2015年07月04日
インテグラが来て半年経ったGWに、九州までクルマで帰省してみることにした。年三回の帰省は楽しみだったけど公共交通機関で帰るのは面倒に思っていた。ナビとかケイタイとかない時代だったし、一冊の全国マップだけを頼りに行路を想像しとても緊張していたことを覚えている。往復の交通費は、高速料金とガソリン代だけで七万円を越える。独りでの移動と考えると、効率も費用も労力も無駄ばかりで、何でそんなことしたいかというと、インテグラを親父に一度は、見せてあげたかったからだ。距離はざっと片道千三百キロの道程かくらいの感覚しかなかった。栃木の部屋を出たのは夜の10時、都内の渋滞を避けるためだ。北関東道がない時代だったので、東北道の最寄りの栃木ICを目指して夜中の森の中を抜けて行った。東北道を南下し川口から外環道を経由し首都高池袋線から中央道に入った。中央道は初めて走って見たが、夜中なのにクルマが多いこと、皆の運転が優しいことに少し驚きながら西に向かってひた走る。
つづく
Posted at 2015/07/04 08:45:54 | |
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