この記事は、
御冥福を御祈りしましょう。について書いています。
昨日、仕事から帰って、TVを付けたら、松方弘樹さん他界の訃報が流れてました。
俳優・松方弘樹さん(74)が、脳リンパ種で21日に亡くなりました。

(毎日新聞 24日朝刊社会面より)
松方さんは、有る世代から上の方々は、映画「仁義なき戦い」などの東映実録ヤクザ映画シリーズの若頭役のイメージが強いようですが、私たち世代は、やはり、日テレ系の
「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」で、彼の存在を知りました。
私たち世代は、おそらく「元気が出るテレビ!!」で、松方さんとのファーストコンタクトを果たした人も多いと思います。
強面だが、笑顔を見せたときの茶目っ気溢れるキャラクターで、一気にバラエティーに浸透した時のインパクトは強烈でした。
今でこそ、俳優さんがバラェテイに出ることは珍しくないけど、大物俳優になってた松方さんが「元気が出るテレビ!!」に出たことで、以降のTVの番組作りに影響を与えたともいえます。
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「ダンス甲子園」「勇気を出して初めての告白」「幸せの黄色いハンカチ」「合格して東大に行こうね会」などで見せる、どこかわが子わが娘を見守るような、優しいまなざしが印象的でした。
あとはテレ朝で10年近く放送された
「名奉行遠山の金さん」の、粋でいなせな正義感溢れる
金さん役、日テレ系の
「刑事貴族」シリーズでの、個性とガッツ溢れる警視庁代官署の刑事たちを厳しくも優しく見守り、いざという時に矢面に立つ一面を持った
宮本課長役、同じく
日テレ系「はだかの刑事」の生まれ育った東京下町・隅田川エリアの警視庁隅田川警察署の人情味溢れる愛されるキャラクターながら、過去の事件でどこか影を抱えている
初老の刑事・矢口万作役、さらにはTBS系の人気ドラマシリーズ
「HOTEL~ホテル~」での、高級ホテルで起こる事件を、沈着冷静に判断し、スタッフみんなで解決していくように導きながら、高島雅伸さん扮する新米ホテルマン・赤川一平や若手ホテルマンたちの成長を見守るプラトンホテル東京の
東堂支配人役のイメージが絶大でした。
男が憧れる、リーダー、親分肌を体現してましたね。
同時に、人間的に魅力のあふれるキャラクターも持ち合わせていましたね。
太公望としても知られ、カジキマグロなどの大物を釣り上げたり、私生活でもいろいろありましたが、古きよき大物スターの風格を放ち続けました。
リアルタイムで「元気が出るテレビ」「名奉行遠山の金さん」「刑事貴族」「HOTEL~ホテル~」「はだかの刑事」を観て来た世代としては、何とも寂しいです。
ここ数年は、脳梗塞を頻発するなど、健康面のニュースが報じられてただけに、何ともいえない心境です。
また一人、名優・大スターが天に召されました。
謹んでご冥福をお祈りします。
Posted at 2017/01/24 20:19:22 | |
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