仕事が出来たのは、所属している会社の大きさもあるだろうが、そこに居る人たちが陰日なたとなり動いてきたからこそ、仕事をやりやすい環境を整えてきたからこそだからで、そこに個々人の努力、資質、経験つまり「自分の持ってるもので勝負する」ものが加わって、初めてパフォーマンスが発揮されるからです。
それは、昔も今も、変わらない事実でしょう。
「最後は人のつながりがものをいう」とは、よく言ったものです。
翻って、残留する道を選んだ人。
まあ、勝手知ったると言うか、慣れた場所で仕事をして、コンスタントに毎月お金を稼げるし、当座の生活も見通せるし、何より「どこどこ所属の誰々」と言うステータス、肩書きは守られるし、そうした意味では安泰でしょう。
ただ、残ったことである意味針の筵状態になりうるし、辞めた同僚との関係性も大きく変わるし、何より、残留したことで、上からも下からも周りからもより厳しい目で見られると言う覚悟はしないといけなくなる可能性もありますね。
私も、何度か転職した経験から言うつもりはないが、転職・独立するも、会社に残るもそれ相応のリスクとゲインがあり、「去るも地獄。留まるも地獄。」と言うことでしょうね。
SMAPの解散報道に、そんなことを考えてしまいました。
皆さんは、どう考えますか?
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Posted at
2016/01/13 22:04:51
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