ここ最近、高齢ドライバーによる、交通死傷事故が後を絶ちませんね。
東京・池袋、名古屋、大阪・・・・そして、先週、我が福岡の早良街道で、80歳の男性の運転するミニバン(エスティマ)が猛スピードで逆走し、数台のクルマと接触し、雑居ビル1Fの不動産会社に突っ込み、運転してた80歳の老人とその妻が亡くなり、多くの怪我人が出るという、痛ましい事故が起きました。
ここ最近のこのニュースを観ていて、正直、人ごとではないと感じたし、いずれはそうなるかもと言う危機感を持って運転せねばと再確認した次第です。
我が家は、父が今年70歳、母が66歳ですが、クルマの免許を2人とも持ってます。
両親は、75歳になったら免許を返納する、と言っています。
私たちは、昔はそれこそ、クルマがないと厳しい地域に住んでて、それこそ80過ぎのおじいちゃんとかおばあさんが軽トラやクルマを走らせてたり、中にはかなりボコボコにしながら乗ってる人もいたような地域に住んでました。
訳あって、今のところに越してきたんですが、幸いなことにバスや電車も充実した地域に住んでて、まあ、仕事や買い物でクルマを使う必要はあるけど、定年退職を機に、昔に比べて、両親がクルマで移動することは減ったように思います。
そうした流れから、体力や判断力が鈍ってるのを感じ始めてて、取り返しの付かないことになる前に、免許を返納しようと考えてるようです。
私は職場が遠いのでクルマを使いますが、通勤時に、所謂高齢者ドライバーの運転でヒヤリハットすることも多く、幹線道路でスピードを出してないドライバーを良く見かけます。
あと、昔ですが、亡き祖母をかかりつけの医者に連れて行った帰り、左右確認して左折したら、数10メートル離れて走ってた軽が急スピードで近づき、煽ってきて、そこに乗ってた爺さん(かなり柄が悪かった)が信号待ちの交差点で降りてきて、窓ガラスを叩いて脅しを掛けてきたので、咄嗟に携帯で110番通報するポーズを取ったら、猛スピードで逃げていき、怖い目に遭ったものです。
すべての高齢ドライバーがそうだとは言いたくないけど、そうしたリスクと隣り合わせにしている現実を忘れてはならないと思い、ハンドルを握っています。
ここ最近の、高齢者の事故を観ると、運転してた高齢者はこれまで大きな事故はなく、それこそ無事故無違反でやってきた人が事故を起こしてるパターンが多いですね。
その前兆として、これまでぶつけたり、クルマを傷つけなかったのが、最近になってぶつけたり、擦ったリが増えて、ブレーキのタイミングが遅かったり、幹線道路でスピードが上がり気味にとか言うことも多く、ぶつかったときに「ブレーキを掛けたが停まらなかった」とか言うケースも少なくないと言います。(事実、ウチの父親も、接触事故を起こしたときに、ブレーキのタイミングが遅れたみたいです。)
そうした予兆が出たときが、免許返納の決め時なのかなと、個人的には思うんですね。
私たちも含めて、運転とクルマ、人との向き合い方を再確認しないと行けないと実感した出来事でした。
皆さんは、どう考えますか?
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Posted at
2019/06/09 08:41:32